ゲーム本編における“触れ合い”の進化
初代『ポケモン』ではシステム上、「バトルのパートナーとしてのポケモン」といったイメージがありましたが、その後シリーズが進むごとに、“ポケモンとの触れ合い”を楽しむ価値観が進化していきました。
たとえば、初代『赤・緑・青』の次に発売された『ポケットモンスター ピカチュウ』では、さっそくユニークなシステムが登場。ピカチュウがモンスターボールに入らず、主人公の後をついて歩きます。また話しかけると、さまざまな表情を見せてくれるところもトキメキポイント。

また2013年に発売された『ポケットモンスター X・Y』では、ポケモンをかわいがって絆を深めることのできる新要素「ポケパルレ」が登場。ポケモンを撫でたり、一緒に顔マネ遊びをしたりして、絆を深められるように。
さらに2019年の『ポケットモンスター ソード・シールド』では、「ポケモンキャンプ」のシステムを導入。トレーナーがポケモンと一緒に遊ぶだけでなく、ポケモン同士ではしゃいでいる姿など、それまでにない一面を見せてくれます。

そうした進化があったのも、多くのプレイヤーがポケモンと触れ合いたいという熱い気持ちを持っていたから。近年ではスマホ向けアプリ『ポケモンGO』の普及により、「ポケモンと生活」がなかば現実化するほどになっています。今後、“ポケモンのいる生活”はどこまで進展していくのでしょうか…。