1月23日から26日までの4日間、台湾・台北南港展覧館1号館にてアジア最大級のゲーム見本市「台北ゲームショウ2025」が開催。同イベントに文明が崩壊した未来社会が舞台のマルチプレイ×オープンワールド×サバイバルゲーム『Once Human』が出展しました。

今回の出展は試遊台や配布物といったものはなく、ゲームに登場する異形のクリーチャーに扮したコスプレイヤーが通路前に立って、寄って来た来場者に、クリーチャーの同行者がゲームの宣伝をするといった形でした。写真をSNSに投稿すると抽選で景品が当たるようでしたが、立ち止まってくれないと説明できないという……まさに人力の極みのような取り組みです。


人形のクリーチャーに扮した女性コスプレイヤーは2人いたのですが、スーツケースに大きな口がある人喰いのような頭、ピンクの蕾のような頭と、どちらも顔が見えない被り物をしていました。

そのうち、ピンクの蕾のようなクリーチャーに扮していたのは、大変な美女である「伊登(Idun)」さんです。顔も見えないし、声も発しないし、ただ、手招きするだけの不気味な佇まい。意味不明さもあって、カメラマンによる囲み撮影ができるといった状況にはなりませんでした。

美女の良さを全く活かせていないのでは?と思うのですが、一生懸命手招きするその姿はなんとも清々しく、顔が見えなくても美しさを感じさせました。実際、興味を惹かれて2ショット撮影を求める人もちゃんといました。

人はやはり美しいものに惹かれてしまうのですね。
モデル:濱吉(Instagram:yuiyui331_cos)
撮影:乃木章(X:@Osefly)