
『ウマ娘 プリティーダービー』のメイショウドトウといえば、引っ込み思案な性格のキャラクター。その一方、胸の内に「諦めの悪さ」を秘めていることでも知られています。最近ネット上では、そんな性格の元ネタとして“実在の競走馬”に大きな注目が集まっていました。
引退馬・メイショウドトウの動画が話題に
きっかけとなったのは、認定NPO法人「引退馬協会」がYouTubeにアップした「1日最後のお楽しみ”おやつタイム”終了宣言に粘るドトウ」という動画。そこには『ウマ娘』の元ネタになった、実在する引退馬の「メイショウドトウ」が登場します。
レースを引退した後、タイキシャトルと一緒に「ノーザンレイク牧場」に引き取られていたメイショウドトウ。動画には、2頭が楽しいおやつタイムを終えた後の行動が映されていました。
厩務員さんに「おしまいですよ~」とおやつタイムが終わったことを告げられた2頭。タイキシャトルは早々に諦め、自分の馬房へと帰っていきます。しかし、メイショウドトウは耳を後ろに下げて聞こえないフリ。三度、四度と「おしまいです」と告げられても、諦めずに厩務員さんをじっと見つめ続けています。
ファンたちを魅了する「不屈の挑戦者」
決しておやつを“諦めない”メイショウドトウの振る舞いに、ファンたちは大盛り上がり。ネット上では「おやつ記念でも粘るドトウかわいい」「ドトウの執念がここで通じるのか!?」「オペラオーに勝つまで頑張り続けた精神をおやつに生かす名馬」といった声が上がっていました。
そもそもメイショウドトウは、現役時には最後まで諦めずに走り続ける勝負根性によって有名だった名馬。今回の動画では、そんな名馬の決して諦めないスピリットが意外な形で発揮されていたようです。
そして諦めの悪さは、『ウマ娘』に登場するメイショウドトウにもしっかりと受け継がれている模様。彼女は「諦めたくない」という強い願いを秘めたキャラクターであり、育成ストーリーでもさまざまな箇所でそのテーマを感じられます。幾多の試練を乗り越え、最後にはライバルである“世紀末覇王”テイエムオペラオーと肩を並べるまでに成長する姿は、まさに「不屈の挑戦者」。

なお「引退馬協会」のSNSでは、メイショウドトウの動画や写真が定期的にアップされています。『ウマ娘』で興味を持った方は、ぜひこちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。