今人気沸騰中のCygamesが手掛ける育成シミュレーション『ウマ娘 プリティーダービー』。先日、そのPC版がDMM Gamesにて配信されました。
元々、本作はスマートフォン向けに配信されているため、ゲーム画面は縦長(シーンによって変更可能)になっており、従来のPCゲームの画面比率とは異なりますが、プレイに慣れてくると、これが「ながらプレイ」に最適で使いやすいことに気づきました。
例えば、本作をプレイしながらインターネットサーフィンをしたり、他のゲームをプレイしたりできちゃいます。その快適さといったらPCユーザーの日常生活の一部に『ウマ娘』が溶け込むような感覚です。
今回は、そんなPC版『ウマ娘』を「ながらプレイ」で楽しんできました。
インターネットブラウザとの相性は?

まずはインターネットブラウザとの親和性を確かめてみました。
PC版によるながらプレイは、“疲れない”ことが最大のメリットだとすぐに気づきました。これがスマートフォン版ならスマホ画面とPC画面を同時にみる必要があるので、視線だけではなく首も動かさなければなりません。
この動作がないだけで肉体の負担が軽減されていると感じました。

次は動画視聴のながらプレイをしてみましたが……全然内容が頭に入ってこなかったです。『ウマ娘』をプレイしながら『ウマ娘』の実況配信をみれば楽しめると思ったのですが……やはりそれでも駄目でした。それにしてもゲーム中のつーちゃんうるせぇな……。
本作はストーリーも素晴らしい出来なので、同時に動画コンテンツを観るのには適していないといっていいでしょう。ゲームプレイの休憩の合間に少しだけ動画を観るのはいいかもしれませんが。
MMORPG『ファイナルファンタジーXI』でながらプレイ!

次は、MMORPG『ファイナルファンタジーXI(以下:FF11)』でながらプレイを試してみました。「今更『FF11』?」と思う読者もいるかもしれませんが、同作は現在もアップデートが実施されたり、新たなストーリーが展開されたりとまだまだ新展開が待ち受けているのです。
ただ、今回同作を選んだ理由は、ゲームの進行スピードがゆったりとしているからです。ロード時間にしても、どこかに移動をするにしても、クラフトをするにしても、今のゲームとは異なりやや遅めです。
コントローラーから手が離せないものの、特に複雑な作業を要しない時にPC版『ウマ娘』は最適でした。『FF11』での移動中は、『ウマ娘』のメインストーリーをオート設定で楽しみましたし、アイテムのクラフト中はマクロを活用して半自動的に作業を行ったため、ウマ娘の育成に集中できました。
ここまで『FF11』と親和性が高いとは思いませんでした。他のMMORPGでもこうした空き時間でながらプレイができるかもしれません。
オープンワールドサバイバル『Valheim』でながらプレイ!

最後に、全世界累計500万本を突破したオープンワールドサバイバル『Valheim』で試してみました。同作は、『FF11』と比較してアクション性が高いのですが、それでも単純な建築作業や木の伐採などをする際は、ながらプレイが快適にできました。
結局のところ、どのゲームジャンルにしても空いた時間を見つけるのが、ながらプレイにおいて重要なのかもしれません。
スマートフォン版はいつでもどこでもプレイできるというメリットがありますが、PC版にも「ながらプレイ」ができるメリットがあります。
それにスマートデバイスとゲーミングPCの両方を持っている人は、アカウントの連携をすればどちらのバージョンでも同じデータでプレイできるので、その時のシチュエーションや気分に合わせてスマートフォン版にするか、PC版にするか選んでみてはいかがでしょうか。
ただ、ながらプレイでも仕事中はやめておきましょう。全然仕事が捗らないばかりでオススメできません……(経験談)。