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戦場で疲弊したトリガーハッピーは、『インフィニティニキ』を楽しめるのか?究極の平和ゲーに癒されながら、人としての優しさを学んだ話【特集】

癒し成分が豊富なオープンワールドゲーム『インフィニティニキ』。戦いしか知らない筆者でも十分楽しめるのか、実際にプレイして確かめてみました。

ゲーム 特集
戦場で疲弊したトリガーハッピーは、『インフィニティニキ』を楽しめるのか?究極の平和ゲーに癒されながら、人としての優しさを学んだ話【特集】
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私の好きなジャンルはFPS・TPSといったアクションシューターです。ゲーム内で銃を撃つことに喜びを感じるトリガーハッピーでもあります。

そんな私にとって、銃弾が飛び交う戦場は「居場所」、もしくは「故郷」そのものでした。オンラインの戦友たちと一緒にゲーム内の戦場に身を投じ、勝利の旗を掲げることに生きがいを感じていたものです。

しかし年齢を重ねるにつれて、私は平和なゲームを求めるようになりました。銃声も爆発も、そして敵味方が誰も倒れないゲームが理想です。平穏を求めて隠居生活を考える歴戦の戦士のような気分です。

私の心を掴むゲームがないか色々探してみたところ、12月5日に配信されたオープンワールドADV『インフィニティニキ』が目に留まりました。本作のトレーラーを鑑賞して「あ、このゲームが理想かもしれない……」と思った私は、さっそく『インフィニティニキ』をプレイしてみることに。

果たして、平和とは無縁な生き方をしていた私でも『インフィニティニキ』は楽しめるのでしょうか……?

■銃ではなく「衣装の着せ替え」が超重要なゲーム!

私がイメージしていた『インフィニティニキ』は、メルヘンチックなファンタジー世界で思い思いの生活を堪能するゲームでした。

最初は「銃がない状態でほんとうに生活できるのか?」とやや不安でしたが、衣装の力でどうにもなってしまうのが『インフィニティニキ』というもの。そもそも本作は「癒し」がテーマになっているため、銃弾の力で相手をねじ伏せるようなゲームでないことは言うまでもありません。

なにこれ、超平和なゲームじゃないか……。

衣装の力で物事を解決していくのが『インフィニティニキ』の魅力です
素材回収用の衣装に着替えることもあります
必要な素材を集めて衣装を製作!

『インフィニティニキ』の肝となるゲームシステムは「衣装の着せ替え」です。「攻撃」や「ジャンプ」「素材の収穫」など、さまざまな効果を持つ衣装(コーデ)に切り替えながら攻略していきます。衣装さえあればなんでもできるので、物騒な武器は不要です。

デフォルト時の着せ替えも可能です

ちなみに、デフォルト時の衣装は自由に着せ替えができ、おしゃれを極めるという楽しみ方もあります。

私にとって、ゲームでファッションを楽しむ行為は初めてでした。戦場での生活が長かったためか、戦うこと以外の楽しみ方はほとんど知らない状態だったからです(ゲームの話です)自分らしさを演出する楽しみ方も『インフィニティニキ』ならではの魅力だと思いましたね。なるほど、これは興味深い。

■人としての優しさを教えてくれるゲーム性

『インフィニティニキ』の特筆すべき点は、オープンワールドの要素です。色彩豊かな世界を自由に探索できる点も魅力ですが、私の心を射抜いたのはサブクエストの依頼内容でした。

平和に満ち溢れたエリアを探索
広大な「マーベル大陸」を自由に探索できるのも『インフィニティニキ』の特徴です

豊富にあるサブクエストはオープンワールドゲームあるあると言っても過言ではありません。ただ、私がよくプレイしていたオープンワールドゲーム(FPS・TPS)の多くは、「〇〇を始末しろ」とか「施設に爆弾を仕掛けて爆破せよ」といった物騒なものばかりでした。こんなイメージをすぐに連想してしまうのは、CERO:Z(18歳以上対象)のゲームをプレイし続けた弊害なのかもしれません。

NPCの悩みごとを解決することもニキの仕事です
ニキ、超ポジティブです。ほんと良い子ですね

一方、『インフィニティニキ』の依頼は「素材を集めてほしい」「落ち葉の山を片付けてほしい」といった平和的な内容がほとんどです。武力で解決するのではなく、些細な悩みを衣装の力で解決していくゲーム性が『インフィニティニキ』の魅力と言えるでしょう。平和的な手段で解決するスタイルに引き込まれましたね。

また、住民たちの悩みを解決していると、だれかの役に立っているという満足感が心の奥底から湧き上がってくるのです。銃ではなく、人としての優しさを学んだ瞬間でした。

個性豊かなキャラクターとの交流も面白いです
記念写真をパシャリ

長らくCERO:Z級のオープンワールドゲームをプレイしてきたからか、本作のオープンワールド体験は極めて新鮮味がありました。住民たちは皆優しいですし、よそ者同然のニキ(プレイヤー)を心から歓迎してくれるわけですから。人間関係のしがらみもなく、対立もありません。『インフィニティニキ』の世界で余生を過ごしてみたいと思ったほどです。

■バトルもあるけれど物騒ではないからOK(え?)

意外でしたが、本作は「邪魔モン」と呼ばれるモンスターとのバトルもあります。ただ、バトル自体はそこまで難しくはありません。敵にエイムを……いえ、カーソルを合わせると自動でロックオンができ、あとは攻撃ボタンを押すだけでOK。ね、簡単でしょ?

「邪魔モン」という敵が登場します。戦闘の要素はまったくの予想外でした
邪魔モンをロックオンして……
波動拳風の攻撃を発動!

FPSやTPSといったシューターは、どうしてもエイム力が問われがちです。自分自身と対戦相手のエイム力を比較するとどうしても気分が滅入ってしまい、ストレスの原因になることもしばしば。「あー、自分のエイム力低すぎるわ……」と落胆してばかりでした。

その点、『インフィニティニキ』はエイム力を必要としないゲーム性がうれしいところ。バトルがあることに最初は驚いたものの、昨今のシューターほど物騒ではありません。全年齢向けのアクションゲームといった感じでした。

高所から飛び降りて真下の敵を一掃するという殺意マシマシなアクションもありますが、まぁよしとしましょう。

「バトルがあるなら平和と呼べないのでは?」というツッコミがあるかもしれませんが、「相手はファンタジー世界の魔物なので問題ない」ということで大目に見ていただけると幸いです。

■武器よさらば!『インフィニティニキ』は理想の楽園だった

今回はFPSゲーマーの視点で『インフィニティニキ』の魅力を解説しました。はっきり言って、本作は私が求めていたゲームそのものでした。衣装の力で解決していくゲーム性や癒し全開のオープンワールド要素は、本作でしか味わえない唯一無二の面白さだと感じたからです。いわば斬新。

私のように戦いに疲れた方を癒やしてくれるのが『インフィニティニキ』の良さだと思います。本作は基本プレイ無料のゲームなので、気になる方はぜひプレイしてみてください!


PlayStation 5 デジタル・エディション(CFI-2000B01)
¥70,742
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《いちえもん》

日日執筆 いちえもん

某ITメディア編集部員を経てライターに転身しました。大好物は洋ゲー全般、FPS、死にゲー、アドベンチャーゲーム、ホラーゲームなど。

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