
こんにちは「ゲームソムリエ」SUKESANです。
コロナ渦の中、なかなか遊園地にも行きにくい日々が続いています。開園する施設も増えてきましたが、「ちょっと気持ちが乗らない」「行こうか悩んでいるけど…」と悩む方も多いのではないでしょうか?
僕も大好きで可能であればすぐにでも行きたいのですが、子供もまだ小さく、妻と様子を見ながら検討中という状況です。
しかし、自宅で遊園地!しかもみんな大好きな『ディズニーランド』が楽しめるNES(海外のファミコン)ソフトが存在するのです!

それがこちら!タイトルは『Disney's Adventures in the Magic Kingdom』。1990年に発売されました。日本未発売ではありますが、これがなかなかに素晴らしい完成度!
制作は当時からアクションゲームに定評のあるカプコンが担当。なんとなく、『ロックマン』や『魔界村』な雰囲気がどこぞに漂っています。

一応ストーリーもありまして、ディズニーランドの中に散らばっている6つの鍵を全て集め、パーク中央に位置するシンデレラ城の扉を開けるというもの。
おそらくは本場カリフォルニアのディズニーランドを軸に作ってあるように見えます。とはいえ、基本的に世界中、どこのディズニーランドも各アトラクションの配置は似ていますので、日本のランド内を回っている様な感覚で遊ぶことができます。

それでは夢の世界へ入園していきましょう!
6つの鍵はそれぞれのアトラクションをクリアする毎に手に入り、どのアトラクションからプレイしても問題ありません。

まずは、「スペースマウンテン」に乗ってみましょう。

『スターラスター』のような、擬似3Dシューティングのように見えますが、実はいわゆる旗揚げゲームです。示された方向やボタンを正確に押していく、反射神経が求められます。

次は筆者が個人的に大好きな「カリブの海賊」です。
前述した通り、『魔界村』と言いますか、カプコンっぽい雰囲気がありますよね?よくできたアクションになっています。が、難易度はなかなかのもので、子供向けとはいえないかも…。

続いては、西部開拓時代の廃鉱を鉱山列車で猛スピードで駆け走り抜ける「ビッグサンダー・マウンテン」です。

このゲーム、画面下にスクロールしていくという珍しいものでして、線路を頭に記憶しておかないとあっという間にゲームオーバーになります。

そして、999匹の幽霊が次々に訪れたものを驚かせてくれる「ホーンテッドマンション」です。こちらも完成度の高いアクションで、やっぱり良い意味で『魔界村』テイストが凄い!

お次は、日本のディズニーランドでは2016年に惜しまれつつも終了となってしまった「グランドサーキット・レースウェイ」。こちらはスピード感のあるレースゲームになっていまして、ライバルカーを避けながら一位を目指します。
以上で5つの鍵をゲットできるわけですが、あと1つ足りません。実は最後の鍵は、パーク内に時折現れる人物と出会い、クイズに正解することでゲットできるのです。いくつか問題を掲載しますので、挑戦してみてください。




この作品、5つのミニゲームの完成度が高く、BGMもディズニーファンなら感動してしまうような曲が満載。
海外ファミコン(NES)の作品ですので、なかなか今から手に入れることは難しいかもしれませんが、この記事で少しでも、実際にパーク内を回っている様な気持ちになっていだけていたら嬉しいです。
ゲームソムリエSUKESANより
現在私SUKESANは普段はとっても真面目な広告動画クリエイター等をやっているのですが、なぜか現在、色々な意味で話題のTKO木下さんと彼のYouTubeチャンネル内において、ゲームコンテンツに出演、ディレクションをしております。よろしければご覧ください。
■著者紹介:SUKESAN

元ファミ通の編集者、現在はCM、番組ディレクター・プロデューサーとして活動中。新垣結衣をはじめ、アイドルやタレントのピアノ・歌の講師でもある。
《SUKESAN》