

透明感あるベビーフェイスに柔らかい笑顔が特徴の花崎まくらさんは、作品キャラクターの纏う雰囲気まで寄せたコスプレを披露。キャラクターの美しさをバストアップ写真だけではなく、ともすれば人物が小さかったり、顔があまり写っていなかったりする世界観が感じられる演出写真でも魅せます。毎週日本の漫画やアニメをチェックする彼女のルーツを、厳選写真と合わせてお届けします。
眩しい画像を一気見する(全28枚)◆◆
――コスプレを始めたきっかけは?
花崎まくら:小さい頃にテレビでアニメ『美少女戦士セーラームーン』を見て以来、ずっとヒロインに対する憧れがあったんです。後にアニメ雑誌でコスプレを知ってしまい、一度ハマってからは抜け出せなくなりました!もう5、6年経ちますね。夏に撮影することが多いです。最近は『アークナイツ』エイヤフィヤトラの準備をしています。

――中国では今どんなゲームが人気ありますか?好きなゲームとアニメは何ですか?
花崎まくら:音楽、シミュレーション、カードゲームが好きです。例えば、『ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル』みたいな。流行に詳しくはないですけど、私も周りの友達も『アークナイツ』をよく遊んでいます!
――『鬼滅の刃』のコスプレが多いですね!中国でも流行っていますか?
花崎まくら:『鬼滅の刃』は中国でもトレンドになりました!非常に大きな熱量がこもった秀逸な作品だと思います。『鬼滅の刃』に触れたきっかけは友人の家に置かれていた漫画でした。冨岡義勇はとてもカッコいいし、可愛いところがあって好きです。アニメ第19話「ヒノカミ」がとくに印象に残っていて、涙が出るくらい感激しました!

――最近は『チェンソーマン』のコスプレもしていますね。
花崎まくら:『チェンソーマン』はとても個性的な作品だと思います!中国でも人気が高い漫画で、登場キャラクターのインパクトが大きいです。漫画は最終回を迎えましたが、最後まで展開が読めず、終盤は毎週更新される話を読む度に心臓が飛び跳ねるくらい鼓動が早くなりました。
――少年ジャンプ作品がかなりお好きのようですね。
花崎まくら:とても好きです!でも、『少年ジャンプ』(集英社)だけでなく、『月刊アフタヌーン』(講談社)で連載した『宝石の国』も長く好きな作品です。

――モデルとしてご自身が得意な表現はなんですか?
花崎まくら:あえて言うなら笑顔かな。
――印象深いコスプレの思い出を教えてください。
花崎まくら:山の中で撮影をしたんですけど、朝早く家を出てから深夜に撮影が終わって帰ってくるまで、万歩計の計算だと15万歩以上も歩いたのに驚きました。

――ご自身が広く知られるきっかけになったコスプレは何ですか?
花崎まくら:『僕のヒーローアカデミア』の蛙吹梅雨と渡我被身子のコスプレだったと思います。
――撮影でカメラマンにはどんな要望を出しますか?
花崎まくら:私は自然な感じに見える写真が好きです。「彼(または彼女)が三次元の世界にいたらどんなふうに見えるだろう?」という表現を重視しています。なので、技術的な部分も大事ですが、一緒に世界観を作り込めるカメラマンに撮影をお願いしています。
――それでは撮影に当たってどんな準備をしますか?
花崎まくら:イメージする構図のラフ絵を描いてカメラマンに渡します。撮影に必要な小道具があれば作ります。それから鏡の前でキャラクターの表情の練習をします。私の場合は撮影の数日前に衣装やウィッグもしっかり準備するようにしています。ギリギリになって忘れたり、手直しが発生したりするのが怖いからです。

――2020年はイベントに参加しましたか?
花崎まくら:こんな状況ですから、今年はほとんどイベントが開催されませんでした。一度だけ参加できましたけど、会場にいた人はみんなとても楽しそうでしたね。
――これまで来日したことはありますか?
花崎まくら:恥ずかしながら、海外のイベントに参加したことはまだ一度もなくて・・・なんとか時間を作って日本の冬の「コミックマーケット」に参加したいです。
――今後のコスプレ予定を教えてください。
花崎まくら:『アークナイツ』エイヤフィヤトラ以外だと、『チェンソーマン』のレゼも撮影に向けて準備しています。今後もコスプレ撮影でさらに成長できるように学んでいきたいです。

画像提供:花崎まくら(Twitter:@kuren_chan)