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ホロライブのバーチャル空間プロジェクト「ホロアース」って今どうなってるの?「ねぽらぼ」4名の“会いに行けるライブ”に参加してきた

それはもはや、ただのバーチャル空間ではなく、一大テーマパークの「ホロランド」でした。

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ホロライブのバーチャル空間プロジェクト「ホロアース」って今どうなってるの?「ねぽらぼ」4名の“会いに行けるライブ”に参加してきた
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「ホロアースならではのライブ」のみならず、サンドボックスエリアで楽しむゲーム空間や、自作ファッションの販売など、気づけばメタバースとは違う一大テーマパークのような進化を遂げていた、カバー社のバーチャル空間プロジェクト「ホロアース」。2023年に実施されたテストライブ「Protolive#2 ~ヤマトファンタジア~」以来、2年ぶりのログインとなった筆者の目の前に広がっていたのは、まるで「2年ぶりに帰郷したら、めっちゃビルが建ってた!」という驚きの浦島太郎体験でした。

2025年12月21日に実施されたホロアース内ライブ「ねぽらぼライブ re:VISION Holoearth Live」(以下、「ねぽらぼライブ」)。

「ねぽらぼ」の愛称で知られるホロライブ5期生の4名が出演したこのライブはどんなイベントよりも近い距離感でタレントと盛り上がることができ、参加者は隣のユーザーとともにペンライトを振ったり、会場を駆け回ってベストポジションで撮影したりして、普段のリアルライブでは体験できない楽しさを味わいました。

そこで本稿では、その“新しい形”のライブを体験レポートとしてお届けするとともに、ホロアース担当者にお話をうかがいました。

【3Dアーカイブ開催中!】ねぽらぼライブ re:VISION ホロアースライブ

◆その発展に我が目を疑ったホロアース

筆者が前回、「ホロアース」にログインしたのは2023年10月のこと。「Protolive#2 ~ヤマトファンタジア~」の再演が行われると知り、ホロアースのアプリでなら無料ということで参加しました。当時はまだプレイヤーのアバターが実装されておらず、参加者は全員、三角形のオブジェというまさに“卵”の状態。「Protolive」も実証実験を兼ねたテスト用の有観客ライブです。ログイン画面も現在のようなロビーではなく宇宙空間で、とにかく何もない状態でした。

それが今回、初めて本格的なライブが実施されるというので2年ぶりにログインすることに。するとそこに広がっていたのは前述した素晴らしいロビー画面、そしてそこから移動できる幻想的なライブステージ空間という、我が目を疑うほどの発展を遂げていました。まさに「久しぶりに帰郷したら村にビルが建っていた!」です。

<「ホロアース」とは>


「ホロアース」とは、ホロライブプロダクションを運営するカバー株式会社が、ホロライブプロダクション(以下ホロライブ)のファンを対象に開発したバーチャル空間プロジェクトです。必要なのはPC(Windows)のみ。クライアントアプリをダウンロードすればすぐに楽しめます。(VR非対応)

ただし「その場に行って自由に過ごす」ことが特徴の通常のメタバースと異なり、「ホロライブの世界に飛び込んで共にエンタメを作り上げる」という、より具体的な目的や楽しみが用意された、遊戯施設のような役割を担っています。


その楽しみ方は現状ではおもに以下の8点。

「オルタナティブ・シティ」…プレイヤー同士の交流やデジタルグッズの買い物を楽しむことができるエリア。

「ライブエリア」…バーチャル空間らしさにこだわったライブステージで音楽ライブを開催。

「セレスティアル・アリーナ」…みんなで音楽ライブや映像の同時視聴ができるエリア。

「ポーカールーム」…最大8人でミニゲーム「ポーカー」をプレイできるエリア。

「シミュレーションルーム」…『マインクラフト』のようなゲーム体験ができるサンドボックスゲームのプレイエリア。

「降臨祭」…ホロライブプロダクション所属のタレントがホロアースに本人の姿で降臨し、プレイヤーと交流するイベント。

「マーケットプレイス」…3Dアバター用のファッションアイテムやスタンプをユーザーが自作・販売することができる。

・タレントが自作した、オリジナルデザインのライブ記念Tシャツをリアル商品化して(Amazon「プリントオンデマンド」)販売。

今回のライブ会場。さまざまな演出で華やかにライブステージを彩ります。

現在訪れることができるエリアはおもに「オルタナティブ・シティ」「各ライブエリア(期間限定)」「ポーカールーム」「サンドボックスエリア」の4つ。2025年から不定期で実施している降臨祭では、ホロアースに遊びに来たタレントとともに「オルタナティブ・シティ」を散歩したり、「ポーカールーム」で遊んだりと「ホロアース」ならではのファンミーティングを実施しています。

