3位:ジュン(『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』)7票

ジュンの性格を一言で表すなら、「せっかち」そのもの。母親の言うこともロクに聞かず、それでいて向こう見ずという、どこかお騒がせキャラのような印象が強いですね。そして一番の特徴といえば、口癖の「罰金○○円な!」でしょう。ちなみに、彼が罰金を集めたがる理由は、そのお金で自分の「バトルタワー」を作ることなのだそう…。
というのも、ジュンの父親は何を隠そう「バトルタワー」のタワータイクーン・クロツグ。ジュンはそんな父親を目標にしているらしく、最終的には自身の「バトルタワー」に挑戦させて倒すのが夢の1つだと明かしていました。
【読者の声】(一部抜粋)
・罰金100万円な!のセリフのインパクトはすごかったです。
・罰金が口癖なライバルなんてこのゲームくらい。
・せっかちで騒がしいけど嫌味がないのが好印象。タワータイクーンのクロツグの息子という設定も胸熱だった。
2位:シルバー(『ポケットモンスター 金・銀』)9票

シルバーが始めて登場したのは、『ポケットモンスター 金・銀』でした。「世界で一番強いトレーナー」になるためには手段を選ばず、性格は非情で冷酷。物語序盤では「ウツギ研究所」から御三家ポケモンを盗み出すという前代未聞の行動を披露しました。
また、弱いものを徹底的に見下しており、とくに「ロケット団」に対しては「一人一人は弱いくせに、集まって威張り散らして偉くなったつもりでいる連中」と強い嫌悪感をあらわにしています。その背景には、彼の父親が関係しているのだそう…。
そんなシルバーですが、主人公やチャンピオンのワタルと接するにつれ、徐々に心境が変化。最終的には手持ちのポケモンを褒めるようになったり、懐かないと進化しないゴルバットがクロバットになっていたりと、ポケモンに対する愛情が芽生えていました。
【読者の声】(一部抜粋)
・ライバル史上初めてポケモンを盗んだから。
・最初は悪態つくし泥棒までするけど、垣間見える優しさ。クロバットが何よりの証拠だよ。
・ツンデレキャラを初めてシルバーで知った。
1位:グリーン/シゲル(『ポケットモンスター 赤・緑』)18票
堂々の第1位に輝いたのは、初代ライバルのグリーン。『ポケットモンスター 赤・緑』に始まり、『青』、『ピカチュウ』およびリメイク作の『ファイアレッド・リーフグリーン』にて、プレイヤーの前に幾度となく立ちはだかりました。
グリーンはポケモン研究の第一人者であるオーキド博士の孫ということもあり、自信家でとても偉そう。その上、嫌味や自慢話ばかり繰り広げてくるので、当初はあまりいい印象を持てなかった人も多いのではないでしょうか?
しかし、その実力は誰しもが認めるところで、作中では先んじてチャンピオンの座に君臨。続編の『金・銀・クリスタル』では「トキワジム」のジムリーダーを務め、後の作品でも強敵として度々登場しています。
【読者の声】(一部抜粋)
・ライバル界の代表。
・ライバルと言ったらこの人! アローラでレッドと一緒に来る親友なところもいい。グレンじまでの嘆きも高ポイント!
・言動がいちいちムカつくのに憎めない本当の意味でライバルだったから。
・やはり主人公の前に立ちはだかる伝説のポケモントレーナー!それがグリーン!!チャンピオン戦でのセリフもBGMも歴代最強!!本当に大好きなキャラクターです!!
1位:グリーン/シゲル(『ポケットモンスター 赤・緑』)18票
2位:シルバー(『ポケットモンスター 金・銀』)9票
3位:ジュン(『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』)7票
同4位:ホップ(『ポケットモンスター ソード・シールド』)6票
同4位:チェレン(『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』)6票
本アンケートでは、ほとんどが拮抗した得票数になっていた一方で、やはり初代ライバルのグリーンには多くの票が寄せられていました。その魅力や人気は、発売から25年が経った今でも色褪せることはなかったようです。
ここからは、惜しくも5位圏内に入れなかったライバルキャラを、読者からのコメントと共に紹介していきます。