2025年3月1日、佐賀県鹿島市でコスプレイベント「acosta!」が初開催されました。同イベントでは、鹿島市の協力のもと街全体が会場となり、日本三大稲荷の一つである「祐徳稲荷神社」や日本酒の名産地として知られる「酒蔵通り」など、歴史ある街並みや豊かな自然を活かしたコスプレ撮影ができました。当日は「acosta!@佐賀県鹿島市」ポスター等のメインビジュアルとして起用された、コスプレイヤーの「ひよっこ」さんと撮影スポットを周りました。

佐賀県の西南部に位置する鹿島市は、東の有明海や、西の多良岳山系など豊かな自然環境のほか、日本三大稲荷の一つである「祐徳稲荷神社」や、日本酒の名産地として多くの酒蔵が軒を連ねる「酒蔵通り」があるなど、歴史・文化が根付いた風情ある景観も魅力です。しかし、全国的な少子高齢化の影響もあり、同市も若年層の人口流出が課題となっており、地域住民だけでなく、県外の方々に鹿島市の魅力を知ってもらう機会の創出が求められています。




「acosta!@佐賀県鹿島市」は、この地域課題の解決を目指した施策の一つです。「acosta!」は、全国各地で毎月開催し、年間動員数は 20 万人を超える日本最大級のコスプレイベントで、参加者は 10~20 代が 8 割を占めるなど、Z 世代中心に高い支持を得ています。屋外でのコスプレイベントの開催には、各地の特色を活かしたロケーションで撮影できることが参加者にとっての重要な要素です。そこで、鹿島市の歴史的な街並みや豊かな自然が、コスプレイヤーやカメラマンを引き付けるコンテンツとなることが期待されます。

イベント当日は車での移動が推奨されましたが、シャトルバスも用意されており、協力店舗ではコスプレのまま飲食ができました。観光スポットでもある各撮影エリアを回って、交流や撮影を楽しむことができ、テレビからwebまで各メディアによる報道や参加者のSNSを通じて地域の魅力を発信されました。
祐徳稲荷神社

日本三大稲荷の一つ。朱塗りの本殿や千本鳥居が幻想的で、自然豊かな景観も魅力です。




