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『ピクミン』って実際どんなゲームなの? 最新作『ピクミン3 デラックス』の体験版プレイレポを通して、そのゲーム性を紹介!

ピクミンの名前は知っているけど、どんなゲームかは知らない…そんな方に向けて、ピクミンのゲーム性を紹介します。

任天堂 Nintendo Switch
『ピクミン』って実際どんなゲームなの? 最新作『ピクミン3 デラックス』の体験版プレイレポを通して、そのゲーム性を紹介!
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10月30日に発売を控えるニンテンドースイッチ対応ソフト『ピクミン3 デラックス』の無料体験版が配信中です。

任天堂を代表する作品の1つとして、2001年から展開されている『ピクミン』シリーズですが、移植やスピンオフを除いた前作『ピクミン3』が発売されたのは2013年……今から7年も前です。

任天堂のオールスターゲーム最新作『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にも、「ピクミン&オリマー」でファイターとして参戦しているため、「ピクミンの名前は知っているけど、どんなゲームかは知らない」という方も多いでしょう。

そんな方に向けて本記事では、『ピクミン3 デラックス』無料体験版のプレイインプレッションを通して、『ピクミン』シリーズがどんなゲームなのかを紹介します。

『ピクミン』シリーズとは



『ピクミン』シリーズの主な目的は、本作のタイトルにもなっている謎の生物「ピクミン」の力を借りて、未知の惑星を探索することです。『ピクミン3 デラックス』では、食料危機を迎えたコッパイ星を救うために、3人の探索家が食料資源を発見すべく、ピクミンたちの住む「惑星PNF-404」を探索するというストーリーが展開されます。

体験版では、ストーリーモードの序盤を丸ごとプレイできました。「惑星PNF-404」に着陸寸前でアクシデントが起こり、散り散りで惑星へ降り立つこととなる主人公たち……そんな危機的状況で出会う存在がピクミンです。



ピクミンの力を借りれば、障害物を壊して今まで進めなかった道を通れるようにしたり、襲い掛かってくる原生生物に対処できたりと、探索の幅が大きく広がります。ストーリー序盤でも、出会ったピクミンの力を借りて、行く手を阻む巨大キノコを突破。さっそくピクミンが頼もしさを見せてくれました。


主目的の食料資源を発見した際にも、それを解析する宇宙船まで運ぶにはピクミンの力が必要になります。このように『ピクミン』シリーズは、何をするにしてもピクミンとの協力が大切なのです。

体験版を通して『ピクミン』の特徴を紹介!



ストーリーが続いた『ピクミン』~『ピクミン2』と違い、本作では新主人公たちによる新たなストーリーが本筋となるため、シリーズ未経験者でも問題ありません。序盤からしっかり操作説明が行われるうえ、『ピクミン3 デラックス』からは難易度選択やヒント機能などのサポートも充実。初心者でも安心してプレイできます。

新主人公たちは散り散りで惑星へ降り立つため、序盤はそれぞれの個別視点からゲームがスタート。まずはキャプテン「チャーリー」の視点です。


雪原へ降り立ったチャーリーの前には、さっそくピクミンが登場。見知らぬ惑星の見知らぬ生物なだけあり警戒を続けるチャーリーでしたが、敵意が無いことと、その有用性に気づき、ピクミンとの協力を決めます。



仲間になったピクミンは主人公の後ろを追従。主人公から伸びるカーソルに向かてAボタンでピクミンを投げたり、隊列から外れたピクミンをBボタンで集めたりと、基本はこの2つを使ってピクミンを操作します。



てとてとと追いかけてくる姿や、小さい体を懸命に動かして障害に立ち向かう姿など、ピクミンのアクションはどれもキュート! この愛らしさに癒されるのも『ピクミン』シリーズの特徴です。


チャーリーでのストーリーパートを進めると、今度はエンジニア「アルフ」の視点に切り替わります。こちらでもさっそくピクミンと遭遇。チャーリーと同じく、アルフもピクミンと協力して探索を進めていきます。

ここで注目したいのが、チャーリーの出会ったピクミンが黄色なのに対し、アルフの出会ったピクミンが赤色の点です。実はピクミンには、「赤ピクミン」や「黄ピクミン」「青ピクミン」など、いくつかの種類が存在。

赤ピクミンは火に強く攻撃力が高い、黄ピクミンは電気に強く投げた際の高度も高い、青ピクミンは水の中でも行動できるなど、それぞれの種類によって得意分野が分かれており、適材適所に活かすことで探索を有利に進められます。


体験版は、『ピクミン3』から新登場した「岩ピクミン」の特徴を体験できる仕様となっていました。岩ピクミンの特徴はとにかく硬いこと。ほかのピクミンではびくともしない、頑丈なガラス壁や水晶などの障害物を砕いてしまいます。



アルフパートの序盤は、赤ピクミンだけでは対処不可能なガラス壁や水晶、果ては水場に電気ゲートもあるため、探索範囲はかなり制限のかかった状態です。ここで岩ピクミンを入手したことにより、発見済みのガラス壁を突破して新たな地域を探索できるようになりました。

岩ピクミンを仲間にしたことで、ガラス壁の突破が可能になりました

しかし、電気ゲートを突破するには黄ピクミンが必要です

水中での作業は青ピクミンがいないとできません

このように、新たなピクミンの発見は探索範囲を大きく広げてくれるため、ゲーム進行も一気に楽しくなってきます。食料資源などの発見を目指して惑星を探索→新たなピクミンの発見→探索範囲の拡大、これが『ピクミン』シリーズにおける中盤までの基本的なサイクルです。


