人生にゲームをプラスするメディア

『シルバー・アンド・ブラッド』が「中二心」をくすぐる。魅力的なヴァンパイアたちとダークな世界に酔いしれよう!

Moontonが配信する中世ゴシックヴァンパイアRPG『シルバー・アンド・ブラッド』が、学生時代の思い出の中に置いてきたはずの「中二心」を刺激してきて困っています。

ゲーム スマホ
PR
『シルバー・アンド・ブラッド』が「中二心」をくすぐる。魅力的なヴァンパイアたちとダークな世界に酔いしれよう!
  • 『シルバー・アンド・ブラッド』が「中二心」をくすぐる。魅力的なヴァンパイアたちとダークな世界に酔いしれよう!
  • 『シルバー・アンド・ブラッド』が「中二心」をくすぐる。魅力的なヴァンパイアたちとダークな世界に酔いしれよう!
  • 『シルバー・アンド・ブラッド』が「中二心」をくすぐる。魅力的なヴァンパイアたちとダークな世界に酔いしれよう!
  • 『シルバー・アンド・ブラッド』が「中二心」をくすぐる。魅力的なヴァンパイアたちとダークな世界に酔いしれよう!
  • 『シルバー・アンド・ブラッド』が「中二心」をくすぐる。魅力的なヴァンパイアたちとダークな世界に酔いしれよう!
  • 『シルバー・アンド・ブラッド』が「中二心」をくすぐる。魅力的なヴァンパイアたちとダークな世界に酔いしれよう!
  • 『シルバー・アンド・ブラッド』が「中二心」をくすぐる。魅力的なヴァンパイアたちとダークな世界に酔いしれよう!
  • 『シルバー・アンド・ブラッド』が「中二心」をくすぐる。魅力的なヴァンパイアたちとダークな世界に酔いしれよう!

Moontonが配信する中世ゴシックヴァンパイアRPG『シルバー・アンド・ブラッド』が、学生時代の思い出の中に置いてきたはずの「中二心」を刺激してきて困っています。

SILVER AND BLOOD(公式サイト)

アニメ・漫画・ゲームといったサブカルチャーの中で、近年あたかも大衆化を果たしたかのように、しれっと紛れるお澄まし顔の「ダークファンタジー」というジャンル。やんわりと触れやすくライト化した一方、オリジナリティや古典文学のような荘厳さ、どこか重くドロドロとした陰気さまでもが失われつつある気がしています。

中には“安直なエロス”と“キャラの軽い死”で構成された作品まであるほど。そうした作品たちは展開の唐突さで最大瞬間風速こそあれど、ユーザーが妄想に耽っていられるほど魅力的な中身が詰まっていないのではないかと、自論を述べずにはいられません。要は作品としての個性が埋没し、事実上カタチだけのダークなんです。中二心が疼く暗黒さ、心踊る設定の奥深さとかが足りないワケなのであります。

そんな中、突如として彗星の如く現れたのがゲーム『シルバー・アンド・ブラッド』。本作はリリースが正式発表される前、北米圏を中心にひっそりクローズドβテストが先行実施され、TapTap経由で海の向こうにいるオタクたちから注目を集めていたスマートフォンRPGです。日本でも4月にクローズドβテストを開催し、物語の切り口やら世界観やらはもちろん、アートスタイルが高く評価され、非常に好評でした。

アニメ調ゲームやオープンワールドファンタジーなど、続々とAAA級のモバイルゲームが生まれる今の時代に、古式ゆかしい「ヴァンパイア」を題材にしたオートバトルRPGで勝負してやろうという本作の姿勢は見事です。クリエイターたちの本当に作りたいものをつくるという心意気が感じられますね。

SILVER AND BLOOD(公式サイト)

何よりゲームを遊んでみると「コレよこれこれ」と、筆者が求めていた陰湿で醜悪で理不尽な加減を上手いこと物語とキャラクター性に落とし込んでいるではありませんか。これならコアファンも魅了されるに違いありません……!

ホーム画面

登場キャラクターは、どいつもこいつもイロモノばかりですが、お約束のようなキャラクターが比較的少なく、バッチリ個性が決まっています。多重人格の女性型人形、物忘れの激しい上裸イケメンヴァンパイア、肉体を探し求めている傲慢な甲冑のおじさん、にんにく頭の騎士など、正統派なキャラクターは片手で数えられる程度かもしれません。一度見たら中々忘れられなさそうなヤバいヤツらしかいなくてワクワクするのです。

ということで、本稿では中二成分たっぷりなダークファンタジーを渇望するジャンキーたちに『シルバー・アンド・ブラッド』をご紹介。ダークな世界とシナリオ、そして魅力溢れるキャラクターたちに思う存分酔いしれて、深層心理に封印してしまった我々の黒歴史を呼び覚ましてみましょう。

