
さらに2020年からはバンド「molomogo」の一員となり、中国のオタクイベントでも演奏を披露しています。高校生時代は日本でも話題になりましたが、大学受験を終えて本格的に活動を再開した要注目の七帆さんにインタビューしました。厳選写真と合わせてご覧ください。
眩しい画像を一気見する(全49枚)
◆◆
――コスプレを始めたきっかけは?
七帆:中学生の時からアニメを観るのが好きで、高校生で学校主催の動漫展(※)に参加したのをきっかけに、コスプレを始めるようになりました。大学受験で何年か休止しましたけど、今年からまたコスプレ活動を増やしました。中国では一年中コスプレ参加できるイベントがある気がします!最近は以前観ていたアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の長門有希と『けいおん!』のキャラのコスプレをしました。今準備しているキャラも多種多様です。
(※)アニメ・ゲーム・同人誌即売会の総称

――中国では今どんなゲームが人気ありますか?最近、好きなゲームとアニメは何ですか?
七帆:中国では色んなゲームが遊ばれていますが、スマートフォンゲームの『王者栄耀』と中国版PUBG『和平精英』の人気が長く続いていますね。あとは『アークナイツ』や『王者栄耀』ですかね。私自身はあまりゲームを長時間遊んではいません。最近観たアニメでは『PSYCHO-PASS サイコパス』が好きです。

――モデルとしてご自身が得意な表現はなんですか?
七帆:冷たい表情かな。もちろん、可愛かったり、怒ったりした表情もできます!
――印象深いコスプレの思い出を教えてください。
七帆:ステージで伴奏する『けいおん!』秋山澪のコスプレ撮影をした時ですね。本人のように歌って動きながら撮ってもらったら、なかなかいい雰囲気の写真が撮れました。
――ご自身が広く知られるきっかけになったコスプレは何ですか?
七帆:コスプレではないんですけど・・・何年か前に“男の娘”だと思われて注目されたことでしょうか。以前はweiboのアカウントの性別を間違って男性にしていて、黒い制服を着た写真が中性的に見えたのもあって、日本でも美人な男の娘だと話題に取り上げられました。あとは年齢も30歳に設定していたので「若い!」と中国でも注目されました。weiboは一度登録すると後から設定し直すのに時間がかかるんです・・・もう過ぎたことですけど、いい思い出です(笑)。

――撮影でカメラマンにはどんな要望を出しますか?
七帆:カメラマンごとにスタイルがありますから、基本的にそのスタイルを活かして取ってもらうのが好きです。

――コスプレだけでなく制服、和服、ロリータの写真も多いですね。今後はどんな写真を出していきたいですか?
七帆:制服もロリータも中国ではとても流行していますが、制服は普段着としても着やすいので多くの人に歓迎されています。私はまだ出したことがないような写真撮影をしたいです。制服はもう何度も撮ってもらいました。なので、それ以外の特徴的な服を着たいですね。

――2020年はイベントに参加しましたか?
七帆:今年がバンドメンバーとして動漫展(※)に参加しました。聴いてくれる人が多くて盛り上がりました。
(※)中国におけるアニメ・ゲーム・同人誌即売会などの総称。
――今年からバンドメンバーに加わったそうですが、昔から音楽活動に興味があったのですか?
七帆:私は昔から色んなバンドが大好きで曲を聴いていましたし、楽器の演奏経験もありました。特に「SPYAIR」のような楽曲が好きですね。彼らの楽曲はアニメ『銀魂'』のエンディングテーマにもなりましたし、そういう意味でもアニメの影響でバンド活動に興味を持ったんだと思います。


――ご自身が所属するバンド「molomogo」はどんな楽曲を演奏するのですか?
七帆:ロックバンドとして自分たちのオリジナル楽曲もありますし、アニメのヒットメドレーもやります。まだ色々とスタイルを模索している段階なので、「このジャンル」と括ることは難しいです。
――これまで来日したことはありますか?
七帆:観光で4回あります。まだ一度も日本のオタクイベントに行ったことがありません。


――今後のコスプレ予定を教えてください。
七帆:自分自身の可能性への挑戦があると思います。今後はバンド活動に重点を置きますけど、コスプレ写真も継続して出していきます。

画像提供:池田七帆(Twitter:@stx7fan、Instagram:_stx7fan、weibo:@池田七帆七田池)