スクウェア・エニックスは、PC/モバイル向けに『ファイナルファンタジー』ピクセルリマスターを順次リリース中です。
1987年発売の第1作『ファイナルファンタジー』から1994年『ファイナルファンタジーVI』までの6作品を、新たなグラフィック&サウンドでリマスタリング。2021年11月11日には、シリーズ第5作『ファイナルファンタジーV』ピクセルリマスターがついに発売します。
本稿では、発売直前の『ファイナルファンタジーV』ピクセルリマスターのスクリーンショットにあわせ、スーパーファミコン版&プレイステーション版&ゲームボーイアドバンス版を比較していきます。
シリーズ第5作『ファイナルファンタジーV』とは
オリジナル版『ファイナルファンタジーV』は、スーパーファミコン向けに1992年12月6日発売。FFシリーズとして初めてダブルミリオンを記録した、シリーズで非常に人気の高い作品です。
シリーズ第3作『ファイナルファンタジーIII』でも登場したジョブチェンジをさらに進化させたシステムが特徴で、非常に自由な組み合わせのカスタマイズ性が魅力。初登場の敵の技を覚えて使用する「青魔法」や、フィールド移動速度を上げる「ダッシュ」など多くのアビリティが本作から登場しています。
世界に調和をもたらすクリスタルに迫る危機と、「バッツ」「レナ」などクリスタルの運命に導かれた仲間たちの物語が描かれます。主人公たちが「世界」を巡る物語は壮大で、仲間や登場キャラクターたちの魅力も抜群です。

ジョブレベルアップだけでなくレアアイテム収集、隠し要素などやりこみ要素も多い本作。今も多くのユーザーに愛されている作品です。
これが原点!スーパーファミコン版

前作『ファイナルファンタジーIV』に続き、スーパーファミコンで発売された本作。前作からグラフィックがより洗練されているのはもちろん、キャラセリフのウインドウが大きくなったほか、漢字を導入するなど、多くの点でテキストが読みやすくなっています。
また、イベント中のキャラクターが驚く、笑うなど演出を使用しているのも特徴。「バッツ」たちが明るい性格なのもあるのですが、とても表情豊かに物語を綴っていくのも特徴的です。











