アニメ『銀魂』との繋がり・輝かしい戦績と、“ウマ娘化”するにふさわしい背景を持っているジャスタウェイ。しかし、ファンがこの馬の参戦を望んでいる理由はそれだけではありません。この馬が持っている豊富なエピソードも、その理由の1つです。
現役時代、様々な逸話を残したジャスタウェイ。『ウマ娘』ファンとして見逃せないのが、ゴールドシップとの繋がりです。史実馬・ゴールドシップは2012年に3歳を迎えた、いわゆる“12世代”の競走馬。現在、『ウマ娘』には12世代の馬はゴールドシップしか参戦しておらず、彼女はもっぱら血縁関係にあるメジロマックイーンと絡んでいます。
そしてジャスタウェイもまた、ゴールドシップと同じ12世代の競走馬。しかも世代が同じだけでなく、同じ厩舎の隣の馬房で寝泊まりしていた間柄なのです。ゴールドシップの親友やライバルとして、ジャスタウェイ以上にふさわしい馬はいない…と考えるファンも多いのだとか。
ゴールドシップが拒食になったワケとは!?
2頭は同じ調教師の元、併せ馬(並走トレーニング)を行い、お互いを高めあっていました。破天荒な性格のゴールドシップに対し、真面目で優等生的な性格だったというジャスタウェイ。そんな2頭の関係を象徴するようなエピソードがあります。
そのエピソードは、元騎手で現在は競馬評論家の細江純子さんが『ウマ娘』のコラボ動画で語ったもの。細江さんによると、ゴールドシップとジャスタウェイが併せ馬をした際に、たまたまゴールドシップが負けたことがあり、その後ゴールドシップは一週間ご飯を食べなくなったのだとか。当時、ゴールドシップは既にGIを勝利していましたが、ジャスタウェイはいわゆる“本格化”前。ゴールドシップはそんなジャスタウェイに負けたことが相当ショックだったようです。
ただし、ゴールドシップは普段嫌がるトレーニングも、ジャスタウェイが一緒だとやる気になった…という話もあり、仲は良かった様子。
『ウマ娘』のゴールドシップもまた、史実馬同様の破天荒な性格の持ち主。そんな彼女を時に諌めつつ、一緒にトレーニングに励んでくれる“親友”として、また彼女自身も輝かしい戦績を持つ1人のウマ娘として、ファンはジャスタウェイの参戦を熱望しているようです。