
期待のダンジョンクローラーが日本一ソフトウェアから2026年3月26日に発売されました。それがニンテンドースイッチ/PS5/PS4向けRPG『カースウォリアー』です。
呪いに満ちた地下迷宮“エクリプス”を探索・攻略していく本作。配信中の体験版では、製品版と同様の内容を2つ目のダンジョンまで一切の制限なく遊べます。ただし、セーブデータの引き継ぎはなく、製品版に持ち込むことができるのは「どうすれば死ぬのか」「何をすると失うのか」、そして「どうすれば、生き残れるのか」その知識だけ。
今回の記事では体験版をプレイし、ハードなゲーム性の一端に触れてみたのでご紹介します。


ゲームの舞台は「グレースの地」。その豊かな海に面した交通の要所「エコーズの街」に現れ、モンスターが湧き出す地下迷宮「エクリプス」を攻略していく冒険者となるのが、このゲームのプロローグです。
タイトルに「カース」とあるように、本作の最大の特徴が「呪い」です。
呪いはダンジョンに長時間留まったり、敵からの攻撃を受けると「呪いゲージ」が溜まっていき、ゲージが100を超えると呪いを受け、300を超えると死亡してキャラクターがロストします。強敵が相手のときは、攻撃を受けるといきなり呪いにかかってしまうこともあります。

ただ、この呪いというのはデメリットだけではありません。プレイヤーのパラメータを上昇させたり、攻撃を受け流すスキルだったりと、メリットのある呪いも。呪いを持っていると、ターン開始時や攻撃時など、確率で持っている呪いが発動します。
それぞれのキャラクターに必要な呪いは残して、不要な呪いは解呪施設『レインボウ・アイズ』で解除して、キャラクターの個性を伸ばしていくというのが基本的な呪いとの付き合い方です。受けている呪いは、新たな呪いを受けると押し出されて消えてしまうため、数を調整していくのもポイント。

ダンジョンに潜るには冒険者を雇う必要があります。酒場『ウルフムーン亭』で冒険者を雇うことができるますが、どのようなパラメータの人物がくるかは運次第。お目当てのキャラクターが雇えることを祈りましょう。ただ、雇用にお金はかからないので、納得のいくまで雇用と解雇を繰り返せます。

冒険者にはパーティへの配置に適正があり、「前衛」を得意とするキャラクターと「後衛」を得意とするキャラクターの2種類に分けられます。
前衛は攻撃型のファイターとバーバリアン、バランス型のクレリックとパラディン。後衛は攻撃型のソーサラーとウィザード、状態異常付与型のレンジャーとアーチャーがいます。合計8種類の冒険者をバランス良く配置して、4人でパーティを編成します。
ロールによって持っているスキルが違い、さらに同じロールでもスキルが違うため、冒険者を選ぶときは持っているスキルに一番注意したいところです。

あとはクエストを選択してダンジョンに潜るわけですが、クエストにはいくつか種類があります。指定された物品を探して持ち帰るもの、特定のオブジェクトを破壊するもの、それに目的の魔物を討伐するものとマップを100パーセント踏破するものなどが確認されました。体験版のため、製品版ではまた違うクエストが出現するのかもしれません。
クエストを選択したら、ダンジョンに持ち込むアイテムを購入します。万全の準備をして進めましょう。


以上が基本的なプレイサイクルで、クエスト受諾→ダンジョンに潜る→目的を達成→街に戻る……という流れになります。
無事に街に戻れればアイテムやお金、キャラクターの経験値とダンジョンの探検ポイントが溜まっていきます。ただし、全滅してしまうと装備していたアイテム含めてすべてが消失するというハード仕様。途中離脱して帰還した場合は、クリア報酬はもらえないものの、そこまでに拾った戦利品や経験値の一部を持ち帰れるので、無理せず戻るのもときには必要な手段になりそうです。

また、街では冒険に必要な準備ができるので、戻ったら準備を進めていきましょう。
まずは冒険者の装備です。クエストの報酬や敵からのドロップなどで、装備品が手に入ることがあります。装備品はパラメータを上げるものから、状態異常付与の確率を上げるものまで様々です。冒険者のパワーアップに活用しましょう。

さらに、街の機能を育成することもできます。冒険者のパラメータを底上げしたり、酒場の機能を拡張したりと、冒険が楽になっていくのが有り難いです。

個人的にダンジョンクロールらしくて面白いと思ったのが、キャラクターロストの概念。このゲームではキャラクターが呪いや敵の攻撃で倒れたとき、復活させる手段が一切ありません。一瞬でも気を抜くと、いままで育ててきた冒険者は二度と帰らぬ人となってしまいます。この概念が毎回のプレイに緊張感を与えて、単調にならないようにしてくれています。
また、だからこそキャラクター育成が面白いものになっています。装備、武器の強化、呪いをバランス良く持たせて自分が理想とするキャラクターを育成していくのですが、いつも「ロストしませんように」と祈るばかり。
しかし、だからこそ「呪いゲージをぎりぎりまで貯めて、呪いを増やして育成したい」という考えが頭をもたげます。これがこのゲームにとって最大のジレンマで、この要素があるからこそ面白いと感じました。
筆者は、クエストのボスキャラクターが予想以上に強くて全滅したり、呪いゲージの管理を間違えて死亡させてしまったりと、一瞬の気の緩みで冒険者を何度も死亡させてしまいました……。
以上、話題の新作RPG『カースウォリアー』の体験版プレイレポをお届けしました。
シンプルなダンジョンクロールながら、呪いという概念の存在がこのタイトルの面白さをしっかりと引き立てています。ダンジョンクロールが好きな人にはもちろん、少し手応えのあるRPGが遊びたい人や、独特の呪いシステムに興味を持った人には是非プレイして欲しいタイトルです。
もしこの記事を読んで興味を持ってもらえたら、筆者としても非常に嬉しく思います。
それでは、良いゲームライフをお楽しみください。













