
こんにちはSUKESANです。
いつもは「海外のファミコン NESの不思議な世界」を連載させていただいておりますが、今回は「マリオ35周年」ということもありまして、きっと誰もが一度は夢見た初代『スーパーマリオブラザーズ』1-1ステージにおける、ゴールのポールを超えるジャンプ方法をお伝えいたします。
普通のBダッシュジャンプではポールを超えることが物理的にできず、頂点の5,000点を取るのが限界です。しかし!この方法を使うと、ポールを悠々と超えてしまうことができるのです。
今から紹介いたしますポール超え技は、初代ファミコン版のほか、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」「Nintendo Switch Online」それぞれの『スーパーマリオブラザーズ』でも可能でした(なお、海外版の同作品では後述する理由で成功できず)。
さて、それではやり方に入っていきます。

まずは普通にプレイを開始します。そして、この位置まで進んでください。

クリボー2匹が通り過ぎた後に、ノコノコ1匹が右から歩いてくるのですが、このノコノコがこの技の大きなキーポイントとなります。

ゆっくりと焦らずにスクロールさせて、左端にマリオが「落ちる、でも開きすぎない」くらいの隙間を作ります。そしてノコノコが歩いてくるのを待ちます。
緑のノコノコはそのまま放っておくと溝に落ちてしまいますよね。ですが、それをさせないようにするのです。

ノコノコが落ちると同時くらいにジャンプし、写真の位置くらいでノコノコを空中で踏みます。

これ、かなりタイミングがシビアです。ニンテンドースイッチであれば、巻き戻り機能が使えて便利かも。繰り返し挑戦してみてください。
また、踏んでマリオが溝に落ちてしまうと失敗。踏んだ瞬間に右を入れておくとマリオだけ復帰できます。

成功すると、地中?にノコノコが引っかかります。そして、しばらくするとノコノコは復活し、なんとそのままそのまま地中を歩いていくのです。時々ノコノコは復活後、左に消えていくこともあります。その場合はやり直しです…(成功できなかった海外版は、30回ほど繰り返してもノコノコが左に行ってしまいました)。

右に向かって地中を歩き出したノコノコ。マリオが先に行き過ぎて画面から消してしまっても失敗となるので、まるで一緒に散歩でもしているかのように、慎重に進めましょう。もちろん、道中の敵にも要注意。
さて、ここからが見せ場です。いつものように5,000点頂点ジャンプをする準備を整え、地中のノコノコの位置がこの辺りにきたら、Bダッシュジャンプ!すると、マリオは上部画面外で地中のノコノコを踏んだ判定になり、更に上へジャンプ(実際には見えませんが)!


これでどうしても超えることができなかったポールを超えることができます。僕らの長年の夢が叶ったのです!

ちなみに、先へ進んでも何も存在せず、タイムオーバーを待つだけとなります…。

すでにご存知の方ももちろんいらっしゃったと思うのですが、それでも尚、なかなかに衝撃的な裏技。難易度は高いですが是非挑戦してみてください。
お読みいただきありがとうございました。
SUKESANでした。
ちなみに、現在私SUKESANは普段はとっても真面目な広告動画クリエイター等をやっているのですが、なぜか現在、色々な意味で話題のTKO木下さんと彼のYouTubeチャンネル内において、ゲームコンテンツに出演、ディレクションをしております。よろしければご覧ください。
今回は初代『ファミリースタジアム』で僕とTKO木下さんが対戦!
■著者紹介:SUKESAN

元ファミ通の編集者、現在はCM、番組ディレクター・プロデューサーとして活動中。新垣結衣をはじめ、アイドルやタレントのピアノ・歌の講師でもある。
《SUKESAN》