SILVER AND BLOOD(公式サイト)

◆冒頭からその情報量に魅了されるメインストーリー

物語の舞台となるミネクサス大陸では、「黒血病」と呼ばれる疫病が大流行。これに感染すると、肉体と精神が変質し、人間は最終的に“黒血獣”と呼ばれる原始的かつ凶暴な存在へ変貌してしまいます。主人公ノアも物語開始時点から黒血病を患っていますが、血反吐を吐きながらも奇跡的に正気を保っています。

しかし、ノアは生きながらえるために“何らかの禁忌”を破ってしまっていた様子。物語は、教会に異端者として捕らえられてしまい、「鐘守」と呼ばれるアガレス・ブレンホルツ(ノア曰く「変な眉毛の男」)により、火刑場へと移送中の馬車の中から始まるのでした。

ですがその道中、突如現れた謎の少女の襲撃を受けて、乗車していた馬車は崖の底へと真っ逆さまに。なんとか無事に生き残ったノアですが、彼の運命は思ってもみなかった方向へと動き出していきます……。

まだプロローグにあたる章だというのに、未知の疫病がもたらす恐ろしい症状や屍肉を貪り食う薄汚い野ネズミたち、主人公たちにとって宿敵になり得る強キャラの登場に加えて、皆一様に何らかの秘密を抱えた陰りのある様子など、作品の見どころをとにかく冒頭から詰め込んできています。しかもこの第0章からそれなりにショッキングな展開もあって、プレイヤーの心をしっかり物語へと引き込んでくれました。

SILVER AND BLOOD(公式サイト)

中でも印象的なのが、教会からやってきた“変な眉毛の男”ことアガレスでしょう。一見話が通じるようで、実は手段を選ばない残忍さ狡猾さ、そしてそれに見合うだけの武力を持つ人物です。彼を演じる子安武人さんの演技も相まって、底の見えない強キャラ感が堪りませんね。ノアを救ってくれたヴァンパイアの少女エンプーサも心強い存在ですが、そんな彼女にすら「化け物」と言わしめるほどの実力者こそがアガレス。

圧倒的な力を持つ強キャラクターの存在はバトル漫画的ですが、登場するだけで「何をやらかしてくれるんだ?」と、期待と不安を煽ってくれる緊張感が好きです。また、本作は主人公たちがヴァンパイア側で、人を救済する側の教会が敵というのもポイント高めです。退廃的な中世の空気を纏いつつ、ヴィランみたいな奴らが理不尽な教会と戦うシチュエーションはどこかピカレスクっぽくもあり。

バトル中のアニメーションカットも大変カッコ良く、作品のトーンを崩さないアニメーション演出です。きっと学生時代に出会っていたら、余計に拗らせていたことでしょう。

第1話「血肉と魂魄」では、古城で目を覚ましたノアが、今度は自分を助けてくれたエンプーサを救出していくという流れで物語が進んでいきます。

新たな仲間との出会いや、欲望のままに同胞すら利用しようと画策する長たちなど、ヴァンパイア陣営側も一枚岩ではありません。互いに傲慢で、関係性はだいぶドロドロとしています。もしも王道展開に倣うのなら、クライマックスに差し掛かる物語の終盤辺りで彼らと刃を違えることになるはずですが……?

作中では第1章以降、彼らにとって特別な「月の子」と呼ばれる存在や、疫病とされながらも特別な力の根源である「黒血」など、物語の重要なキーワードが徐々に紐解かれていきます。出てくる単語がいちいち中二カッコイイのですが、作品全体を通して程よく重く、それでいてミステリアスさも内包しており、決して名前負けはしていません。

また、腹の探り合いのようなキャラクター同士の掛け合いも作品の魅力です。ストーリーでは心を抉るような展開だったり、間接的に表現されることで感じる切なさだったり、暗めなシチュエーションが多々見られるので、こうした掛け合いによって上手く釣り合いを取っているのでしょう。

さて、以降は『シルブラ』に登場する主要キャラクターたちを一部ご紹介していきます!

SILVER AND BLOOD(公式サイト)

◆クセつよだけども魅力的なキャラクターたち

■ ノア・ネヴァーナイト(CV.浦和希)

本作の主人公こと、ノア・ネヴァーナイト。銀髪紅眼に、黒衣の外套を纏ったイケメン君です。もう中二心に響きまくるビジュアルという他ありません。劇中では記憶を失いながらも毅然とした態度は決して崩さない、王道主人公らしい人物として描かれていました。

第1章からエンプーサとイイ感じになると思いきや、「平成のラノベ主人公か!」とツッコミたくなるほどの鈍感ぶりを発揮。また、見た目以上に軽薄な小言が多めな青年なので、クールな見た目とはギャップがあって好感が持てます。

そんな彼は物語のカギを握る“月の子”という存在の一人。普通の人間には疫病とされる黒血を力として制御できる、エンプーサのような「血族」たちにとって、月の子は古から語り継がれる伝説なのです。ノアの失われた記憶と、月の子の関連性がどう絡み合っていくのか注目です!

