人生にゲームをプラスするメディア

吉田直樹氏が『FF17』に対する胸の内を語る―「同じおじさんがやっていくよりは、若い世代にチャレンジしてほしい」

吉田直樹氏「若い世代が若い感性で今の世にあったチャレンジな『FF』を作るほうが、未来にはいいのかな」。

ゲーム ニュース
※画像は『FF16』のもの。
  • ※画像は『FF16』のもの。
  • YouTubeより引用
  • ※画像は『FF16』のもの。
  • ※画像は『FF16』のもの。
  • ※画像は『FF16』のもの。
『FF17』の話題は1:03:00~

AIASの公式YouTubeにて、SIEの吉田修平氏と、スクウェア・エニックスで『ファイナルファンタジー16(以下、FF16)』などのプロデューサーを務める吉田直樹氏の対談動画が公開。その中で、『FF17』に対する吉田直樹氏の考えが語られました。

◆『FF17』の開発は若い世代にチャレンジしてほしい

対談では、『FF16』での開発経験を他のゲームでも昇華させていきたいと語る吉田直樹氏(以下、直樹氏)に対し、吉田修平氏(以下、修平氏)が「(他のゲームでもということは)じゃあ『FF17』は担当されないんですかね(笑)」と質問したことをきっかけに、『FF17』の話題がスタート。

直樹氏は「取締役だから迂闊なことは言えないですけど(笑)」と前置きしたうえで、「とりあえず、決まってはいない」「それこそ『FF14』と『FF16』の2作を担当させてもらったので、同じおじさんがやっていくよりは、若い世代が若い感性で今の世にあったチャレンジの豊富な『FF』を作るほうが、未来にはいいのかなってのはちょっとある」と、『FF17』の開発を若い世代にチャレンジしてもらいたい旨を語りました。

◆もし『FF17』の若いディレクターにアドバイスするなら?

修平氏はその回答を受け、「若いディレクターが『FF17』を任されるとなったら、どんなアドバイスをする?」とも質問。

これに直樹氏は、「基本的に『FF』ってチャレンジする作品なので、前作に喧嘩を売るわけではないけど、「俺が作る『FF』のほうが面白い」で作ってきてるから、ひとまず思い切って自分が面白い『FF』がなんなのか出してみたらいい」「その後で、例えば『FF16』がこうだから、『FF17』ではリアルタイムアクションとターンベースを組み合わせようだとか、ターンベースに戻してグラフィックも全部ドットにしようだとかを考える」とアドバイスするとのこと。

そして最後に、「何に何年も自分の人生をかけて、お客様にどんな体験を届けたいか、ファンの皆さんに何を遊んでもらいたいか。まずいったん「自分が『FF』をやるならこれだ」を机に並べてみる。どうしようって思ったら、また相談においで」とし、アドバイスを締めくくりました。


まだ一切の情報はない『FF17』ですが、歴代シリーズ同様に「チャレンジする作品」の精神が受け継がれるのは間違いないはず。直樹氏の語ったように、開発面でも若い世代が『FF17』を任されるというチャレンジングな未来が待っているかもしれません。


FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16) - PS5
¥5,640
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《茶っプリン》

ゲームライター 茶っプリン

「ゲームの新情報を一番に知りたい、そして色んな人に広めたい」そんな思いからゲームライターに。インサイドではニュースライター、時々特集ライターとして活動。関係者、ユーザーから生まれるネットブームにも興味あり。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. 『AC6』3,278円に『パワプロ2022』2,178円! ゲオの新セールが開幕─公式ストアでは『FF16』2,799円、『MGS:MC Vol.1』1,999円

    『AC6』3,278円に『パワプロ2022』2,178円! ゲオの新セールが開幕─公式ストアでは『FF16』2,799円、『MGS:MC Vol.1』1,999円

  2. “戦うゼルダ姫”は、最新作『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』が初じゃない! リンクと肩を並べて戦った「ヒロイン」を描いた作品に迫る

    “戦うゼルダ姫”は、最新作『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』が初じゃない! リンクと肩を並べて戦った「ヒロイン」を描いた作品に迫る

  3. 75歳のペルソナ使い!?外伝作品『ペルソナ5X』で「カッコ良すぎるおばあちゃん怪盗」が登場し話題に

    75歳のペルソナ使い!?外伝作品『ペルソナ5X』で「カッコ良すぎるおばあちゃん怪盗」が登場し話題に

  4. HD-2D版『ドラゴンクエストIII』に「見知らぬ職業」が映り話題!リメイク版ならではの“追加職業”として登場か

  5. 『学園アイマス』近日登場の新衣装が“あまりにもキンピカ”で話題に―「1人だけマツケンサンバいるな」「アカツキガンダムじゃん」

  6. タッチと連打でポケモンゲット!『ポケモンフレンダ』は『ポケモンメザスタ』の良さを受け継ぎながらも随所に新しさが光るゲームだった【先行試遊レポ】

  7. 山札の上から20枚も見れちゃう!?『ポケカ』新弾の「ラプラスex」が驚きの性能―終盤に逆転を狙える「ブライア」も初登場

  8. 【週間ニュースランキング】発売日が明かされたHD-2Dリメイク版『ドラクエIII』、PVに映った“謎の職業”が話題を呼ぶ!

  9. 「Nintendo Direct 2024.6.18」ピーク視聴者数が126万超え―「ゼルダ姫」主役の新作や約9年振り『マリオ&ルイージRPG』など意外な内容に

  10. ニンダイで発表の新作『ゼルダの伝説』、PVで過去作と「地形が似ている」と注目集まるー舞台は『神トラ』のハイラル?ひと目で判別できる特徴的なマップが話題

アクセスランキングをもっと見る