
シリーズ初となる、既存作品の過去を描いた『ポケモンレジェンズ アルセウス』。同作には既視感のあるキャラクターが数多く登場するのですが、何やらファンの間では、ある作品との関連性が指摘されているようです。
その作品とは、2010年に発売された『ポケットモンスターブラック・ホワイト』(BW)。SNS上では“BWリメイク”がトレンド入りする事態になっていましたが、その理由とは一体何なのでしょうか?
“BWリメイク”が騒がれるその理由とは

事の発端となったのは、『ポケモンレジェンズ アルセウス』に登場した先祖たち。たとえば、「シンジュ団」にはキャプテンの1人としてキクイという人物がいます。彼は以前より、その見た目から『BW』に登場するジムリーダー・ヤーコンの先祖であると指摘されていました。

また「コンゴウ団」のキャプテンを務めているススキについても、『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』(BW2)に登場したジムリーダーであるシズイの先祖だという推測が。たしかに、海の男的な容姿や「みずポケモン」に関係しているという点が共通項と言えるでしょう。

そして、このウワサの最たる理由として挙げられているのが、「シンジュ団」のキャプテンとして登場したノボリの存在。彼は『BW』及び『BW2』に存在するバトル施設「バトルサブウェイ」にて、双子のクダリと共に「サブウェイマスター」としてプレイヤーの前に立ちはだかりました。
そんな彼について、2月15日にポケモンの公式Twitterアカウント「ポケモン情報局」が言及。「シンジュ団」のキャプテンたちを紹介しつつ、「あれ?ノボリって…」と何かを匂わせるようなツイートを投稿しています。
浮上するBWリメイク説

それにしても、なぜノボリが『ポケモンレジェンズ アルセウス』でフィーチャーされたのでしょうか。たしかにノボリはクダリと共に、登場以来絶大な人気を誇るキャラクターの1人。しかし、出身作である『BW』と『BW2』ではストーリーにほぼ関わらないキャラクターであるため、わざわざ彼にフォーカスを当てるのは少し不自然な気も…。
その一方で、ノボリの参戦に対してネット上では『BW』がリメイク化される伏線なのでは…と考えられている模様。ファンの間では、「アルセウスでノボリ出てきたの、BWリメイクのフラグ説あるよね?」「アルセウスやってて思うんだけどBWリメイクめちゃくちゃフラグ立ってるよな…?」などと様々な推測が飛び交っていました。

ただ、2021年に『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(ダイパ)のリメイク作品である『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』が発売されたばかり。仮に『BW』のリメイク作が発売されるとしたら、それはまだまだ先になる可能性が高いでしょう。
とはいえ、『BW』は『ダイパ』に負けずとも劣らない屈指の人気作。もしリメイク化が発表されたら、多くのファンが歓喜するのは間違いありませんね!