人生にゲームをプラスするメディア

「七つの大罪」はもう古い!?『原神』新キャラたちの元ネタとなった“オタクの新教養”

『原神』新キャラの名前考察も!

ソニー PS4
「七つの大罪」はもう古い!?『原神』新キャラたちの元ネタとなった“オタクの新教養”
  • 「七つの大罪」はもう古い!?『原神』新キャラたちの元ネタとなった“オタクの新教養”
  • 「七つの大罪」はもう古い!?『原神』新キャラたちの元ネタとなった“オタクの新教養”
  • 「七つの大罪」はもう古い!?『原神』新キャラたちの元ネタとなった“オタクの新教養”

オタクの新教養「コンメディア・デッラルテ」

スカラマシュというのは、イタリアの演劇の形態の一つである「コンメディア・デッラルテ」のキャラクター名。コンメディア・デッラルテというのは、「道化」や「博士」などの典型的なキャラクター像が前提として共有されており、その中で即興的に演じられる劇のことです。

スカラマシュはこのコンメディア・デッラルテの中で、空威張りをするホラ吹きな男、という役割を担っているキャラクターに付けられた名前。つまり今回登場した新たなファデュイ執行官も、このコンメディア・デッラルテにそれぞれ対応するキャラクターがあり、元ネタとなっていると思われます。例えば、「道化」はペドロリーノ、「富者」はパンタローネ、「召使」はアルレッキーノ…といった具合に。

マンガファンならば、これらの名前にピンと来るという人もいるかもしれません。パンタローネやアルレッキーノといえば、藤田和日郎先生の大ヒットマンガ「からくりサーカス」に登場する敵キャラクターの名前。実はこの作品にも、『原神』と同じくコンメディア・デッラルテを元ネタとしたキャラクターが登場するのです。

『からくりサーカス』を読んでいれば、あるいはコンメディア・デッラルテに精通していれば、今回公開された『原神』のファデュイ執行官の相関関係も、ぼんやりと見えてくるかもしれません。

「七つの大罪」を元ネタにしたキャラクターが巷に溢れている昨今、目新しいキャラ付けで目を惹いたファデュイ執行官。もしかすると、今後もコンメディア・デッラルテをモチーフとしたキャラクターが登場するマンガやゲームは増えてくるかも…?覚えておいて損はないかもしれませんね。気になったという方は、詳しく調べてみてはいかがでしょうか。


原神 コレクションフィギュア vol.3 全6種セット
¥1,660
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《サワディ大塚》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ソニー アクセスランキング

  1. 『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート

    『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート

  2. 「全FF大投票」で異例の躍進を遂げたエメトセルクって誰?『FF14』の“新参者”が歴代キャラを超えて「キャラクター部門」6位になった背景を探る

    「全FF大投票」で異例の躍進を遂げたエメトセルクって誰?『FF14』の“新参者”が歴代キャラを超えて「キャラクター部門」6位になった背景を探る

  3. 『モンハン:ワールド』各種武器のバランス調整を実施! ロードの待ち時間も軽減

    『モンハン:ワールド』各種武器のバランス調整を実施! ロードの待ち時間も軽減

  4. 『ロックマン』祝30周年!最新作『11』の設定画や記念セール情報などを一挙公開!

  5. PS5の“クリエイトボタン”では何ができる?よりスムーズになった機能を体験

  6. PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう

  7. 『モンハン:ワールド』俺たちの相棒「受付嬢」のかわいい姿を見よう! “全DLC衣装”でじっくり楽しむ受付嬢フォトコレクション【ワールド編】

  8. 『ELDEN RING』「魔術師セレン」の素顔はホントに可憐だったのか?そのヒントが、学院の「討論室」にあった

  9. 『モンハン:ワールド』に降り立つが、狩りに出られない!やり甲斐のあるキャラクリや可愛すぎるオトモアイルーのせいで…【プレイ日記】

  10. せっかくのGW、新しい扉を開いてみよう!男性にもおすすめしたい「乙女ゲーム」5選

アクセスランキングをもっと見る