日本一ソフトウェアとフォグが贈るPS4/ニンテンドースイッチ向けソフト『風雨来記4』は、実在の岐阜県を舞台に、ルポライターの主人公が取材のために名所を巡りながらバイク旅をしていくアドベンチャーゲームです。
人との出会いや新たな発見、根無し草のような生活といった旅ならではの体験が楽しめるのが本作の魅力。実は、それだけではなく、ソロキャンプのシーンも凝っていて時には“飯テロ”的な描写もあります。
特に、本作をプレイした人は、コーヒーを無性に飲みたくなるのではないでしょうか!

旅の疲れを癒やすキャンプパートにコーヒーブレイクのシーンが登場します。
このシーンでは、キャンプで味わうコーヒーの美味さがビジュアルと文章を通して伝わってくるのです。それだけではありません。

やけにコーヒーのシーンが登場するのです!しかも種類豊富なビジュアルが用意されています!
大自然の中で豆から碾くコーヒーは絶対に美味いに決まっています。

そして碾いた豆でコーヒーを淹れるッ!
筆者は普段コーヒーは飲まないのですが、それでも美味しそうに感じてしまいました。

光の反射でコーヒーの水面に木々が映っているところも、美味そうに見えて良い演出です。
このような描写が頻繁に登場するのですが、なぜか飽きないんですよね。それどころか大自然の中で自分で淹れたコーヒーを飲んでみたいと思ってしまうのです。それは後述するキャンプ飯にも言えることなのですが、キャンプの良さを最低限のビジュアルと表現豊かな文章で描写しているからだと筆者は考えています。

で、キャンプ飯はというと、ビジュアルは用意されていません!

おにぎりをアルミホイルに包んで焼くのはキャンプ飯の定番。本作では、おにぎりを焼く際に使うオススメのアルミホイルのタイプについて紹介されており、プレイしているだけでキャンプ飯を楽しむ知恵が自然と身につくのです。
こういったシーンが毎回のように用意されているのですから勉強になりますし、キャンプをしたいと思ってしまいます。ビジュアルは用意されていないものの、文章だけだと想像を掻き立てられ余計に食欲がそそります。

もちろん、登場するキャンプ飯はおにぎりだけではありません。キャンプ初心者でも作れるようなものから少し手間がかかりそうな本格的なものまで出てきます。

また料理方法だけではなく、肉を取り扱う際の衛生上の注意なども綴られているのがありがたいところ。

そして本作を通じて、まだ見ぬ食材との出会いを果たすことがあるかも……!
本作のメインとなる要素は、バイク旅をしながら岐阜県の観光名所を巡ることですが、実は休息の場であるキャンプにも旅ならではの要素が含まれているのです。
もしあなたがキャンプで味わうコーヒーや料理に興味があるなら本作をチェックすべきです。ついでに岐阜の名所を巡ることもできますよ!
『風雨来記4』はPS4/ニンテンドースイッチを対象に発売中です。