
文化財活用センター(ぶんかつ)と東京国立博物館(トーハク)は、1月31日より東京国立博物館の法隆寺宝物館内にて、「デジタル法隆寺宝物館」を開室します。
◆常時展示できない名宝を、デジタルコンテンツで展示

「デジタル法隆寺宝物館」では、常時展示の難しい法隆寺ゆかりの品々を、複製ながら臨場感あふれるグラフィックパネルや、大型8Kモニターでのデジタルコンテンツなどにして詳しく鑑賞できるようにしています。


1月31日からは、国宝「聖徳太子絵伝」をテーマに展示を行います。元の絵では確認の難しい聖徳太子の表情なども、細部までしっかり鑑賞可能。さらに展示室内には、「伎楽(ぎがく)」という幻の芸能で使われたお面や装束も、復元模造として配置しています。

なお「デジタル法隆寺宝物館」では半年毎に展示替を行い、8月1日からは「法隆寺金堂壁画」を展示テーマにする予定。詳細は公式サイトをご確認ください。