
王将フードサービスは、全国の「餃子の王将」などで提供する一部商品の価格改定を発表。SNSでは改定表が“ゲームのアップデートっぽい”とにわかに注目を集めています。
◆美味しさをバランス調整
今回の価格改定では、原材料価格や人件費、物流費等の上昇を理由に、餃子や炒飯、焼きそばなどのグランドメニューのうち13品目を20円~50円ほど値上げ。その一方で、より美味しい料理を提供できるよう商品改良を実施しています。

これらの改定前後の商品価格と、改良の内容を示した改定表がやたら“ゲームのアップデート”っぽく見えると話題を呼んでいるのです。
例えば、「炒飯」は、520円から570円へ変更されるかわりに、工程を改良し焦がしネギ油を使用、白ネギを追加することで香味が格段にアッパー調整される模様。そのほかにも、餃子は生姜とニンニクをベストバランスに調整されたり、ニラレバ炒めはレバーの下ごしらえを改良したりと、さまざまな“バランス調整”がなされています。
ゲームのアップデートでも、とりわけオンライン対戦型であればキャラクターやアイテムの“バランス調整”が実施されることは珍しくなく、タイトルによっては実際の数値が明確になったうえで、調整の意図や内容が示される「パッチノート」が公開されます。
人気オンラインゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』など複数のタイトルが過去に公開したパッチノートに目を向けると、アイテム(キャラクター名)と数値の変更、その意図が記されており、今回王将フードサービスが公開した改定表と極めて近しいものがあると言えるでしょう。



価格改定は6月21日より実施。詳しい商品のアップデート内容は公式サイトをご確認ください。また、東日本と西日本で価格が異なる点にもご注意ください。