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『ウマ娘』を10年続くIPへ―サイバーエージェントが決算資料にて、さらなる発展を目標に掲げる

サイバーエージェントは決算資料にて、『ウマ娘 プリティーダービー』関連のコンテンツを10年続くIPにしていくとの目標を掲げました。

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『ウマ娘』を10年続くIPへ―サイバーエージェントが決算資料にて、さらなる発展を目標に掲げる
  • 『ウマ娘』を10年続くIPへ―サイバーエージェントが決算資料にて、さらなる発展を目標に掲げる
  • サイバーエージェント「2022年通期決算発表」からのスクリーンショット。
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サイバーエージェント「2022年通期決算発表」からのスクリーンショット。

サイバーエージェントは10月26日、「2022年通期決算発表」を行いました。その資料の中で、『ウマ娘 プリティーダービー(以下、ウマ娘)』関連のコンテンツを、10年続くIPにしていくという目標を掲げています。

『ウマ娘』は、2021年2月24日にiOS/Android端末向けにサービスを開始。記事執筆現在、ダウンロード数は1,600万件を突破しており、社会現象として挙げられるほど勢いのあるスマートフォンアプリとして知られています。

同社はそんな『ウマ娘』に対して、「運用強化とクロスメディア展開等で、10年続くIPへ」という見出しを付けた決算資料を公開。スマートフォンアプリはもちろん、ショートアニメ「うまゆる」や99世代”の活躍が期待される新作アニメ、声優陣がステージに立つ「LIVE」イベントといったクロスメディア戦略によって、『ウマ娘』のコンテンツをさらに発展させていくとしています。

勢いが止まらない『ウマ娘』ではありますが、プロジェクト自体は必ずしも順風満帆で進んできた訳ではありませんでした。当初、2018年のリリースを予定していた『ウマ娘』は同年にアニメ版を放送したものの、アプリ版は延期を繰り返し、2019年には当時のコンテンツプロデューサー退任まで報じられました。ファンからは「本当に配信されるのか」と危惧されていたほどです。

それから時は流れ、2021年に無事リリース。今日、これほどの人気を得ているのは、それだけファンがリリースを切実に待ち望んでいたことの結果だと考えられます。そのような『ウマ娘』に対して、10年という長期的なビジョンが示されることは、ファンにとっても嬉しい知らせと言えるのではないでしょうか。

なお参考までに、今から10年前にあたる2012年を振り返ると、10周年を迎えた『パズル&ドラゴンズ(パズドラ)』が2012年2月にサービス開始。当時は『拡散性ミリオンアーサー』や『探検ドリランド』といったタイトルがランキング上位を賑わせていた時代です。またスマートフォンアプリから離れますが、シリーズ初のオンラインゲーム『ドラゴンクエストX』がサービス開始となったのも2012年8月です。

こうして振り返ると、10年という月日は決して短くはありません。それでも『ウマ娘』にはまだゲーム内に実装されていない競走馬が多数存在します。また、最近は『ウマ娘』から“逆輸入”となった競走馬「ビターグラッセ」が初勝利を飾るなど、競馬界に大きな影響を与えているといっても過言ではないでしょう。10年は決して、夢物語ではないのです。

「キミと夢をかけるよ 何回だって勝ち進め 勝利のその先へ! 」(TVアニメ「Season2」OP曲「ユメヲカケル!」歌詞より)

『ウマ娘』の躍進は、産みの苦しみから始まり、力を蓄えたからこそ見事に開花したものだと言えます。ファンからも多大な支持を受けるコンテンツに発展したからこそ、10年“まで”とは言わず、これからも大事に育てていってほしいと願うばかりです。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《蒼真》

デジタルガジェット・フェチです 蒼真

某年5月生まれ。幼少期からゲームウォッチを、ばらしたり機械に興味が出る。高校生から家電量販店で値引き交渉をするのが楽しく、パソコンを組むまではいかないが、一般人にしてはトライアンドエラーで機械に強い。PS・SS戦争の際は片方を売っては片方を買うを繰り返し、その後はドリームキャスト・Xboxとマイナー路線を進む。Xbox時代には、海外の人と渡り合っており洋ゲーも輸入するも、今やライトユーザー。いろいろ渡り歩きインサイドに流れ着いた流浪のひよっこライター。可愛いものが好き。

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