■マスターさんの精神面も、アビーにお任せ!
『FGO』のマスターは、人類史を守る最後の砦として、常に過酷な戦いに身を晒してきました。その危険は直接的なものだけでなく、時には精神に影響を及ぼす攻撃や浸食もあります。
精神干渉からマスターを守るのも、サーヴァントの役目です。ただし、精神を守護しているサーヴァントは限られており、誰でもできる役柄ではありません。ごく一部のサーヴァントがマスターの精神を守っていますが、「巌窟王 エドモン・ダンテス」がその代表格として知られています。

ただしエドモン・ダンテスは、「奏章II 不可逆廃棄孔 イド」の結末で、カルデアから去る決断を下しました。この時、マスターの精神世界を守る役目をエドモン・ダンテスから直々に指定されたのが、ほかならぬアビゲイルでした。
精神を守護するサーヴァントの数は多くありませんが、エドモン・ダンテスに認められて後任に選ばれたのは紛れもない事実。この出来事もまた、アビゲイルが“一線を超えていた”ことの証となるでしょう。
■2024年にサンタデビュー! 水着&サンタを経験した数少ないサーヴァントに


サーヴァントとしてのアビゲイルは、最初に現界した姿だけでなく、2020年の夏イベントではいわゆる「水着サーヴァント」となり、新たな姿「アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕」を得ました。
水着サーヴァントは毎年増えるものの、サーヴァントの総勢は現在400騎を超えており、水着化したのはその一部。この枠に入っているだけでも、アビゲイルは十分に恵まれた立場でした。

しかし、現在開催中のクリスマスイベント「ポホヨラのクリスマス・イブ 夢見るサンタとくるみ割り人形」では配布サーヴァントに選ばれ、「★4(SR)アビゲイル・ウィリアムズ〔サンタ〕」が実装。いわゆる「サンタサーヴァント」に抜擢されたのです。
サンタサーヴァントは水着サーヴァントよりも数が少なく、2024年でようやく9代目。まだ9人しか現存していないサンタサーヴァントのひとりに、このアビゲイルが選ばれました。冬の祭りに相応しく、華やかで可憐な装いとなった新霊基に、心を奪われた人も多いはず。

また、サンタサーヴァントと水着サーヴァントを両方経験している者となれば、その数はさらに絞られます。そこに加わる一員となったアビゲイルは、非常に稀で恵まれた存在であると言えるでしょう。