にじさんじ所属VTuberの“サロメ嬢”こと「壱百満天原サロメ」さんが、11月24日の生配信で、『遊戯王OCG』のモンスターカード「混沌魔龍 カオス・ルーラー」を購入したと発表。これによりTwitterでは「カオス・ルーラー」がトレンド入りし、多くのデュエリストを驚かせました。
◆サロメ嬢の決闘魂を惹きつけた「カオス・ルーラー」

最近では、所属VTuberたちによる遊戯王イベント「にじさんじ遊戯王マスターデュエル祭2022」が開催されるなど、グループ全体で遊戯王が流行しているにじさんじ。
それに触発されたのが、人気VTuberのサロメ嬢です。生配信では「にじさんじのみなさまが遊戯王で大盛り上がりしていて"良いな~"」と思ったこと、また「"遊戯王やりたい"とみなさんに混ざるとき“カオス・ルーラーは持ってます!”」と言えるように購入したと発言しています。
これが話題となり、配信後のTwitterではカオス・ルーラーが一躍トレンド入りを果たしました。
他にカワイイカードもある中、サロメ嬢を「カッコイイ」「メッチャ強そう」と惹きつけたカオス・ルーラーは、どんなカードなのでしょうか?
◆2つの強力効果を内蔵した攻撃力3000のモンスターが弱いわけない

配信中のコメントでは「メッチャ強い」「大抵のデッキに入る」と言われていたカオス・ルーラーですが、実際、優れたステータスに扱いやすい効果を持つ、大変優秀なカードです。
シンクロ・効果モンスター
レベル8/闇属性/ドラゴン族/攻3000 守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の「1」「2」の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
「1」:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。自分のデッキの上からカードを5枚めくる。その中から光・闇属性モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。残りのカードは墓地へ送る。
「2」:このカード以外の光・闇属性モンスターを1体ずつ、自分の手札・墓地から除外して発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
一つ目の効果が、シンクロ召喚成功時に山札の上から5枚のカードをめくり、光・闇属性モンスターを選んで手札に加えるというもの。この手のカードでは珍しく、残った4枚は墓地へ送れます。そして二つ目の効果が、墓地の光・闇属性モンスターを除外し、自身を蘇生するというものです。
墓地は「第二の手札」と呼ばれるほど、重要性の高い遊戯王。事実、好きなモンスターをたった1枚だけ墓地に送れる「おろかな埋葬」は制限カードに指定されているなど、墓地肥やしの能力は高く評価されています。

そんな中、カオス・ルーラーはサーチをしながら、簡単に4~5枚墓地肥やしが可能です。ランダム性は高いですが、うまくハマればかなりのアドバンテージになります。
しかも墓地に送ったカードの中に、光・闇属性モンスターがあれば、容易に蘇生できます。安定性に欠けますが、この2つの効果が"噛み合って"おり、大変使いやすいところだと思います。
◆「カオス」「ライトロード」の他、OCGでは「ビーステッド」に投入されトーナメントでも活躍

デッキとしては、名前の通り「カオス」テーマのデッキに加え、「裁きの龍」の特殊召喚を狙える「ライトロード」や、墓地にモンスターを溜めたいアンデット族デッキなどでも活躍が期待できます。


さらに2022年7月に登場したテーマ「ビーステッド」との相性が注目され、大会で使用されるなど、改めてその強さが注目を受けています。
◆サロメ嬢が「カオス・ルーラー」を特殊召喚する日が楽しみ!

とはいえ、いかんせんレベル8のシンクロモンスターには、墓地にリンクがいるだけで敵モンスターの効果を無効化するアイツや、全盛期には相手のカードを無条件に3枚ハンデスしデュエルできなくさせたサイキック族の制限カードなどもおり、よく見かけるというほどではありません。

が、ステータスも高くカードパワーは十分。初手に出して倒されても、墓地からの蘇生で次ターンの反撃に力を貸してくれるはずです。
ゴージャスなサロメ嬢をサポートするのに、いぶし銀な活躍を見せそうなこのカード。ぜひマスターデュエルを初めて、シンクロ召喚を決めてみて欲しいですね!
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