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『ノックアウトシティ』を遊ぶと「ドッジボールの楽しさと残酷さ」を思い出す!?新しいのにあの日の記憶が蘇る不思議な体験

新たなドッジボール対戦ゲーム『ノックアウトシティ』。これを遊んでいると、「小学生のころのドッジボールの思い出」が蘇ってしまうのです……!

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『ノックアウトシティ』を遊ぶと「ドッジボールの楽しさと残酷さ」を思い出す!?新しいのにあの日の記憶が蘇る不思議な体験
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3vs3で戦うドッジボール対戦ゲーム『ノックアウトシティ』が盛り上がりを見せているようです。ドッジボールといえば、多くの人が小学校でも遊んだであろう馴染み深いスポーツ。それがうまくゲームに、そしてガチな競技になっています。

もしかするといまの子供たちはわからないかもしれませんが、筆者が小学生の頃のドッジボール人気はなかなかのものでした。授業の一環として行われるドッジボールも喜ぶ人が多く、昼休みには自主的に遊ぶこともしばしば。『ノックアウトシティ』を遊んでいると、その時のことをどうしても思い出してしまうのです。

クラス最強だったR君



『ノックアウトシティ』では、相手の正面からボールを投げると受け止められやすいのです。ゆえに立ち回りが重要。上空から狙ったり、カーブやロブを使ったり、あるいは仲間との連携もポイントです。こういうテクニックで敵を倒すと非常に気持ちいいのですが、「クラスメイトだったR君もこんな気持ちを味わっていたのかな……」と謎のノスタルジーを感じてしまいます。

R君はもともと勉強も運動もできるほうで、おまけにドッジボールが飛び抜けてうまく、おかげでクラスメイトから一目置かれる人物でした。「クラス内最強」と慕われており(小学生っぽいですね)、ドッジボールをする日はとにかく輝いていたのです。そのため、R君はドッジボールができなくなる雨が嫌いだと公言するくらいでした。

そんな彼を見ていた筆者は、「そのまま輝きつつ成長して素晴らしい大人になるんだろうなあ」と思っていたわけですが、彼は中学生になってから不登校になってしまったという話を耳にしました。なんでも、同じ学校に通う不良に前髪を燃やされたことがきっかけだったとか。

人生は先が見通せません。あれほどドッジボールで輝いていたR君も、ほかの要素のせいでつらい目に遭ってたいへんな思いをするのですから。『ノックアウトシティ』で活躍できると調子に乗りそうになるのですが、「いやでも、あのドッジボールで輝いていたR君も、人生の理不尽さを味わっていたしな……」と身が引き締まるのです。

執拗に狙われていたI君



当然ながら、『ノックアウトシティ』では敵に囲まれると不利になります。3対1でボールを投げられまくるともはやどうしようもない! もちろんキャッチも回避もありますが、相手も順番に投げてくれるわけはないので、たいていはボコボコにされます。

この「ドッジボールでボコボコにされる」経験をすると、隣のクラスだったI君を思い出します。彼はあまりクラスに馴染めておらず、太っていた影響もあってか、ドッジボールをやる時は執拗に狙われていました。

その様子はまさしく「執拗」にもほどがあり、I君が外野に出てたあともわざとぶつけられるわ、「死ね!」と言われながらボールをぶつけられるなど、“やんちゃな子”がやりすぎて問題になるくらいだったのです。

『ノックアウトシティ』で敵に囲まれながらボールを投げられまくっていると、I君のことを思い出します。ゲームの中でさえこれなのに、現実でボールと悪意をぶつけられていた当時の彼の気持ちは……、と。

せめてI君も、いま『ノックアウトシティ』で楽しくドッジボールを遊べていれば、と願わざるを得ません。

誰からも当ててもらえなかったM君



『ノックアウトシティ』には複数のマップがあり、うまく立ち回ることが重要です。しかし、時にはボールを探し回っていたら電車に阻まれて、敵とも味方ともはぐれてしまうケースも。ぼっちになると悲しいですね。

こういう場面でも、やはり小学生当時のドッジボールを思い出します。クラスメイトにちょっと浮いているM君という子がおり、彼がドッジボールに参加すると誰にも狙ってもらえないのです。

いえ、確かにM君はボールをちゃんと避ける動きをします。ただ避けているというよりは狙われていないという感じで、投げる側が遠慮しているのか、それとも当ててもおもしろくないから投げないのか、理由はともかくたいてい最後のほうまで残るのです。

M君はI君と違って敵意を向けられていたわけではないと思うのですが……。それでも彼の内心はどうだったのだろう? と、『ノックアウトシティ』でぼっちになっていると考え込んでしまいます。

ドッジボールは小学生の重大スポーツ



『ノックアウトシティ』はドッジボールを手軽かつ奥深く遊べるようにしたゲームです。パーティーでわいわい遊ぶのもいいですし、競技としての可能性もあるでしょう。

しかし、小学生にとってドッジボールはあまりにも激しくおもしろいスポーツでした。ゆえに活躍していた子、狙われまくっていた子、逆にあまり輪に入れていなかった子など、楽しい思い出と同じくらい悲しい思い出も生み出されるスポーツだったのです。

もちろん『ノックアウトシティ』と現実のドッジボールは厳密には異なりますが、追い詰められた時や相手を倒した時の高揚感など、感情が掻き立てられるシチュエーションが似ていて、同時に記憶もすごい勢いで蘇ってくるのです。

……で、ここまで書くと読者から「人のことをさんざん書いているけど、アンタはどういうドッジボールプレイヤーだったのか?」と言われそうですね。私は執拗に狙われることこそないものの、別に当てるのがうまくもないので、序盤でさっさと退場して人のプレイを見ているだけの賑やかしでした。うまい人からするとカモのしょーもないヤツ、ですね……。

でも、そんな人でも『ノックアウトシティ』ならひとりの重要なプレイヤーなのです。いや、みんなが主役になれるのが『ノックアウトシティ』と言うべきでしょう。本作は2021年5月30日21時まで、製品版を無料で遊べるイベントが開催中です。ドッジボールにいい思い出がある人も、悪い思い出がある人も、遊んでみると刺激的でしょう。
《すしし》
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