スマホの常識を超えた新時代のアクションRPGがキャッチコピーの『グランサガ(Gran Saga)』が11月18日にリリースされます。


本作は“騎士団”を主題とした王道のRPGをベースに、世界中で愛されるゲームにすべく、Unreal Engine4によるハイクオリティ3Dグラフィックや、 梶裕貴さん、鬼頭明里さんら超豪華声優陣によるフルボイスストーリー、ゲーム内BGMをはじめ、全音楽制作には下村陽子さん、イラストやロゴデザインは天野喜孝さん、テーマソングはRADWIMPSが手がけるなど、選りすぐりのアーティストが集結。11月1日からは、新宿、渋谷、池袋のほか、山手線を中心とした各駅内に広告が貼り出されました。
ユーザーからの期待感も高く、すでに事前登録者は300万人を突破(11月13日時点)しています。編集部では一足先に本作をプレイする機会が得られたので、ゲーム紹介と併せて筆者が感じた魅力をお届けします。
女の子が可愛い
本作では、ハイクオリティーの3Dグラフィックを謳っていますが、スマホゲームにおいては、学校の休み時間や電車の次の駅までのわずかな時間で、いかに没入できるかが大切です。その点で圧倒され、引き込まれたのは女性キャラの可愛さでした。カメラアングルと光の工夫に、表情やしぐさの細かさが抜群に良いのです。
例えば、物語の始まりに出会うキーパーソンのヒロイン・セリアードが敵に追いかけられて初登場するシーン。


最初は引きのアングルで、走っているセリアードが転ぶ姿から始まり、バストアップでフードに隠れた顔が露わに。ここでカメラは一旦退いて危機一髪のところで助けられ、再びバストアップで目を開けたセリアードが驚くまでの表情が捉えられています。



洞窟の中という暗めのライティングで、白衣装のセリアードに自然と目がいくことに加え、表情や動作が精細だからこそキャラが活き活きと感じられます。
次に、聖木の管理人(ガチャナビゲーター)のイブの初登場シーン。



桜色の木で隠れた彼女の引き絵から入って、寄りのバストアップでの笑顔、手を振る動作、


さらに別アングルからのバストアップに切り替え、最後に最初に見せたのとは違うタイプの笑顔で締める、と演出が細かいのです。全体的に淡い光のライティングなので、イブのほんわかな雰囲気がより伝わります。
これだけバストアップを見せているのに、見飽きないのはキャラのグラフィックを細かく描いているからだといえるでしょう。そして、目まぐるしく動くカメラアングルによって、キャラに命が吹き込まれるような躍動感が生まれるのでグイグイとゲームに引き込まれていきます。
ちなみに、ただでさえ可愛い女性キャラですが、仲間になれば容姿変更券を使うことで、髪色や髪型、肌色、さらに入手した衣装などで自分好みにカスタマイズもできますよ!



プリセットに登録しておけば、その日の気分で変幻自在。変更した見た目はフィールドマップだけでなく、イベントシーンにも反映されます。筆者は最近、古代エジプトにハマっていたので、メインヒロインのセリアードを黒髪&褐色肌に変更しました。


女性キャラの可愛さばかり推してしまいましたが、当然ながら3Dグラフィックで描かれたゲームビジュアルの美しさがあってこそです。本作は現実離れしたファンタジーなのですが、その美しさが没入感を与えてくれるので短い時間でもスッと世界観に入り込めます。



