
今冬発売予定のシリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(ポケモンSV)。そこでどんなエンカウントシステムが採用されるのか、ファンたちの間ではさまざまなウワサが飛び交っています。
とくに有力だと思われるのが、『ポケモンレジェンズ アルセウス』で採用されたエンカウントシステムを引き継ぐという説。一体なぜそう考えられるのか、根拠を検証していきましょう。
実寸大?小さすぎるポケモンの姿
2月27日、公式YouTubeチャンネルで「『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』1st Trailer」が配信されました。その映像にひっそりと登場した“とあるポケモン”が、考察のきっかけとなったようです。
映像にはピカチュウやニャースなど、多数のポケモンたちが登場し、ファンを沸かせました。しかしその一方で、あまり気づかれていなかったのが「いちりんポケモン」フラベベの存在。主人公の自宅と思われる建物付近の草むらに隠れていましたが、あまりにも小さいため、発見した人ですら「ちっっっっさい!」「分かるかこんなん!」と動揺していたほど。

そもそもフラベベは、高さが0.1mとかなり小さなポケモン。おそらく、そのサイズ感を忠実に再現していたのでしょう。

『アルセウス』式が引き継がれる?
フラベベの驚異的なサイズ感はともかく、本題はエンカウントシステム。実はフラベベが設定に忠実なサイズで描かれていたことは、システム面を考察する上でちょっとしたヒントになります。
たとえば『ポケットモンスター ソード・シールド』の「ワイルドエリア」では、シンボルエンカウント形式が採用されており、ポケモンの姿に触れると画面が切り替わり、バトルが始まるシステムとなっていました。もしそこで極小サイズのポケモンがいると、偶然エンカウントしてしまうこともあり、進行に不便かもしれません。

それに対して最新作の『ポケモンレジェンズ アルセウス』では、野生のポケモンに見つかったら攻撃を仕掛けられ、手持ちを投げるとバトルが始まるシステム。このような仕組みであれば、ポケモンのサイズ感はあまり影響しないでしょう。
そう考えると、『ポケモンSV』は『アルセウス』と同じようなエンカウントシステムになる可能性が高いのではないでしょうか。
もちろんこれはあくまで考察なので、まったく新たなシステムが導入されることもありえます。どんな光景を見せてくれるのか、『ポケモンSV』の続報を楽しみに待ちましょう。