
Pearl Abyssは、2026年3月20日に発売された『紅の砂漠』の製品版にAI生成の2Dアセットが意図せず混入したとして謝罪しました。開発初期の素材が残存していたことが原因であり、今後はパッチによる差し替えと内部プロセスの強化を行うとしています。
最初の街の邸宅内でAI生成アセットが指摘される
Found this AI Painting.
by
u/Rex_Spy in
CrimsonDesert
海外掲示板Redditなどのユーザー報告によると、該当のアセットは最初の街の南西部に位置する「オークンシールド邸」などで確認されています。邸宅に多数存在する絵画などが、数年前のAI生成ツールによる特徴を備えているといった指摘がユーザー間で挙がっていました。

Pearl Abyssの声明によれば、これらは開発初期のイテレーション(反復作業や工程)において、トーンや雰囲気を確認するために実験的なAI生成ツールを用いて作成された2Dビジュアルプロップの一部であるとのこと。本来は製品版リリース前にアートチームが制作した素材へ差し替えられる予定でしたが、一部が誤って残存していたとしています。
透明性の欠如を謝罪し、修正パッチの対応を順次実施
同社は、AIの使用について事前に明確な開示を行わなかった透明性の欠如を認め、公式に謝罪しました。開発初期に限定してAIツールを使用し、リリース前には差し替える前提であったとしつつも、「透明性の欠如の言い訳にはならない」と述べています。
現在は全ゲーム内アセットの包括的な監査を実施しており、影響を受けたコンテンツについては今後のパッチを通じて、人間が制作した素材への差し替えを順次行う方針です。
Pearl Abyssは今回の事態を重く受け止め、内部プロセスの強化を図るとしています。なお『Clair Obscur: Expedition 33』でも、開発中の仮置き素材としてのAI利用が製品版に残存する事例が報告されていました。
『紅の砂漠』は、PS5/Xbox Series X|SおよびWindows/Mac(Steam)、Windows(Epic Gamesストア、Microsoft Store)、Mac(App Store)向けに販売中です。










