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「死にゲー」をやめた『エンダーマグノリア』が出した答えとは─高難易度作品も多い「メトロイドヴァニア」に刻んだ新たな一歩を実体験

黎明期と比べると、キャッスルヴェニア作品は高難易度のものも増えました。そうした状況で『エンダーマグノリア』が挑んだのは、「死にゲー」ではない難しさと楽しさの追及でした。

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「死にゲー」をやめた『エンダーマグノリア』が出した答えとは─高難易度作品も多い「メトロイドヴァニア」に刻んだ新たな一歩を実体験
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■「ボス戦」が厄介? そんな時は「リピートスキル」を使いつつ回避に専念

マップの各地で挑む「ボス戦」は、かなり手応えのある戦いが待ち受けています。ただし、スキルの充実に伴って対処法が増え、戦いやすくなっていくのは「ボス戦」も同じです。

「道中の戦い」と「ボス戦」の最も大きな違いは、長期戦になることでしょう。攻撃を当てることも重要ですが、瞬間的な爆発力だけでは到底倒しきれないため、長く戦うための実力が問われます。

「死にゲー」と呼ばれる作品は、長期的に戦う能力を問われる場合が多く、攻撃だけでなく的確な回避も非常に重要です。一般的なアクションゲーム全般でも回避は重要ですが、よりシビアに、より長時間求められる傾向にあります。

『エンダーマグノリア』も、ボスのHPはかなり多く、速攻で終わることはほとんどありません。そのため、いかにボスの攻撃を回避するかが鍵となりますが、敵に攻撃している時は意識がそちらに集中してしまい、回避が疎かになることも少なくありません。

序盤から長く使ってきたメインスキル(コンボ攻撃)は十分有用ですが、攻撃のモーションを通して敵にダメージを与えるため、必然的に足が止まりますし、攻撃中は無防備なので反撃を食らう恐れもあります。結果的にHPの削り合いに終始し、結局押し負けてしまう……という敗北も、この手のゲームの「あるある」です。

そんな時に役立つのが、「リピートスキル」です。スキルにはいくつかのカテゴリーがあり、コンボ系のメインスキルのほか、クールタイムを挟むが強力な「リキャストスキル」、自動的に攻撃してくれる「オートスキル」、そしてボタンを押している間は連射状態で攻撃を繰り出す「リピートスキル」があります。

「リピートスキル」はボタン長押しでずっと攻撃判定が出続けるので、タイミングを狙う必要がほとんどありません。また、これが大きな特徴なのですが、メインスキルと違って「リピートスキル」は、発動中も主人公が自由に動けます。

さらに「リピートスキル」は硬直もなく、主人公の動きに制限も課しません。また、回数制限やクールタイムもないので、出しっぱなしで問題なし。意識の大半を回避に集中して戦えるため、ボスの攻撃もかなり避けやすくなります。

攻撃と回避の両方を行うのは一苦労ですが、片方の操作だけに絞れば、負担はかなり少なくなります。便利スキルにありがちな「与えるダメージは低め」といった調整もないので、攻撃手段としても上々。硬直なしで回避に専念できる「リピートスキル」は、手ごわいボスに悩むプレイヤーの救世主とも言える存在です。

「リピートスキル」があまりにも便利だったため、代表的に取り上げましたが、呼び出すだけであとは操作不要の「オートスキル」も負担なく攻撃手段が増えて便利ですし、「リピートスキル」や「オートスキル」の合間に「リキャストスキル」を混ぜる余裕があれば、ボスとの戦いはさらに捗ることでしょう。



《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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