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PSPなのに“揺れ”がすごい『DEAD OR ALIVE Paradise』でグラビア見に行ったら身ぐるみはがされた

晴天の空、白い砂浜、青い海、そしてカジノに沼―オマケにセクシーな一枚も添えて。

ゲーム 特集
PSPなのに“揺れ”がすごい『DEAD OR ALIVE Paradise』でグラビア見に行ったら身ぐるみはがされた
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年始から様々な大作タイトルがリリースされ続けている2025年。執筆時点の2025年3月末には、28年以上の歴史を持つ格闘ゲーム『Dead or Alive』の関連作『Venus Vacation PRISM - DEAD OR ALIVE Xtreme -』が発売されます。

同作は本家格闘ゲームの女性キャラたちがバカンスを楽しむスピンオフ『DEAD OR ALIVE Xtreme(以下、Xtreme)』シリーズ最新作となっており、その内容は“プレイヤーを主人公とした「イマーシブ恋愛アドベンチャー」”です。

『DEAD OR ALIVE Paradise』の説明書。この時はまだ「テクモ」です。

筆者自身は『Dead or Alive』ならびに『Xtreme』シリーズは数作遊んだだけのヒヨッコであり、テクモ(現:コーエーテクモゲームス)のタイトルであれば“むしろ『零』シリーズの方がプレイ歴は長い”程度。一方、定評のある同社の表現技術を使った恋愛ゲームであるのもあって興味を持っていたところ、偶然シリーズ初の携帯ゲーム機(PSP)向けタイトル『DEAD OR ALIVE Paradise』を入手できました。

本作はシリーズでキャラクターCGの方向性が変わる前のタイトルの一つであるほか、アニメ化も経験したパチスロ・シリーズの女性ディーラー「リオ」がゲスト参戦。今回の特集では『Xtreme』シリーズの歴史の一端を垣間見る意味合いも込め、本作の紹介ならびに筆者の初プレイの様子をお届けします。

なお、記事内の画像はPSP実機のプレイをキャプチャーデバイスを通して録画したものから取得しています。

晴天の空、白い砂浜、青い海、そしてカジノに沼

まず本作の舞台は『Xtreme』シリーズでお馴染みのニューザック島、各々の事情で島を訪れた女の子たちがバカンスを楽しみます。ゲームの主人公は初期のシリーズ作と同様、”女の子自身”となっており、プレイヤーとして選択しなかったキャラクターはバカンスに同行するパートナーとして選べたり、ミニゲームの対戦相手になったりします。

今回のプレイでは、せっかくなので本家シリーズでもメインヒロインの「かすみ」を主人公に選択しました。彼女は“兄(ハヤテ)が来ている”というデマを掴まされて島に来ており、自身が騙されていた事実にショックを受けているように見える…ものの、何だかんだバカンスを満喫することになります。

早速ゲームを開始すると、キャラクターの一人である「リサ」がチュートリアル役&パートナーとして本作のシステム解説を担当。水着や小物を買えるショップに加え、各種アクティビティを行える島の様々なスポットを案内してくれます。

本作のアクティビティには“浮島を対戦相手より速く渡る「ぴょんぴょんゲーム」”、“女の子同士でチームを組み2vs.2で戦う「ビーチバレー」、“相手より先にフラッグを取る「ビーチフラッグ」、そして小さい足場の中で相手と押し合う「どんけつゲーム」”の4種類が用意されており、いずれもミニゲーム規模です(最後の2種は2週目以降のプレイで開放を確認)。

とはいえ「ビーチバレー」に関しては「サーブ」だけでも「ノーマル」「アンダーハンド」「ジャンプ」と複数種類使い分けられるほか、相方にもフォーメーション指示を出せたりと意外と本格的な仕様となっています。

女の子によって「スパイク」の性能差もあり、“誰と対戦するか”はもちろん、対戦中は“自分がスパイクをするか、相方に任せるか”といった戦略性も存在。慣れてくるとプレイヤーの実力である程度ゴリ押せるようになってしまいますが、なかなかに侮れない作りこみです。

また、アクティビティ以外にも島では各スポットで「のんびり」することも可能です。こちらは『Xtreme』シリーズの目玉の一つである、「グラビア」となっており、本作では撮影機能も追加されています。

こちらのグラビアは2周目以降に撮影したものとなっています。

グラフィックはPSPという20年以上前の携帯ゲーム機にしては頑張っている方であり、何より当時としては貴重な同デバイス向けの“胸が揺れる”仕様です!ミニゲーム中もこの仕様は適用されるため、“そもそも、そういう需要に向けた作品”とはわかっていても、その技術力には純粋に感心してしまいました。

そうしてバカンス中は朝から夕方まで外で時間を過ごし、夜はホテルに移動します。ホテルでは持ち物の確認などに加え、カジノで「ブラックジャック」「ポーカー」「スロットマシン」に興じることができますが、昨今の事情で(主に全年齢向けゲームから)省かれがちなギャンブルたちを見た筆者は懐かしさのあまり興奮!日中のミニゲームを通して稼げる「ザックマネー」を賭けて全力で挑みます。

最初に挑戦したのは「ブラックジャック」、ディーラーを対戦相手にカードを引いて、手札の合計数が21に近くなったほうが勝ち、しかしカード引きすぎて手札の合計数が22以上になれば強制的に負けというゲームです。このゲームでは「J(11)」以上は10と扱われるほか、「A(1)」は1と11、都合のいい方を選択できます。

初期の手札は2枚、ディーラーの手札は片方だけ常に公開されているので、自身の手札の数字と併せて次の一手を考えていくのですが、このディーラーが妙に強い。渾身の手札を出しても毎回のように相手は20や21で返してくるため、何度も果敢に挑むも、筆者の実力では元の所持金を維持するので精一杯でした。

