
『あつまれ どうぶつの森』で、任天堂の公式の島である「Ninten島(にんてんとう)」の夢が公開されました。「公式の夢となるとどれだけすごいのだろう!?」と思うかもしれませんが、実は逆なのです。
Ninten島を訪れたプレイヤーは「むしろこれなら○○○さんの島のほうがすごいのでは!?」と思うかもしれません。しかし、私はこの地味に見えるところが逆にすごいと考えているのです。
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地味に見えるけど計算してそうな島

Ninten島を訪れてすぐ気づくと思いますが、意外と家具が置かれていません。もちろんまったくないわけではないのですが、数は少なめ。本作ではとにかくモノを置くとそれっぽく見えるのですが、あえて意図的に避けているようです。

しかし、置き方はセンスを感じさせます。ちょっと座れる切株の近くではマシュマロが焼かれており、フルーツやドリンクも。ここで一休みしたらすごく気持ちよさそうですよね。

『どうぶつの森 ポケットキャンプ』を意識したエリアもあります。スマホ版をさりげなくアピールする公式らしい配置。

キャンプ場もシンプルな作りで意外な家具は置かれていませんが、広くてのんびりしていて見事なもの。

バーベキューもピザもいい香りがしそうです。後ろの魚はおいしいものが揃っているようですね。

公園もシンプルですが、いかにも自然な感じで空間が広く保たれています。家具の数が少ないおかげで読み込み遅れが発生しませんし、自分の島との差が激しすぎてショックを受けることもなさそう。きちんとそこまで計算して作っているのならば、なかなかすごいですよね。

地味とはいえ、楽しい仕掛けがいろいろと用意されています。たとえば島の一角にはやたらとピンクで構成されている場所があります。

どういうことかと思いきや、北にはピーチ姫が出てくるびっくり箱が置いてあるのです。

島民代表のおうちは1部屋でシンプルですが、エクササイズに向いているコンセプトがはっきりとしたものに。『リングフィット アドベンチャー』の宣伝にもなる……のかも?