また、倒した原生生物や「ペレット」という植物を、ピクミンたちの母体「オニヨン」まで運ぶことで、それを養分にしてピクミンの数を増やせます。数が多ければ多いほど、原生生物との戦いや運搬なども楽になるので、これも大事な作業です。

ちなみに、同時に連れ出せるピクミンは100体まで。それ以上のピクミンが生まれた場合、オニヨンに保管されます。オニヨンに近づけば、ピクミンの出し入れは自由に行えます。


もちろん、数が増えるなら減るのも道理。プレイヤーの操作次第ですが、原生生物との戦いでは食べられますし、地形ギミックでも溺れたり燃えたりして死にます。死ぬときには、ピクミンの魂らしきものが昇天していく演出も。

さらに、夜になると原生生物が凶暴化するため、探索は日暮れと同時に強制終了する制限時間制となっています。もし制限時間内にピクミンをオニヨンへ戻す(もしくはオニヨンの近くに待機させる)ことができないと、ピクミンは凶暴化した原生生物の餌食に。



力を合わせて困難に立ち向かってきたピクミンが死ぬのは、『ピクミン』シリーズ屈指のトラウマポイントです。時には一瞬で大量のピクミンを失うこともあり、いくつもの魂が昇天していくシーンは唖然とするほかありません。

筆者は「1匹も死なせたくない!」という思いから、日暮れが迫る中1匹だけ見つかっていなくとも、全力で捜索に乗り出すこともありました。行方不明のピクミンを見つけた時の安心感、時間内にオニヨンへ戻れるかのドキドキ感……日暮れ間近は油断できません。



なお、『ピクミン3 デラックス』では、全ピクミンをオニヨン近くへ戻らせる「全員集合」や、その日のプレイをやり直せる「朝からやり直す」、数日前からプレイをやり直せる「日付を選び直す」が使えるため、大きなミスをしても助かるチャンスがあります。

キャラクター交代を活かして頭脳プレイ! Wii U版から変わった操作性にも注目



アルフパートを進めると、3人目の主人公「ブリトニー」と合流します。主人公が2人になったことで、キャラクター交代を使えるようになりました。これは文字通り、プレイヤーが操作するキャラクターをアルフとブリトニーで交代できるというもの。

それぞれに50匹ずつピクミンを割り振って別行動させ、いろいろな作業を同時に進めるなどの効率的なプレイのほか、片方の主人公がもう片方の主人公を投げて、移動だけでは届かない高所や遠方へ行かせることも可能になります。



たとえば、この橋が壊れて向こう岸へ渡れない場所。手前にある出っ張った部分へブリトニーとピクミンを投げれば、ブリトニーだけ向こう岸で活動が可能になります。



向こう岸で橋になりそうなパーツを発見できたので、それを運んで橋を作成。


完成した橋を使い、無事にアルフも向こう岸へたどり着くことができました。このように、キャラクター交代を活かした頭脳プレイを求められることもあります。なお、『ピクミン3 デラックス』からはヒント機能もあるので、謎解きで行き詰まっても安心です。


橋のギミックを突破した先には、体験版のボスである「ヨロヒイモムカデ」が待ち受けていました。全身を水晶の鎧で覆った巨大ムカデといった風貌のヨロヒイモムカデ戦では、鎧を砕く岩ピクミンが大活躍。鎧が無くなってむき出しになった本体を、攻撃力の高い赤ピクミンで攻める戦い方によって勝利を収めました。


この戦いで特に役立ったのが、ピクミンの投げる先を固定できる新要素「ロックオン機能」です。そもそも『ピクミン3 デラックス』では、元となったWii U版『ピクミン3』と機種が違うため、操作方法も変化。

ゲームパッド(タッチペン操作/クラシック操作)、Wiiリモコン+ヌンチャク、プロコントローラーの4種類から操作を選べたWii U版と違い、ニンテンドースイッチではスティック操作がメインになります(設定でジャイロ操作/ポインタ操作にも変更可能)。

筆者は『ピクミン2』までしかプレイしておらず、Wii U版での操作感を知らないため比較はできませんが、スイッチでの操作も問題なく楽しめました(ゲームキューブで『ピクミン2』をプレイしていた身からすれば、スティック操作の方がしっくりくるまであります)。



スティック操作の場合、大きく動かすとキャラクターが、小さく動かすとカーソルが移動する仕組みなので、その加減から狙った対象へ投げる際にもたつくことも多かったのですが、ロックオン機能を覚えてからはかなり快適になりました。

ヨロヒイモムカデ戦でも、鎧のあちこちを破壊するのではなく、数ヶ所をピンポイントに破壊し、残った鎧は無視してそこだけを攻撃し続ける戦法で効率良く勝利! この際に、ピンポイントで狙える「ロックオン機能」が役立ったわけです。この機能を使えば、原生生物やペレットに向けて投げる際もテンポ良く行えます。



『ピクミン』シリーズの新作『ピクミン3 デラックス』は、ニンテンドースイッチ対応で10月30日より発売予定。希望小売価格は5,980円+税で、無料体験版が配信中です。

無料体験版には、本記事で紹介したストーリーモードの序盤以外にも、与えられた時間の中で目的をこなす「ミッションモード」が1ステージ収録されており、『ピクミン』シリーズの基礎をたっぷりと楽しめる内容になっています。

製品版へのデータ引き継ぎやクリア特典も用意されていますので、この機会にピクミンたちとの冒険を楽しんでみてはいかがでしょうか。
《茶っプリン》

ゲームライター 茶っプリン

「ゲームの新情報を一番に知りたい、そして色んな人に広めたい」そんな思いからゲームライターに。インサイドではニュースライター、時々特集ライターとして活動。関係者、ユーザーから生まれるネットブームにも興味あり。

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