任天堂は「Nintendo Direct 2023.6.21」にて、2D横スクロールマリオの完全新作『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』を発表しました。ところが、本作から新たに登場する要素を発端に、“ガンギマリオ”というワードがTwitterにトレンド入りする事態となっています。
◆久々の2Dマリオはひと味違う
2D横スクロール作品としては『New スーパーマリオブラザーズ U』以来、およそ11年ぶりとなる完全新作の『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』では「New」の看板が外されややすっきりした印象のゲームタイトルになりました。とはいえ、ゲーム内容はしっかりパワーアップしており、これまでとはひと味違う作品になっていそうです。

クリボーなどの敵キャラクターや、触れるとパワーアップするスーパーキノコといったお馴染みの要素は見られるようですが、映像の冒頭に登場する花が「さあ!しゅっぱ~つ!」と日本語を喋るなど、過去作品とは一線を画すような演出がみられます。
さらに特徴的なのは、本作の目玉要素と思われる「ワンダーフラワー」です。これにマリオが触れることで、グリッヂ演出と共にステージが様子を変えます。映像では並んだ土管に顔が描かれ、上下に揺れてマリオを翻弄。土管が意思を持ったようにもみえます。
また、マリオ自体が黒く塗りつぶされ縦に伸びるなど、常識では考えつかないような要素が含まれているのです。



これを見た視聴者は「ワンダーフラワーにはなにかヤバいものが含まれているのでは」と推測し、ワンダーフラワーに触れたマリオを“ガンギマリオ”と揶揄しはじめたのです。そして発表があったNintendo Direct直後にはTwitterのトレンドにまであがりました。ワンダーフラワーに触れる前の風景ですらサイケデリックに見えてきます。


冷静に考えると、キノコに触れてパワーアップするという時点でかなりヤバいことは事実ですが、今作ではスーパーキノコが可愛く見えてくるほど、ぶっ飛んだ演出が見られることに期待しましょう。
『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』はニンテンドースイッチ向けに10月20日発売予定です。