またユーザーが自作したファッションアイテムはホロアース内で販売できるほか、タレントをモチーフにしたデザインについては、自作した本人とタレントにもロイヤリティが入るという収益構造が整っています。そのほかタレントが自作したファッションアイテム(おもにTシャツ)の一部は、リアル商品化がされ実際に購入し着用することができるようになりました。

ファッションアイテムの詳細はこちら

確かに言われてみれば、当たり前に思っていることでも実はゼロから開発している部分ばかり。それは各エリアや機能だけでなく、「ホロコイン」というサービス内通貨や、それを用いた決済システムなど多岐に渡っています。

個人的に「いつになったらホロアースは完成するんだろう?」と思ってぼんやり開発推移を眺めていましたが、これだけのものを開発するとなればやはり想像を絶する道のりになるでしょう。それに今回紹介する「ねぽらぼライブ」のようなライブ、そこから派生するイベントや交流なども視野に入れれば可能性は無限大。大変ではあるけれどやる意味は十分ありそうです。

◆ライブのありかたを原点に立ち返って考える

さて今回実施された「ねぽらぼライブ」ですが、「ホロアースならでは」の工夫が多数されていました。そのもっとも大きな要素が会場とステージのサイズ感です。担当者によると、今回はやはり「会いに行ける」という部分を重視し、来場者との距離がどれだけ縮められるかを検討。結果、当初はもっと大きかったステージを小さくリサイズしたそうです。

今回は残念ながらスケジュールの関係で事前収録になってしまったものの、「ファンとのふれあい」は演者側も意識しており、フロアにいる参加者にアピールする振り付けや動きが多く見られました。次回からは生配信でのライブを目指しているということで、その部分においてはもっとおもしろくなりそうです。

また演出も「ホロアースならでは」のものが多く見られました。たとえばフロアに舞い落ちる雪。これはどのリアル会場でも難しく、あらゆる視覚表現に対応できるホロアースならではです。さらに床面もライトアップしたり氷のような模様が浮き上がったりと、こちらもリアル会場ではできない演出ばかりでした。

その一方でこだわった「リアル」もあります。大型スクリーンをアップで見るとよく分かるのですが、なんと単純に映像を投影するのではなくLEDスクリーンとして構築されているではないですか! しかもすべて実際のLEDのように光らせてひとつの映像を表現するという技術者ならではの強いこだわりよう。これには同じ開発チームの仲間も驚いたそうです。

実際に制作されたLEDスクリーン。映像を解析し、そのRGBパターンをLEDに反映されてひとつひとつ光らせています。

そのように作り上げたライブに対し、はたして参加者はどのような反応を示していたのでしょうか?

デジタルグッズとして販売しているペンライトをライブ用のエモートで動かしつつ、ステージ上でパフォーマンスをするタレントたちに猛烈アピールする各参加者。タレントからもコール&レスポンスの要求があり、参加者は空間に文字を表示する演出で応えます。その様子はまさにリアルライブそのもの。

またアーカイブ配信では、各メンバーの立ち位置を覚えた人が推しのメンバーを追いかけながら写真撮影をしたり、隣り合った人同士で同じエモートをしたりして、回数を重ねるごとに“自由な楽しみ方”を見つけていたようでした。

会場とのコール&レスポンスもデジタル商品の購入で楽しめます。

アーカイブは毎日、映画館のように公演時間を区切って開催されているのですが、入場時間を区切ったことで、たとえばラミィさんのファンは「何時の回のどのルームに集合しよう」みたいなことで盛り上がりが起きていました。応援のしかたの練習会などにも利用してもらえる可能性があり、そこからどのような“文化”が生まれるかも注目できそうです。

