
『遊戯王 マスターデュエル』には、さまざまなコンセプトのデッキが存在します。その中でもとくにユニークなのが、運によって勝利が決まる“ギャンブルデッキ”。とある人気VTuberの配信では、思わず手に汗握るような白熱のデュエルが繰り広げられたようです。
無限に続くギャンブル地獄
話題となっているのは、人気VTuberグループ『にじさんじ』所属の魔使マオさんが使ったギャンブルデッキです。このデッキのカギとなっているのは、いわずもがな「ダイス・ポット」。同カードはお互いにサイコロを振り、出目の小さかった方がダメージを受ける効果となっています。

さらにギャンブルデッキの要となるのが、「カオスポッド」と「召喚制限-猛突するモンスター」の2枚です。特定の条件で「召喚制限-猛突するモンスター」の効果と「カオスポッド」の効果を発揮できれば、そこからLPを賭けたサイコロ勝負が無限にループすることに…。


“百パーセントの運任せ”で盛り上がるデュエル
一度始まってしまったら、どちらかのLPが尽きるまで終わらない、まさにギャンブルの無間地獄。魔使マオさんが2月6日に行った配信「【遊戯王マスターデュエル】サイコロを振れ【にじさんじ/魔使マオ】」では、血沸き肉躍るギャンブルの様子が映し出されました。
とくに盛り上がったのは、配信の1時間30分頃から始まったデュエル。まずギャンブルに辿りつく前に、魔使マオさんは次々とLPを失っていくことに。対戦相手のLPが10000、自分のLPは2900という圧倒的に不利な状況で、ようやく永続ギャンブルコンボが成立します。
しかし最初のサイコロ勝負で、いきなり6を引き当てると、相手のLPに6000のダメージを与えることに成功。続く2回目のギャンブルでは出目で負けてしまいますが、三度目にはふたたび6を引き寄せ、華麗なる大逆転勝利を果たしました。

最後にLPは、わずか400。ギリギリの戦いを制した魔使マオさんは、「どうやら、本当のデュエリストは僕だったようだな…」と一言。白熱したデュエルに、ネット上では「豪運で笑ったw」「ギャンブルしてる時のマオほんと生き生きしとる」「マオが勝負師すぎる」「脳汁止まんねぇな!」といった声が上がっています。
ちなみに本来ギャンブルデッキでは確立に介入するサポートカードもありますが、この勝負では完全に運だけで勝敗が決していました。運に自信がある人は、同じように小細工なしのギャンブルバトルに挑んでみてはいかがでしょうか。