“カプモン”が題材の異色作『遊☆戯☆王 モンスターカプセル ブリード&バトル』

「遊戯王」ゲームの歴史において、もっともユニークだったのが、初代PS の『遊☆戯☆王 モンスターカプセル ブリード&バトル』です。同作の題材は、なんとカードゲームではありません。原作漫画に登場したゲーム「カプセルモンスター」がモチーフとなっているのです。
ゲーム内容は、「ブリードモード」でモンスターを育成し、「バトルモード」でそのモンスターを駒としてチェスを行う、というもの。とはいえ実際には、もちろん“普通のチェス”ではありません。
モンスターにはそれぞれ種族が決まっており、移動できる方向が限定されているのが特徴です。さらに固有の必殺技や2体のモンスターによる合体など、その戦略性は原作の「カプモン」さながら。
モンスターの総数は100種を超えており、「青眼の白龍」などお馴染みのモンスターも。また主人公・武藤遊戯の声をお馴染みの風間俊介さんではなく、いわゆる“東映版”の緒方恵美さんが担当しているなど、いろいろな意味で“激レア”なソフトでした。
以上、名作として語り継がれている『遊戯王』のゲームを3つご紹介。『マスターデュエル』によって情熱に火が付いた人は、過去作に触れてみてはいかがでしょうか。