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夏休みシーズンに差をつけろ!実績・トロフィーが取りやすい&苦行になりやすいタイトル/ジャンルを選抜解説【特集】

この夏、地獄のトロコン絵日記を書いてみませんか?

ゲーム 特集
夏休みシーズンに差をつけろ!実績・トロフィーが取りやすい&苦行になりやすいタイトル/ジャンルを選抜解説【特集】
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獲得しにくい例その1―ギャンブルマラソン

ここからは逆に取得が難しい実績、コンプリートするにあたって相当な苦労が予想される例を筆者の実体験も交えて説明していきます。

やり込みとは、まさに自らを高める修行のようなもの。しかし、どんなに努力をしても必ず報われるわけではないによるランダム性の高い実績に挑む場合は、相応の勇気と覚悟が必要になるでしょう。

これまで筆者がコンプリートを目指した数あるタイトルの中で、およそ丸1か月以上もの膨大な時間を注ぎ込み、はては精神崩壊を起こして引きこもった思い出深い作品が『モンスターハンター:ワールド(Monster Hunter: World)』です。

この歴史あるシリーズには金冠という概念があり、狩猟対象であるモンスターたちは毎回ランダムの異なるサイズで登場し、その中で最も大きいものが金冠、逆に最も小さいものが最小金冠(最小冠)とされています。

くどいようですが、この最大・最小金冠は完全に運要素。しかも実際に討伐・捕獲するしか確かめようがない上に、歴戦といった高難度のクエストほど出やすいとされ、あらゆる面でプレイヤーに不利な仕様です。

大タル爆弾を物差しにしたりと趣向を凝らした測定法が数多く考案されましたが、いずれも確実なものはありません。

もう二度と金冠は探しません。

そうして筆者は1か月もの間、1日20時間かけてクシャルダオラの最大金冠だけを探し求めて彷徨うことになり、そんな人の道を外れた責め苦を筆者の代で終わらせるべく、ここにギャンブル染みた実績に対する警鐘を鳴らしておきます。

クシャルダオラに続いて苦戦したのがドスギルオス。これも1週間近く草の根を分けて捜索し、結果的に100匹以上を狩猟させられた。

獲得しにくい例その2―オープンワールド

地平線のかぎり続く広いマップを探索し、無限の自由度を楽しめるのがオープンワールドにしかない面白さですが、時代の流れと共に主流となった箱庭ジャンルは巨大であるが故に、実績収集のプレイヤーにとって物理的な天敵であると言えます。

あの有名な『Fallout 4(フォールアウト4)』も実績の難易度自体は簡単で、理不尽に難しいものや運要素はありません。

ただ、あらゆるものが大きくなりがちなオープンワールドでは、マップを行き来するだけでも重労働。皮肉ながら、広大なマップに隠された小さなコレクション要素を集める必要もあり、同ジャンルの他のタイトルによっては数えきれない種類の武器、アイテムも全て手に入れることを要求される場合があります。

ストーリー分岐からのマルチエンディングなどもオープンワールドによく見られる特徴であり、異なる結末の数だけ周回プレイも必須。取り返しのつかない要素も存在し、この手のジャンルはバグが多いことでも知られているので、実績コンプリートにあたっては念入りに手順を確認して計画を立てる必要があるでしょう。

意外と苦労するのが幸福度100の実績。説明するのも難しい。

獲得しにくい例その3―高難度ゲーム

ただクリアするだけでも心が折れるゲーム。そう聞いた段階で大抵のプレイヤーは恐怖しますが、よりにもよって、そのゲームでコンプリートを目指す勇者たちはなおさら絶望せざるを得ません。ゲームクリアは当然ながら実績として組み込まれており、さらなる困難が用意されていることは火を見るより明らかだからです。

その代表例が『ダークソウル(DARK SOULS)』シリーズをはじめとしたソウルライクのジャンル。このジャンルに属する作品は玄人向けの志向が強く、コンマ差で勝敗が決する本格的なアクションのほか、実績についても裏ボスを含む全討伐から装備コレクションまで名実ともに“オールクリア”を要求されがち。

一日中、朝から晩まで同じことを何千回も繰り返す。まさに人間性の喪失である。

特に、ソウルライクの由来でもある『ソウル』シリーズだけを見ても、ボスドロップの素材で作る武器などを揃えるための周回プレイ。加えて、一部の敵がレアドロップする武器、誓約のレベルアップ報酬のためにマルチプレイでの勝利数、またはオフラインでも取得可能な誓約アイテムを稼ぐべく地獄のギャンブルマラソンも併せて強いられます。

ソウルシリーズのマルチプレイは、レベルが上がるほどマッチングしにくくなり、敵対プレイともなれば完全に対人を想定した熟練プレイヤーが徒党を組んで待ち構える。この場合の勝率と、マラソンドロップ確率は大して変わらない。

幸いにも続編を重ねるごとに一部の実績が免除され、コンプリートの難易度が相対的に低下しましたが、周回を重ねるごとに敵が強くなる仕様は多くのシリーズで共通であり、マラソンにかかる肉体的・精神的負担も著しく増加。かといってレベルにもよりますが、とりわけオンラインの敵対プレイで勝利するのはかなり難しいです。

ソウルライクは高難度が作品の売りでもあり、どんなに理不尽なボス、それに紐づけられた実績を作っても許される大義名分が存在します。このジャンルに挑戦する勇気と時間があるなら、アドベンチャーゲームを10本コンプリートした方が費用対効果、精神衛生の面から見ても賢明でしょう。

逆に過去作ほど、コンプリートが難しいということである。いま思い返してみても人間のすることではなかった。

今回ご紹介したのは実績に関する知識のごく一部であり、その他にも効率良く収集するテクニックが多数あります。ただ、まるでトロフィーのためだけに制作されたような低価格・低難易度のタイトルが海外製を中心に出回っており、その領域にまで踏み込むのは自分の良心が咎めて気が進みません。

個人的には、実績のために日頃ゲームを遊んでいるわけではなく、AAAタイトルをはじめとした大ボリュームの話題作をプレイする中で、自然と“集めてみたい”と思わせられるタイトルに絞ってコンプリートしてきました。

実績を義務のように捉えると気が重くなってしまいますし、自分が面白いと思ったお気に入りのゲームへの熱意の証として、無理のない範囲で集めてみるのが最初の一歩ではないかと思います。

《りおちゃんこ鍋》
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