
セガとアトラスは、中国で展開されている『ペルソナ5』の外伝作品『ペルソナ5: The Phantom X』について、日本向け展開を正式発表しました。
◆『ペルソナ5: The Phantom X』日本向けにも配信決定
『ペルソナ5: The Phantom X』は、中国のゲーム会社Perfect Worldが『ペルソナ5』とIPライセンス契約を結んで開発する作品です。『ペルソナ5』の世界観と基本設定をベースに、東京で「新たな怪盗団」によるオリジナルストーリーが描かれます。


中国版は2024年4月12日にローンチされ、繁体字圏と韓国版も4月18日にローンチ。公式サイトやPVでは日本語ボイスが用意されていたことから、国内ユーザーの間でも「いずれ日本でも配信されるのではないか」と期待されていました。
そして今回、日本向け展開が正式発表。対応プラットフォームはスマホ/PC(Google Play Games/Steam)で、セーブデータ共有にも対応しています。配信日は不明。なお、グラフィックはPC基準で開発されています。
◆怪盗団の仲間たち
主人公は「己刮学園(こかつがくえん)」に通う高校生2年生で、歴代シリーズ同様にプレイヤー自身が好きな名前を付けられます。怪盗団の仲間として「ルフェル」「新井素羽」「加納駿」「多祢村理子」も紹介。また、『ペルソナ5』より「ジョーカー」たちも登場します。






◆昼は学生、夜は怪盗として活動
ゲームの基本的な流れは、昼は学生として生活し、夜は怪盗として心のダンジョンに繰り出すという、『ペルソナ5』と同様のもの。昼に行動できるエリアは、『ペルソナ5』でもお馴染みの渋谷や新宿、四軒茶屋(三軒茶屋)、そして新たに「雑司が谷」にも行けます。



完全新作ストーリーにあわせて、登場するパレスやシャドウは完全新規に。メメントス探索も楽しめるほか、運営型タイトルらしく、バトルコンテンツといった様々な要素が継続的に追加されていきます。

ベルベットルームは海底トンネルをイメージ。「イゴール」や新たな従者「メロペ」が出迎えてくれます。


◆戦闘は馴染み深いプレスターンバトル
戦闘も『ペルソナ』シリーズでは馴染み深い「プレスターンバトル」を採用。細かい点を調整し『ペルソナ5』よりも遊びやすくしているほか、「ハイライト」というキャラクターごとの必殺技を使用できます。




また、怪盗団をサポートする「怪ドル(怪盗×アイドルの造語)」も登場。主人公と縁のできた登場人物たちが怪盗となり、一緒に戦ったり探索したりできるシステムです。
厳密には本人がペルソナ使いに覚醒したわけではなく、「もしあの人が怪盗になったら?」という主人公の想像から生まれた認知存在という設定をしています。
◆クローズドβテストが開催決定
日本向け配信に先駆けて、スマホ/Steam向けクローズドβテストの開催が決定しました。実施期間は決定次第、改めて案内予定。テスター募集は本日9月25日~10月6日です。

また、9月26日~29日に開催される「東京ゲームショウ2024」ではプレミアム試遊会を実施。ストーリーを体験できるモードと、バトルを体験できるモードの2種類を試遊できます。この他にも、コスプレイヤーと撮影できるフォトスポットやLynさんの生ライブ、ノベルティ配布などが予定されています。

『ペルソナ5: The Phantom X』の配信時期は不明。基本プレイ無料のアイテム課金制です。本日9月25日より事前登録キャンペーンもスタート。詳細は公式サイトをご確認ください。
(C) [2024] Perfect World Adapted from Persona5 (C)ATLUS. (C)SEGA.