
9月30日(木)に行われた「カプコン オンラインプログラム モンスターハンター スポットライト - TGS2021オンライン」にて、『モンスターハンターライズ』の開発秘話が公開。各モンスターの“モチーフ”が紹介されました。
知っての通り、本作のテーマは和と妖怪。登場モンスターたちも「日本の妖怪や怪奇現象」などがモチーフとされています。今回、改めて“どのモンスターが何をモチーフにしているのか”が紹介されました。
分かりやすいところでは、新登場モンスター・アケノシルムが「から傘おばけ」、ヨツミワドウが「河童」となります。


過去作からの登場モンスターは、初登場時ムービーの演出として妖怪や怪奇現象を採用。リオレウスの場合、空から火球を飛ばすシーンが「天火」をモチーフとしています。
ティガレックスは、咆哮の様子を「山彦」になぞらえて制作。テオ・テスカトルは「閻魔大王」であり、モンスター同士の争いを仲裁し、裁きを与える形で登場していました。



モチーフを悩んだモンスターには「バルファルク」を挙げています。登場決定自体も遅かったらしく、その時は妖怪ネタが尽きかけていたとのこと。悩んだ結果、不吉なできごとの予兆とされていた「ハレー彗星」となりました。

この他にも、フルフルは「のっぺらぼう」、ナルガクルガは「化け猫」、ジンオウガは「雷獣」、アンジャナフは「送り犬」、トビカガチは「野衾」としています。





これらの紹介を終え、ディレクター・一瀬泰範氏は「モチーフを意識してみると、新しい発見があったり、何かしらを紐解けたりするかもしれないので、ぜひそういった目線でも見ていただきたい」とコメント。この機会に、モンスターをよく観察してみてはいかがでしょうか。