バトルでは、自己回復能力を持つ優秀なアタッカーキャラクター。範囲攻撃も比較的優秀で、アタッカーなのに盾役もこなせる性能です。戦力の少ない序盤は、とにかくノアの存在が心強いと思います。

■ エンプーサ・バートリー(CV.鬼頭明里)

第0章ではノアを窮地から助け出し、第1章では逆に囚われのヒロインとなってしまう血族のヴァンパイアガール。彼女もノアに並んで小言というか、全体的にボヤキが多め。度重なるトラブルに対し、皮肉と文句を巧みに使い分ける器用なツンデレ娘といった印象です。

彼女を演じる人気声優・鬼頭明里さんの演技が、そのキャラクター性にドハマりしていて、魅力が大きく引き出されています。意外にもツッコミ属性を持ちなのか、要所でツッコミを入れている様子が劇中で多々見られ、そんな掛け合いも物語中ではひとときの清涼剤となり得ます。

バトルでは中距離からの範囲攻撃を得意とするキャラクター性能に。パッシブ効果のアビリティ「血心の芽」では、自分自身に対して解除不可&永続効果の会心率バフをかけることが可能です。物語ではメインヒロインのような役割を持ちつつ、バトルでは攻撃寄りな性能に仕上がっていました。

■ アイオナ・アリータ(CV.能登麻美子)

ノアとエンプーサが歳頃の少年少女だとしたら、アイオナはまるで引率の先生のよう。彼女はバートリー家に仕えて、エンプーサの侍女を務める人物です。物腰の柔らかい物言いと、仮面のミステリアスな雰囲気に包まれている彼女ですが、ある種の常識人枠と言えるでしょう。記憶喪失のノアや、おてんば娘のエンプーサに代わり、作中におけるガイドのような役割も。

何か“大きな秘密”を抱えている謎多き人物ですが、その正体は一体......?アイオナを演じる能登麻美子さんの演じ分けも秀逸で物凄く妖艶です。純情かつ色気たっぷりな彼女の役割は、わかりやすくヒーラータイプ。ストーリー序盤から仲間として強制加入する希少な回復役なので、お世話になるプレイヤーも多いことでしょう。彼女の力やその正体については、ぜひメインストーリーを読み進めていただければと思います!

■ カイン・ランサボー(CV.三木眞一郎)

バートリー城の執事であるこの男、絶対に只者ではありません。余裕綽々とした佇まいはもちろん、その不適な笑みがとてつもなくエロい。三木眞一郎さんのイケボとの相乗効果により、『シルブラ』でもっともエロい執事だと筆者は考えています。

ただ、公式Xでは「影で駒を動かす黒幕でもある」だなんて堂々と紹介されちゃっているのですが、これはイイのでしょうか。実際、誰がどう見ても胡散臭さが漂う人物ではあるのですが、劇中ではノアの旅の道導の如く、さまざまなヒントを親切に教えてくれます。バートリー城ではさまざまな派閥と思惑が混沌として渦巻いており、カインがどのように関与していくかも気になるポイントでしょう。

バトルでは中距離から強力な魔法攻撃を放つタイプで、役割自体はエンプーサに近いと言えます。ただし、カインの場合は特定条件を満たすと爆弾を設置するほか、爆弾の設置数に応じてダメージが上がる奥義など、ややトリッキーな戦術が目立ちます。本人のようにテクニカルな采配が必要になりそうですね。

■ ラミア・バートリー(CV.???)

エンプーサと瓜二つのラミアは、エンプーサによって造られた所謂ホムンクルスの少女。彼女にとってエンプーサは“姉”のような存在でありながら、憎悪を募らせる対象のようでもあります。第1章と比較的早い段階から登場し、ノアやエンプーサの前に立ちはだかることになりますが......?