なにしろイベントは主催者だけが汗をかいても面白いものにはなりません。参加者の心が動き、その気持ちをペンライトに乗せた時、周囲を巻き込む形で本当の“盛り上がり”が生まれるはず。

例えば筆者がよく現場を訪れる声優「桃井はるこ」さんの現場では、“ペンライト(サイリウム)は演者へ想いを伝えるためのアイテム”という桃井さんの信念とも言える考え方があります。

その部分について担当者も「この場所で実施するライブはまだまだ未知数です」とのこと。また、「ねぽらぼ」の4名もライブ内で「めちゃくちゃ楽しかったので、次もやりたい!」「もっとみんなに観てもらいたい! 今度は生放送とか、本格的なライブもやりたい!」と語っており、今後いったいどんなことが生まれていくか期待できそうです。

ソロコーナーの1発目は「桃鈴ねね」さん。

◆要望!物販とチェキ会をしてほしい!!

それでは演出面のほかに進化した部分はどうだったのでしょうか? ホロアースの体験は参加者のPCスペックに依存するため、環境によっては動作が重くなることがしばしばありました。たとえば大人数のアバターが描画される降臨祭などです。

しかし今回は、演出が豪華になっているにも関わらず処理が軽減されたためか、とてもスムーズに参加することができたという声がありました。

また担当者によると「今後、スマートフォンで参加できるくらいにハードルを下げることを目指している」とのこと。「ただ、すぐ実現するのは難しいので、少しでも多くの方にホロアースをお楽しみいただけるように、まずは動作環境スペックを満たさないPC(Windows)やMacOS向けに、URLをクリックするだけで参加できるクラウドゲーミングでのプレイ環境を整えています」とのことです。

クラウドゲームとは文字通り、アプリをクラウド上に置くゲームのこと。端末のスペックに関わらず動作できるので、要件に達していないPCでもプレイ可能となるものです。

そのほかコントローラーでの操作にも対応するべく着手しているそうです。

ソロコーナー2人目は「尾丸ポルカ」さん。

さてそんなホロアースですが、できることが無限にあるため筆者としても要望が次々と生まれてきます。

まずフェスや各ソロライブの現地チケットが取れなかった人向けに、ホロアース内にミラー的なサテライトステージを設置してもらえれば……という要望です。そもそも遠方からの参戦だと交通費や宿泊費がかかり、それだけでハードルになってしまいます。海外ファンに至ってはそれ以上の困難さがあるでしょう。今回のライブを体験すると、そんなファンの声に対して大きな可能性を感じることができます。

また今回の「ねぽらぼライブ」では、ひとつのルームで100人以下の収容を想定しているという点から、ライブハウスをモチーフにした小規模ライブもおもしろそうだなと個人的に感じました。(全ルームの参加者を合計すると、最終的に数万人規模が参加可能)

担当者も「普段は数千、数万規模で行われるライブですが、ホロアースではプライベート空間っぽい雰囲気が生まれました。結果的に参加者同士の盛り上がりが生まれて良かったです」と語っており、ライブハウスをモチーフにすれば、これまでのホロライブにはないステージや演出が見られるのではないかという期待感が生まれました。

もっと言うならば、開演前のちょっとした入場列、ライブ後の物販やツーショットチェキもあればなお“ライブハウスのライブに参戦した感”が得られそうです。VTuberのライブをライブハウスで実施すること自体、設備の関係で難しいところが多く、ホロアースならではのイベントにできるのではないでしょうか。そのように、現在のホロアースで感じたのは“無限の可能性”でした。

ソロコーナーの3人目は「雪花ラミィ」さん。

なお「ねぽらぼライブ」のアーカイブ配信は以下のスケジュールにて公開中です。

ホロアース……2026年1月4日(日) 23:59まで視聴可能。入場料:1500ホロコイン(ゲーム内通貨:3000円(税込)相当)

映像配信(SPAWN、ZAIKO)……2026年1月21日(水)23:59まで視聴可能。チケット料:3500円(税込)

ソロコーナーのラストは「獅白ぼたん」さん。
「ねぽらぼライブ re:VISION Holoearth Live」特設サイトはこちら
《気賀沢昌志》
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