マインクラフト内でニューヨーク市を実寸大で再現するプロジェクトが5周年を迎え、リーダーのMineFact氏が進捗映像を公開しました。5万棟を超える建築進捗や独自の制作体制が語られたほか、最新マップ「V3」の配布開始も明かされています。
5年で5万棟を再現。約3,700名の有志が力を合わせて築き上げた「実寸大のニューヨーク」
5 Years building NYC 1:1
byu/d3_cent inMinecraftbuilds
2020年のパンデミック下、マインクラフトで地球を実物大で再現する「Build the Earth」の一環として始動した本プロジェクト。公式サイトによると現在同コミュニティ内で最大規模となる3,719名のメンバーを擁しています。5年間の制作を経て、再現された建物は5万棟を突破。ワールドの総面積は700平方キロメートルに達しているとのこと。
本プロジェクトは、2022年6月にリリースされた「Version 2」から、技術的な進化も遂げてきました。高精度なレーザー計測データ(LiDAR)を導入し、当初は平坦だったマップに実在の地形に基づいた正確な高低差が反映されたことで、マンハッタンのスカイラインはより現実の景観に近づいたとしています。
制作チームは、現地住民がワールドにログインした際に「自分の部屋のベランダにある植木鉢が、現実と全く同じ場所にある」と気づくレベルの精度を追求しており、映像内ではそういったリアクションがプロジェクトの原動力となっているとも語っています。
NYC in Minecraft 1:1 Scale
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また、膨大な作業量を支える、誰でも即座に制作へ参加できる段階的な共同制作システムについても言及。参加者はまずブルックリンやクイーンズといった郊外の平屋住宅から担当し、1/1スケールでの再現手法を学びます。習熟度に応じて中層アパート、そして複雑な構造の超高層ビルの建設が解禁される仕組みです。
そして、最終的には「アドバンスド・チーム」と呼ばれる熟練者が道路、街路樹、照明などの細部を補完することで、都市としての完成度を極限まで高める仕組みが採用されているようです。
最新マップ「BTE New York City Version 3」も配布中
また、最新マップ「BTE New York City Version 3」の配布がPatreonにて開始されています。月額10ドル以上の支援をすることで、ダウンロード可能となっており、Java版および統合版の最新バージョンに対応しています。
プロジェクトは現在も進行中であり、チームは今後数年をかけ、セントラルパークや金融街を含むニューヨーク全域の完成を目指すとしています。