エンプーサも口が悪い方だとは思いますが、ラミアはより攻撃的で他者を嘲笑するように振る舞うタイプです。表面上ではサディスティックな人物のようにも見えますが、その内面部分はどうなのでしょうか。

バトルではエンプーサと同様、中距離からの魔法を使って戦います。通常攻撃を一定数当てる度に、自分の近くに下僕を召喚できるユニークな性能です。さらに条件を満たすと、味方全体にダメージ割合に応じた回復効果のバフを付与可能。パーティ全員が“吸血鬼”になれちゃうわけです。

■ ダルカロ(CV.ゆかな)

ダルカロは物語後半で登場するキャラクターで、こちらもアイオナやカインに負けじとミステリアスな占い師です。このゲーム、ミステリアスな人が多くて堪りませんね。何より、薄布とバラの装飾だけで大事な部分を隠している、非常にキワドイ服装なのが目に付きます。

彼女は人のことをタロットカードのアルカナで呼ぶ謎の習慣があり、ノアを「愚者」、アイオナを「女祭司」などと呼ぶそうです。しかも、自分自身が乗船していた船ですら「戦車」と呼ぶらしい。唯一、エンプーサだけはアルカナの名称で呼ばれないようです。バートリー家と何か深い関わりがあるのかもしれません。

バトルでは、遠距離から継続ダメージを与えるデバッファータイプのキャラクターとなっています。また、「占い師」であることを活かして、展開した占術陣の力で敵にさまざまなデバフ効果を与えられます。

◆“中二”回路が全開になるゴシックRPG!

あれだけ冒頭で「中二」を訴求しておきながら、結局美女ばかりを紹介してしまいましたが、『シルブラ』が中二心を全力でくすぐってくるゴシック調ヴァンパイアRPGなのは間違いではありません。黒血病が蔓延する陰鬱な大陸を舞台に、教会VS吸血鬼たちの構図が展開されていく物語はきっと引き込まれることでしょう。

ゲーム序章から重厚な設定とショッキングな展開で一気に畳み掛けられ、「中二スイッチ」が入ることは間違いナシ。登場キャラのクセもだいぶ強めですし、そこがビジュアルを含めてブッ刺さるという人も多いかと思われます。

ライトな“なんちゃってダーク”に、どこか物足りなさを感じていた人ほど、本作の荘厳かつ退廃的な空気にドハマりできると信じています。忘れかけていた中二の記憶を呼び覚まし、この美しくも血に塗れた物語に、ぜひ酔いしれてみてください。


『シルバー・アンド・ブラッド』は、スマホ(iOS/Android)/PC向けに6月26日よりサービス開始。基本プレイ無料のアイテム課金制です。

SILVER AND BLOOD(公式サイト)
《そりす》

ライター そりす

東京都福生市生まれのゲームライター。そしてお酒と革靴が好物でソロキャンプが趣味のミニマリスト気質おじさん。サ終ゲームのヒロインをAIで復活させてニヤニヤしたり、国語辞典を持ち歩いて山中フラフラしたりしています。ULキャンプに傾倒しているためSNSは大体キャンプの話題が多め。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. スマホ版『ドラクエIII』『ドラクエIV』セール開始! 名作RPGがお得に遊べる

    スマホ版『ドラクエIII』『ドラクエIV』セール開始! 名作RPGがお得に遊べる

  2. 映画オリジナルMS「アリュゼウス」が早くもSDガンダム化!『Gジェネ エターナル』へ参戦―「量産型νガンダム」状態にも変身

    映画オリジナルMS「アリュゼウス」が早くもSDガンダム化!『Gジェネ エターナル』へ参戦―「量産型νガンダム」状態にも変身

  3. 『エンドフィールド』の限定ガチャ、誰引く? レーヴァテイン、ギルベルタ、イヴォンヌ…魅力あふれる限定オペレーターをご紹介

    『エンドフィールド』の限定ガチャ、誰引く? レーヴァテイン、ギルベルタ、イヴォンヌ…魅力あふれる限定オペレーターをご紹介

  4. 凡庸プレイヤーは『仁王3』で生き残れるのか?“10回落命するまで”縛りに、のたれ死ぬ末路の予感が走る

  5. 映画オリジナルMS「アリュゼウス」解禁!さらに「量産型νガンダム」など、「閃光のハサウェイ キルケーの魔女」新情報一挙公開

  6. 『ポケカ』値上げ発表…5月以降発売の「拡張パック(5枚入り)」が1つ200円に突入

  7. 450体以上のデジモンと共に時空と世界を超えるRPG『デジモンストーリー タイムストレンジャー』スイッチ、スイッチ2版が発表―2026年7月9日発売予定【Nintendo Direct 2026.2.5】

  8. 『グラブル リリンク Endless Ragnarok』の追加要素が判明!多数の新コンテンツや「ベアトリクス」たちもプレイアブル化

  9. ホロライブ・宝鐘マリン登場、タイピングゲーム「ホロタイプ お宝ゾンビの島」が2月5日発売!登場ホロメンはなんと総勢74名―追加して欲しい名言・迷言の募集も

  10. 『バイオハザード』より「t-ウィルス」が最先端バイオテクノロジーで現実に!? 非病原性・不活化して渋谷PARCOにて世界初公開

アクセスランキングをもっと見る