
全世界1億人くらいはいると思われるレースゲー好きな皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今日もレースゲーを遊んでいますでしょうか。レースゲームのには多種多様な車が登場し、そして運転することができます。その車たちはゲームの世界にしか存在しないようなものもあれば、現実に存在する車そのままのものもあります。しかし、どんなクルマであってもそれぞれ魅力があり、だからこそレースゲームはいつまでも私たちを熱狂させてくれると思っています。
しかし、レースゲームを遊んでいる方の中にはこう思う方もいるでしょう。「ゲームで運転している車を現実で見てみたいな」と。そんな夢を叶えてくれるのが、1年に1回、世界最大級のカスタムカーショーである「東京オートサロン」です。ここでは有名な車メーカーは勿論のこと、車の改造パーツを販売しているカスタムメーカーやアクセサリー類を販売している会社、さらには教習所や洗車ショップなどなど、大手の完成車メーカーのみならず車に関するあらゆる団体が一同に集まります。
Game*Spark&インサイド編集部が東京オートサロン2026内で開催される「eスポーツエクスペリエンス」のメディアパートナーになったということもあって、レースゲームが好きな筆者が現地の取材に赴くことになりました。ステージのイベントレポートも掲載予定ですが、本稿では東京オートサロン会場のレポートをお届けします。果たしてどんな車との出会いが待っているのでしょうか?
その熱意、TGSに匹敵

今回、私が取材に行ったのは1月10日(土)の一般デー。まず会場に入って思ったことは、とにかくすごい人の数ということ。会場が幕張メッセということで、ゲームライターの筆者としては「東京ゲームショウ」が比較対象になるのですが、2025年のビジネスデーよりは間違いなく人がいた印象です。特にレース用に改造されたカスタムカーと、やはりというかレースクイーンが立っているエリア付近では沢山の人が集まり写真を撮っていました。
※公式発表で比較すると、土曜日の来場者数は東京オートサロン2026が105,034人。東京ゲームショウ2025が77,415人と3万人近い差がある。






そして肝心の展示されている車たちですが、これもまた千差万別。先程言った通りレース用に改造されたGTマシンは勿論のこと、一般車をカスタムした車も多く見かけました。かと思えば、普通の軽トラックをキャンピングカーに改造したものだったり、果てにはフォーミュラマシンも置いてあったりと、そのバリエーションは非常に豊富です。ぐるっと会場を見回すだけでもあらゆる車を見て回ることができました。さらにその中には『グランツーリスモ』モデルの車両だったりアニメなどとコラボしたGT車も展示されており、展示に華を添えています。



あと、個人的に思ったのは「頭文字D」の影響がとてつもなく大きいなという印象です。「頭文字D」の主役車と言えば「AE86」(通称:ハチロク)ですがとにかく色んなところで見かけました。それに加え、「頭文字D」関連のグッズショップも沢山ありましたし、トミカブースの前ではライバルの車である「RX-7」も作品そのままのデカールなどが貼ってある状態で展示されていたりと、「頭文字D」が未だに車愛好家の人たちに絶大な支持を得ているのを改めて実感しました。
ゲームが現実と交わる瞬間




さて、ここからはよりゲームに密接に関わっていたコーナーをお届けしましょう。まず1つ目はスズキブース。ここでは『モンスターハンターワイルズ』とのコラボレーションということで、ゲーム内に登場したロゴなどをデカールした特別車両が実寸大のハンマーとアルシュベルドと共に展示されていました。さらに筆者が行ったタイミングで受付嬢のアルマとハンターの姿をしたコスプレイヤーがパフォーマンスしていたので、その瞬間も撮影することができました。本格的に衣装を整えていて気合が入っていた印象です。



次はホンダブース。ここでは「Honda eMS SIM-02」と呼ばれるシミュレーターに乗ることができました。この車両は実際のGTレースに使われたもので、現役を退いた後倉庫に置くだけだともったいないということで、普通のシミュレーターと比べより実車に近いものを提供するというコンセプトの元作られた筐体です。このシミュレーターは非常に大人気で、抽選券で選ばれた人だけが乗れるものだったのですが特別に取材という形で体験することができました。

中も全て現役時代の寸法そのまま(なんとエンジンもそのまま)で実装されているため、恵まれた体躯を持つ筆者は車の中に入るだけでも一苦労しました。レーサーがピットインの時にするっと交代するシーンをよく見ていましたが、普通の人はあんなにスムーズに乗り降りできないなと痛いほど実感しました。レーシングシートにしっかり座った後は問題ないのですが……。


あとは実際のレーシングマシンのステアリングを使い『グランツーリスモ7』で鈴鹿サーキットを10分間みっちり走りました。車から見る視界は呆然と見るだけなら広いのですが、実際に走ってみるとかなり視野が狭くなるなと実感しました。とはいえ、特にアーケードでレースゲームを遊んでいる人であればこの点は1周も走ればすぐ慣れることでしょう。ただ、密閉感はかなりあるので、もしもっと長く走ってたらそれはそれで別の辛さを感じるかもしれないなと思いました。この状況で空調もなく、ヘルメットを被って走り続けるレーサーの凄さたるや……。
10分間の試遊を終えて出る時も相当大変でしたがなんとか脱出できて一安心。実際にレーシングマシンのドライバー席に座ること自体稀有な経験だったので、非常に面白い体験ができたというのが感想です。ちなみにSIM-01はフォーミュラーマシンベースだそうなので、いずれそちらも体験してみたいなと思える貴重な機会になりました。
シミュレーションとしてのレースゲーム


最後になりますが、会場全体を見回して感じたのは、ゲームをシミュレーターとして設置している場所がちらほらとあったなという点です。中にはeスポーツの選手と対決するステージイベントがあったり、シミュレーターを遊ぶためのパーツだったり椅子を置いてある場所もあったりと"実車がメインの展示会"にも関わらず、ゲームを前面に押し出している展示も目を引いたのが印象的でした。翻って今のゲームが実車に近い、あるいは同等であると評価されているともいえるでしょう。
もし本記事を見て少しでも興味を持った方がいれば、「オンラインオートサロン」で雰囲気を体験できるので見てみてはいかがでしょうか。最新の車の姿を見て、いつかゲームに参戦することを夢見るのも楽しみ方の1つですからね。















