9月30日23時からイザナギゲームズの「東京ゲームショウ2021」公式生放送が行われ、2022年春発売予定のPS5/PS4/スイッチ/PC(Steam)用冤罪脱出ADV&弾幕STG『冤罪執行遊戯ユルキル』の最新情報が公開されました。

番組では、イザナギゲームズのCEO兼『ユルキル』プロデューサーの梅田慎介氏と、ヒロイン・莇(あざみ)リナのコスプレをした公式アンバサダーの伊織もえさんが出演し、実機プレイを披露しました。
本作は、謎解き脱出アドベンチャーと横画面縦スクロールの弾幕シューティングで構成された完全新作タイトルです。人気コミック『賭ケグルイ』で知られる河本ほむら氏が原作を手がけ、シューティングパートは『星霜鋼機ストラニア』など、これまでに数々のシューティングゲームを手がけてきたグレフが担当しています。(TGS2019での梅田氏へのインタビュー記事はコチラ)
実刑を受けている犯罪者が"囚人"、その被害者が"執行者"としてペアを組んで謎めいた無人遊園地「ユルキルランド」のアトラクションに挑み、その過程でそれぞれの秘密が明かされていくサスペンス色の強いストーリーが描かれます。
ゲームはまずADVパートからスタート。アトラクションにしかけられた謎を解くと、それぞれのペアの事件に関する情報や資料が手に入ります。


後半は、ユルキル社が用意したVR空間を戦闘機のユルキルファイターで駆けるSTGパートが展開します。「囚人こそが犯人である」という執行者の思い込みが仮想空間上で具現化した"ココロウォール"を壊し、冤罪を晴らすための証拠品を突き付けることで物語が進行していきます。
前述したようにSTGパートの制作はグレフが手がけていますが、純粋に物語を満喫したい人も楽しめるように難易度には大きな幅を持たせているとのこと。「イージー」、「ノーマル」の上は極端に難度が上昇する「ヘル」となり、イージーは誰でも楽しめる一方、ヘルではグレフの本気が味わえる難しさになっているようです。(TGS2019でのSTGパートプレイレポートはコチラ)


実機プレイを終えた伊織もえさんは「弾幕STGに苦手意識があった自分でも楽しめました」と喜色満面。今回はSTGパートのみのプレイだったので、ADVパートも早くプレイしたいと期待を寄せました。

また、梅田氏は後日無料体験版を配信する予定であると発表しました。脱出ADV+弾幕STGという斬新なジャンルを発売前に体験できそうです。
最後にイザナギゲームズの今後の展開として、VRゲーム『東京クロノス』で知られるMyDearestとの業務提携、および2社による新作タイトル『ディスクロニア:クロノスオルタネイト』が発表されました。MyDearestがVR版、イザナギゲームズがスイッチ版の制作を担当します。10月28日(木)20時から本タイトルのオンライン発表会が配信予定であるとのことです。



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