なお、あまりにも分が悪いので「ポーカー」に移ったところ、こちらでも惨敗。5枚の手札を組み合わせ、一番強い役を作ったプレイヤーが勝つゲームですが、筆者の実力もとい運では最も弱い役を揃えるのがせいぜいで、所持金はついに当初の1/10ほどにまで減ってしまいました。

もはや破産寸前の負け犬、仕方なくレートの低めな「スロットマシン」に駆け込みましたが、これが意外と当たります。一般的なスロットのようにお金を入れてレバーをオン、リールの図柄が揃えば賭け金が払い戻される仕組みとなっており、レートが低い一方でオッズが高いため、還元率が良心的です。

実質スロットを回せば回すほどお金が出てくる状態であり、所持金が2倍、3倍と増えていき最終的には元の所持金の30%強まで取り戻しました。これは流れが来ている!賭けたお金がいくらでも返ってくるのでこのままの流れで「ブラックジャック」や「ポーカー」にリベンジ……。

あ………。

唐突に宣告される“賭け金×-300”のペナルティ、所持金の約7倍である90万を没収されることに。筆者はこれから地下の違法な労働施設とかで働かせられるのでしょうか…と思いましたが、特にこれ以上の展開はなく、ただ素寒貧になっただけで済みました。

無一文になったせいか、カジノに入る選択肢が消えました。

ギャンブルへの参加券すら失った筆者、ホテルではもう不貞寝するくらいしかやれることがないため、そのまま翌日を迎えます。

水着やアクセサリーを買う以外に用途が無さそうなお金とはいえ、一気になくなると流石にショック。日も昇り心機一転、という気にもなれないため、それからしばらくはグラビアを眺めて時間を潰していました。

水着を着替え、白い砂浜に青い海を楽しみ、「ぴょんぴょんゲーム」や「ビーチバレー」でひと汗、これぞバカンスだなぁ…と言いたいところですが、筆者もゲーマーの端くれ、心に刻まれた敗北の傷はこんな事では癒えません。

ミニゲームで少しずつ稼いだお金を抱え、カジノに乗り込み再チャレンジです。とりあえず最初に苦汁を味合わせられた「ブラックジャック」にリベンジ…!しましたが速攻で敗北、またもや素寒貧の一歩手前まで追い詰められました。

ひょっとして“筆者にはギャンブルの才能がないのでは?”そんな考えが頭を過りつつも適当にスロットを回していると、なんと大当たりが連続し、当初の所持金の2倍以上の額が手元に。こんなに儲かるならもう「ブラックジャック」とかもうどうでもいいのかもしれない、この流れに乗れば一生困らないくらい稼げるぞ!

あ………………。

再び告げられる90万のペナルティ、先ほどまで手元にあった配当金はまるで幻だったかのように全て消えてしまいました。

全額を超えてないからセーフ!まだ堅実!きっと!

これに懲りた筆者はこの日以降、慎ましく日中は「ビーチバレー」、夜はギャンブルをしても少額で撤退。堅実に稼ぐことの大切さをひしひしと感じながら、バカンス最終日の2週間目まで過ごしました。

最後はニューザック島が過去作と同じく滅亡してEDを迎え、スタッフロールが流れて終了し、クリア後は「グラビアパラダイス」が解放され、本編中に見たことがあるグラビアを好きに鑑賞できるようになります。

おわりに

これにて『DEAD OR ALIVE Paradise』の紹介は終了……と言いたいところですが、『Xtreme』シリーズを遊んだ経験のある方なら“待て!ポールダンスはどこいった!?”と思うかもしれません。

「ポールダンス」とは本シリーズ作品の大半に収録されているグラビアの一つであり、弊誌でも載せて大丈夫かわからない過激な絵面になっているため、筆者は“PSPのユーザー年齢層に配慮して実装を見送ったのだろうか”と勝手に考えていました。

しかし、海外有志が投稿した情報によると“全ての女の子のグラビアの開放率を99%にするとアンロックされるスロットマシーンでジャックポットを当てる”と、ポールダンスのグラビアを見られるとのこと。そこで問題となるグラビアの開放難度ですが、「かすみ」1人分を見ると今回のプレイで1周、2時間43分かけて9%のみ集まりました。仮にこの条件が本当であれば、女の子は全員で10人、プレイ中は進め方次第でパートナーのグラビアも同時に回収できる点を考慮しても軽く50時間は必要なのではないかと思われます。

本作は確かに1周だけであればそこそこに楽しかったものの、グラビアを集める観点では、流石に何周もプレイをするにはミニゲームのバリエーションが不足しており、量より質を評価したい筆者としては少し厳しい仕様です。



また、ここまで来れば読者の方はお察しかもしれませんが、本作のメタスコアは「38」点とかなり低く、弊誌記事いわく発売当時に至っては「35」点と悲惨な状況でした。

“本作はどんな人にオススメするか?”と問われれば、携帯ゲーム機向けとしてPS Vita向けに次作となる『DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Venus』が、ニンテンドースイッチ向けにはそのアッパー版『DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Scarlet』がリリースされていることを考慮すると、“一新される前のキャラクターCGと携帯ゲーム機にこだわりがある人”か“ゲストキャラの「リオ」が好きな人”ぐらいかな…と考えます。

執筆時点で公開されている情報を見る限り、最新作『Venus Vacation PRISM - DEAD OR ALIVE Xtreme -』は恋愛要素が中心。本作とは方向性が違う作品となっているため、こちらは現代ゲーマーにも歓迎される仕様になっていることが期待されます。

なお、記事最後にポールダンスをお見せできなかった代わり、恐らく弊誌ギリギリのグラビアの画像を掲載しておきます。


《ケシノ》
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