2022年9月15日、「東京ゲームショウ 2022」が開幕しました。
3年ぶりのリアル開催となった会場に集まった多数のゲームやデバイスの中でも注目のひとつが、来年初頭に発売予定の「PlayStation VR2(PSVR2)」です。今回はカプコンブースで体験可能なPSVR2版『バイオハザード ヴィレッジ』のプレイレポートをお届けします。

◆敵よりもPSVR2専用コントローラーの直感操作にビビる
ということで編集部に連れられ、カプコンブースへやってきた筆者。実は『バイオハザード7』は怖くて途中でやめちゃったので、すごく不安です。

しかしもう後戻りはできません。「何だったら心拍数測ってみてよ」とスマートデバイスを装着され、ブースへと送り出されました。

今回のデモ版は「ドミトレスク城」が舞台。いざイーサンを操作してみると……背景の質感がすごい!高解像度と120hzで描画される映像はめちゃくちゃ滑らかで、360度広がる風景のリアルさは格別です。

そして何より特徴的なのは専用コントローラーによる直感的な操作。両手の中指に配置されたボタンと振動機能などで「握る」動作をリアルに再現しており、気付けばめちゃくちゃ寒そうなステージなのに手汗まみれになってしまいました。
銃のリロードにはマガジンの脱着やコッキングが必要になるのですが、直感的に動かせるので数回の操作ですぐに馴染み「敵に襲われながらノールックリロードからのパニック連射」もこなせるようになりました。体験版は弾数無限で本当に良かったです。


当初はビビりまくっていた筆者ですが、いざプレイしてみると痛そうなシーンやビックリする瞬間はあるものの、怖さよりも映像の滑らかさや手応えがダイレクトに感じられる操作感への「凄ぇ」が手伝って、スラスラとプレイできました。
とはいえ、前述した心拍数はしっかり上がっていたんですけど!コントローラーが手汗だらけになってしまったのは申し訳ないです。

視界が滑るように感じられる移動時などVR酔いしやすそうなシーンもありましたが、眼前にそびえ立つ“VRドミトレスク夫人”は一見の価値あり。原作やPSVRタイトルのプレイ経験のある方にも是非触ってみていただきたい内容でした。
操作性も相まって圧倒的な没入感が味わえるPlayStation VR2版『バイオハザード ヴィレッジ』は東京ゲームショウ2022カプコンブースにて試遊が可能です。
コーナー付近で「試遊整理券」を先着順で配布予定ですので、体験をご希望の方はお早めに。なお、「CERO:Z」相当の表現を含んでいるため、試遊前には身分証による年齢確認が必要となりますのでご注意ください。