【10月5日17時追記】
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名作アクションゲームの最新作『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』が、本日10月2日にPS4/Xbox One向けに発売されました。
初代プレイステーションにて展開していた3作品の正式な続編として、22年ぶりの登場となる本作。さっそく、ゲーム序盤のプレイレポをお届けします。「昔遊んでいたので興味はあるけど、購入するか迷っているなあ......」という方は、是非ご覧ください!
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遊びやすく進化した『クラッシュ・バンディクー』最新作!
本作の第一印象をシンプルに表現すると、“めちゃくちゃ楽しい!”の一言。
遊び心あるステージや、キャラ同士のコミカルな掛け合いは健在で、PS版初期3部作の風味をしっかりと受け継いでいます。とはいえ、ただ昔をなぞっているだけではなく、現代のニーズを取り入れながら幅広く遊べるようになっているのも大きな魅力でした。
本作では「モダン」と「レトロ」 という、2つのモードが選択可能。レトロはクラッシュのライフ(残機)がゼロになるとゲームオーバーになる、従来の遊び方です。対してモダンはライフ自体が存在せず、何度やられても直前のチェックポイントに戻るだけ!ゲームオーバーを気にせずに、好きなだけ挑戦できる親切設計なのです。

「せっかく苦労してステージ終盤までいったのに、また最初からやり直しだよ~」という悲劇を味わわなくて済むので、アクションゲームにちょっと自信が無い方やPS版を最後までクリアできず挫折した方は、モダンを選んでみることをおすすめします。
もっとストレスなく遊びたい場合には、オプション機能でカゲを濃くすることもできます。これはキャラクターがジャンプしたときの足元の影が、黄色い〇マークへと切り替えられる便利な機能。

『クラッシュ・バンディクー』といえば“奥行き”を活かした3D表現が特徴。それゆえジャンプ時の前後の距離感がつかみにくく、着地点を間違えて穴やトラップに落ちることも珍しくありませんでしたが、このオプション機能を使えばその失敗を極力減らすことができるため、あわせて活用するとよりノンストレスに冒険が楽しめることでしょう。

他にも前作までの煩わしい部分がいくつか解消されており、特に嬉しかったのは、リンゴの収集が手軽になったこと。
今までは箱を壊したときにリンゴに触らないとゲットできませんでしたが、今回は箱を壊したら即吸収されます。さらに、スピンアタックでリンゴを吹き飛ばしてしまっても、ちゃんと取得したものとしてカウントされるようになったため、よりスピーディで効率の良いプレイングが可能となりました。
このように本作は、“遊びやすさ”がグンと増しています。だからといって「ヌルゲー」とは決して言えません。初期のPS版同様かなり歯ごたえがあり、殺意に満ちたトラップや、いやらしい場所で待ち構える雑魚敵など、まさに「クラッシュ、万事休す」なステージ構成がプレイヤーを待っています。だからこそ、そこを乗り越えた瞬間がたまらないのですけども!
不思議なマスクの能力でステージを攻略!グラインドで滑れば気分も爽快
発売前にアップされたトレーラー映像では、時をスローにさせる演出などが印象的でした。これは「クオンタムマスク」と呼ばれるアイテムの力によるもので、本作では4つの“マスク”を使って様々な特殊効果を発動することができます。

ゲーム序盤で最初に入手できる“マスク”が「ラニ・ロリ」。これを被った状態でR2と△ボタンを押すと(PS4)、ステージ上のギミックを出現させたり、透明にさせたりできます。一見ただの便利アイテムのようですが、筆者がプレイしたステージにおいてはこの力を発動させないと先へ進むことができなかったため、使用するのが前提のアイテムと言えるでしょう。


本作のステージにはプレイヤーを飽きさせない工夫が随所に散りばめられていて、その中でも印象的なのがレールグラインドでしょう。

レールをひたすら滑走するという、至ってシンプルなものですがこれが予想以上に楽しい!滑りながらリンゴをゲットしたり、障害物を回避し隣のレールに飛び移ったりと、手に汗握ります。
おそらくPS版におけるイノシシやプーラで駆け抜けるコースが、新作ではこのような形で表現されたのかもしれません(まだ序盤しか遊んでいないため、今後もっと似たステージが出てくることも考えられますが)。いずれにせよ爽快感が抜群で、例えばこれだけを遊べるミニゲームなんかが実装されたら、何時間も続けていられそうです。

様々なプレイアブルキャラが揃い踏み!
初期3部作のPS4リマスター版『クラッシュ・バンディクー ブッとび!3段もり』では、クラッシュの妹"ココ"がプレイアブルキャラとなっていました。本作においても序盤から彼女で、ゲームを進めることができます。

スピンアタックやボディプレスといった基本的なアクションコマンドはクラッシュと同じなので、プレイヤーによってはココで全編遊びたいという方もいることでしょう。筆者もステージによってココとクラッシュを入れ替えながらプレイしていました。


他にも、女性冒険家「タウナ」がプレイアブルキャラとして参戦します。彼女の特徴はR2ボタンで繰り出されるフックショット。遠くの敵を攻撃したり、箱を壊したり、壁に引っ掛けて自分を吸い寄せたりと、クラッシュやココとは一味違う操作感が持ち味。


それ以外にも、「ネオ・コルテックス」や「ディンゴダイル」といったシリーズの敵キャラも操作できることが明かされています。どんなアクションを見せてくれるのか、考えただけでもワクワクしますね。
新旧の良いところがギュッと詰まった進化作品!

『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』は、シリーズの正式な続編という名目にふさわしい出来栄えだと思います。まだゲームをクリアしていないので断言はできませんが、個人的に1番好きな作品になるかも…そんな嬉しい予感すらあります。
初期3部作をリスペクトしつつも、時代に合わせて様々なプレイスタイルを選べるようになった本作。より多くの人々の心をガッチリとつかむ、名作となるのは間違いないでしょう。
PS4版のDLコードを5名様にプレゼント
『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』発売を記念して、5名の方にPS4版のDLコードをプレゼントします!
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あの「クラッシュ」にまた会える喜び!ノリノリになって帰ってきた新作『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』プレイレポhttps://t.co/y6saYqvJ2I
— インサイドさん (@INSIDEjp) October 2, 2020