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『勝利の女神:NIKKE』は“尻ゲーなSTG”にあらず! 誤解されがちな本質に迫る─今から始めても間に合うの?

リリースから半年が経ち、今も注目を集める『勝利の女神:NIKKE』。しかし本作は、色々と誤解されがち。プレイするか迷っている未経験者に向け、その誤解を晴らします!

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『勝利の女神:NIKKE』は“尻ゲーなSTG”にあらず! 誤解されがちな本質に迫る─今から始めても間に合うの?
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『デスティニーチャイルド』などで知られるSHIFT UPがLevel Infiniteとタッグを組み、2022年11月に正式サービスが始まった『勝利の女神:NIKKE』。当初はiOSとAndroid向けにリリースし、後日PCにも展開を広げて話題となりました。

スマホ向けの基本無料ゲームは今も高い人気を集めていますが、上位に位置するタイトルは長期間にわたって運営しているものがほとんど。『パズル&ドラゴン』や『モンスターストライク』、『プロ野球スピリッツA』に『Fate/Grand Order』などがひしめいており、直近の新作はそう簡単には食い込めません。

比較的新しい作品だと『原神』の活躍が記憶に新しいところですが、こちらのリリースも2020年なので、正式サービス開始からもう2年以上経過しています。

そんな強豪たちが立ちはだかる中、『勝利の女神:NIKKE』は好調なスタートダッシュを見せ、11月だけで世界収益が1億ドルを突破。歴戦の人気作をも脅かす勢いを見せ、存在感を示しました。また、その後も堅調な動きで躍進を続けており、もうじきリリースから半年を迎えようとしています。

多くのゲーマーから注目を集めている本作ですが、ビジュアル面が話題になることも多く、誤解されやすい点も否めません。また、本作が気にはなるものの、「今から始めても間に合うの?」と不安を抱き、プレイに踏み出せない方もいることでしょう。

そこで今回は、正式サービスから半年間遊び続けた筆者のプレイ体験を通して、『勝利の女神:NIKKE』がどんなゲームで、如何なる魅力を持っているのか。そして、今から始めても十分楽しめるのか等の様々なポイントを紹介し、『勝利の女神:NIKKE』の本質へと迫ります。

◆『勝利の女神:NIKKE』は、お尻だけのゲームじゃない!

まだプレイしていないゲーマーが『勝利の女神:NIKKE』に対して最も抱きやすいのは、“尻ゲー”という印象でしょう。本作は元々、銃撃戦でバトルする「ニケ」たちの後姿を指して、“背中で魅せる”といったキャッチコピーを当初から掲げていました。

ニケたちは画面奥に向かって発砲するため、射撃中はプレイヤーに対して背中を向けます。ですが、銃器の反動で小刻みに震えると、目につくのはむしろ背中よりも下半身。特に、滑らかな曲線を持つ“お尻”の部分が揺れやすく、自然と目が奪われてしまいます。

そのため、本作が“尻ゲー”と呼ばれるのも仕方のない話です。しかし、“揺れる尻”だけしか取り柄のないゲームではありません。むしろ先に進めば進むほど、悠長に“尻”を見る余裕は皆無なのです。

敵である「ラプチャー」だけでなく、時には飛来するミサイルも撃ち落さなければならないので、まずエイムに視線が奪われます。また、勝利のカギを握るバーストスキル(ゲージが溜まると使用できる強力なスキル)は、相手が強敵であるほど発動するタイミングが重要になるので、戦局も見極めなければなりません。

また、射撃一辺倒だとニケが被弾してしまうので、状況に応じて遮蔽物に隠れるのも大事な戦略。操作中のニケだけでなく、部隊全員をカバーさせる場面もあり、この判断を誤れば半壊しかねません。

無論、こちらの戦力が高ければそれだけ危険は少なくなり、豊かな曲線美を眺める余裕もあります。戦力が十分な場合、操作はオートに任せれば、文字通り手放しでじっくりと画面を眺められます。

ですが、メインシナリオが展開する「キャンペーン」や、高難易度モードの「ハード」などは、先に進めば進むほど戦いが厳しくなり、要所で待ち構えるボスをフルオートで撃破するだけの戦力まで高めるのはかなり大変……というか、「このボス、フルオートで可能なのか?」と思うほどです。

逆に手持ちのニケとプレイヤーである指揮官の操作次第では、推奨戦力を下回る戦力でのクリアも可能。尻を眺める楽しみと引き換えに、手ごわい敵を打倒する達成感が味わえます。

この『勝利の女神:NIKKE』は、安易に尻を眺めるだけのヌルゲーではなく、設定に準じた厳しい戦いが待ち受けており、それを乗り越えるのは指揮官の判断次第。しっかりと腕前が問われるゲーム性を備えているのです。

ちなみに、ニケたちの魅惑的な臀部は各キャラクターの試射画面でも見られます。問題なく勝てる状況下のオートモードや、この試射画面など、彼女たちの見姿をゆっくりと眺める手段はいくつもあるので、そちらを満喫したい方もご安心ください。“お尻”だけでのゲームではありませんが、“お尻”に向けた期待も裏切りません!



《臥待 弦》
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