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凡庸プレイヤーは『仁王3』で生き残れるのか?“10回落命するまで”縛りに、のたれ死ぬ末路の予感が走る

凡庸な腕前で、『仁王3』に立ち向かえるのか。10回の命でどこまで挑めたのか、実体験をお届けします。

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凡庸プレイヤーは『仁王3』で生き残れるのか?“10回落命するまで”縛りに、のたれ死ぬ末路の予感が走る
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■それでも減っていく命、そして厳しい「地獄」の道中

などと、ちょっと余裕ぶった態度を見せておりますが、オープンフィールドの探索中も、しっかりと落命しております。山県戦後の初落命は、血刀塚から出てきた屍狂いに食らいました。呼び出さなければ戦うことはない相手なので、身から出た錆です。

また、民家に地下があり、ハシゴで降りた先にいた妖鬼にも撲殺されました。探索のストレスが低めなのは有り難いのですが、油断して警戒心が低めになるという、凡庸らしい弊害がネックです。

そんな落命を含め、計7回倒れたところで、浜松城下にたどり着きました。この先に目標となる「蛇骨婆」が待っているはず。

今回の企画的に残っている命は、あと3つ。3回落命するまでに、「蛇骨婆」を倒せるのか否か。いや、その前に辿りつけるのか。自ら課した制限が、改めて重くのしかかります。

浜松城下は、妖怪の攻撃が強化される「地獄」と呼ばれるフィールド。この説明の通り、一撃がかなり手痛くなっており、通常時の探索気分でいるとあっさり落命しそうな危険地帯です。

構成もステージ的な作りになっており、ある程度の順路が決まっています。しかしルートを見つければ、敵の背後に上手く回れたり、ショートカットを開通させて安全に行き来しやすくなったりと、攻略を楽にするポイントがあるので助かります。

ただし、これまで意識しなかったフィールドギミックが命取りになることも。たまたまガス溜まりにいたら、妖怪が投げつけた引火物で着火し、まさかの爆死を食らいました。そんなギミック聞いてないよ……!

また、このエリアにも巨大な妖怪がおり、行く手を遮るように徘徊していました。慎重に、初手は「暗殺」から入り、なかなかのダメージを与えます……が、体力ゲージを見ると減っているのはごくわずか。これ勝てるのかな、と不安に駆られながら挑みます。

結果、敢え無く感電死。近接攻撃を警戒して距離を取っていたら、まさか雷を落としてくるとは。デカい敵は物理攻撃をするに違いない、と思い込んだのが敗因です。

これで落命は、合計9回。もはや最後の命ですが、落雷に対応できるまで生き延びられるとは思えません。「蛇骨婆」の姿も見ずに果てるのは、さすがに口惜しいところですが、勝てるとも思えず、打つ手なし……。

そこで選んだ手段が、「駆け抜けてやり過ごす」でした。小心者が正面から戦うわけがない! 行き先が塞がれていませんようにと祈りつつ、ダッシュで先に進んだところ、意外とあっさりすり抜けられ、安堵する前にむしろ驚いてしまいました。

見た目は怨念たっぷりという感じなのに、意外とさばさばしているのか……と、見当違いな感想を覚えつつ、危険な地獄を駆け抜けます。

しばらく先に進むと、殺意満点の刀を握っている鬼もいましたが、恐ろし過ぎるのでここも意を決してスルー。今回の狙いも無事成功し、命を残したまま地獄の道のりを進みます。

■残った最後の命、燃やし尽くせるのか?

最後の命を抱えたまま進むと、眼前に大きな門が立ちはだかりました。山県と戦った陣幕を思い出し、この先に何らかの強敵が潜む予感をひしひしと覚えます。

残った命はひとつ。ここで、いよいよ奥の手を出すことに決めました。今まで秘めてきた奥義……そう、他人頼みです! 本作には、「すけびと」と呼ばれる頼もしい助っ人制度があります。他力本願の極みですが、命の残りがない今、なりふり構っていられません。

ちなみに、他のプレイヤーに協力を仰ぐ「まれびと召喚」というシステムもありますが、コミュニケーションにおいても小心者なので、こちらはとても選べません……! 「すけびと」に全てを託し、いざ開門。

予想通りムービーが始まり、そこに現れたのは……今回の目的である「蛇骨婆」でした。しかし、名前は知っていても、その姿を見るのは今回が初めて。名前の通り、半ば骨状の蛇と結びつく威容は恐ろしく、正直まっすぐ帰りたいくらいです。

満足にダメージも与えられずに、蛇から手痛い一撃を早速もらいます。この時点で心が折れかけ、しばらく距離を取って逃げ惑う時間が続きます。

一方「すけびと」は、果敢に攻撃を繰り出し、「蛇骨婆」の体力を確実に削っていました。なんて頼りになる……! 自分の不甲斐なさが申し訳なくなり、恐怖心を押さえつけて攻撃に踏み出しました。

大技返しが決まったこともあり、「蛇骨婆」の体力を3割ほど削りました。この時点で使った仙薬はまだ3つ。余裕はないものの、ペースは悪くありません。

その後も一進一退の攻防が続き、どちらも徐々に体力が低下。「蛇骨婆」は残り1/4ほど、こちらは仙薬の残りが2つ。しかも、ここで大ダメージを食らい、更にもうひとつ消費しました。

更に削り合いが続き、「すけびと」も果敢に戦ってくれましたが、仙薬をすべて使い切り、こちらの残り体力はほんのわずか。「蛇骨婆」も瀕死に近い状態ですが、捨て身で挑んでも押し切れなさそうです。あと一手が欲しい……。

ここで思い出したのが、山県戦で使用した「九十九化身」。あれを使えば、死なずに戦い続けられます。これなら勝てるはず……そう考えて、「九十九化身」の発動を決めました。

……「九十九化身」の操作方法ってどれだっけ? L3+R3押し? それともL2+R2?

山県戦以来ずっと出し惜しみしていたため、操作方法をすっかり失念。そんなガチャ押しタイムを狙われ、最後の命があっけなく散っていきました……。「すけびと」も呆れて去りますとも! ちなみに、「九十九化身」の発動は△+〇でした。

なんとも冴えない結果になりましたが、凡庸な腕前でも、10回程度の落命で「蛇骨婆」の元にたどり着くことはできました。最低限の目標は達成できたので幸いです。

「蛇骨婆」のような強敵相手では、まさしく“死にゲー”らしいプレイ感が味わえますが、特にオープンフィールドのマップ上では、ほどよい程度に抑えられています。戦略次第で戦いやすく立ち回れるのも嬉しい点ですし、餓鬼大将のようにアクションRPG的に戦える妖怪もいるなど、難しいだけのゲームではありませんでした。

『仁王3』が気になっているけど、アクションに自信がなくて悩んでいる人も、一考する価値があると十分思います。不安な人は、現在配信中の体験版を触ってみて、自分に合うか確かめてみてはいかがですか。凡庸な腕前の筆者でもここまで来られたので、怖がらずにまずは触れてみましょう。



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《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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