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完全変形で3形態を再現!決定版のトイ「ダイナミックチェンジR ゲッターロボ」がオーパーツだと思う3つの理由【チェンジゲッター・ワン!】

今後、ここまで満足度の高い完全変形トイは出てくるのでしょうか?

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完全変形で3形態を再現!決定版のトイ「ダイナミックチェンジR ゲッターロボ」がオーパーツだと思う3つの理由【チェンジゲッター・ワン!】
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FREEingがリリースする「ダイナミックチェンジ」シリーズは、あのゲッターロボを完全変形トイとしてリリースする、ファンならば絶対に見逃せないシリーズです。

初代ゲッターロボは、イーグル号、ジャガー号、ベアー号の3機のゲットマシンが合体して1機のロボットになるスーパーロボットアニメ。合体する順番で、ゲッター1、ゲッター2、ゲッター3の3形態のスーパーロボットになります。

しかし合体変形ギミックありの玩具販促番組として企画されたわけではないので、そのシステムはほぼファンタジーと言ってさしつかえないほどのご都合主義。手足がニョキッと生えたり、まるでモーフィング映像のように姿を変容させたりするなど、質量保存の法則を越えた合体変形システムになっており、その解釈は今なお受け手に委ねています。

1998年にリリースしたOVAシリーズ「真ゲッターロボ 世界最後の日」でも、空中元素固定装置でも使用したかのように空中に装甲や部品が出現するファンタジーな描写となっていました。

そんなゲッターロボの“無理難題”をマルッと解決し、3体合体の変形機構を見事に再現した“奇跡のトイ”とも言うべきアイテムが2026年12月に再販されます。その名は「ダイナミックチェンジR ゲッターロボ」! ちなみに予約締め切り日は8月26日です。

そこで本稿では、2017年にリリースされた個人所有の初版をもとに「ここが凄いぞ!完全変形ゲッターロボ」をお届け。 オーパーツでは!?と思うほど「凄い!」と感じたポイントを紹介したいと思います。

3機のゲットマシン。
丸囲みした部分がゲットマシン用の固定ジョイント。このジョイントのおかげでマシン形態がバラけず安定します。

◆ロック機構がすばらしい!

完全変形とは、パーツの交換や余剰パーツのない、本体のみで変形が完結する変形機構のことを指します。完全変形に至らないパターンでもっとも多いのは、たとえば手首を外して変形させるというもの。手首をつけたまま変形させるとなると、拳が入るスペースを前腕部に確保しつつ、どんでん返しのような機構やパネルの展開など複雑な構造にせざるを得ず、コスト削減などで「ならば手首は外してしまおう」となりがちです。

しかもゲッターロボはどのパーツをどこに収めるのか、合体時にどのパーツをどこに逃がすかなど、公式の設定がなくゼロから解釈を重ねなければなりません。そのためハードルの高い開発作業はおのずと避けられ、3形態を再現するタイプの完全変形ゲッターロボはなくて当然の存在でした。

しかしその無理難題を、ある日突然、ひとつのメーカーがクリアすることになります。そのメーカーとは、ガレージキットを手がけるスタジオハーフアイ。1999年にガレージキットとして「完全変形ゲッターロボ」をリリースしてファンを驚かせました。価格は5万円。彩色済み完成品で通信販売での取り扱いです。

見た目は完璧。ただし変形手順が複雑なことに加え、各可動ポイントがすべてビス止めだったことから、可動させるごとに関節が緩むというデメリットがあり扱い辛いものになりました。それでもリニューアル版を含む仕様変更バージョンが度々販売されるほどの人気商品となったのです。

あの時の衝撃をまだ覚えている人も多いのでは? 実は筆者も実際に購入して、その想像以上のクオリティに驚かされました。

このたび再販されるFREEingの「ダイナミックチェンジR ゲッターロボ」はそれ以来の立体物であり、商業ベースとしては初の完全変形モデルとなります。もちろんそれ以降も新規で立体化されたものはなく、現時点において唯一の存在です。

ちなみにデフォルメバージョンであれば、同社から「ダイナミックチェンジ ゲッターロボ」「ダイナミックチェンジ ゲッターロボG」「ダイナミックチェンジ 真ゲッターロボ」「ダイナミックチェンジ 新ゲッターロボ」もリリースされましたが、リアル頭身では本アイテムの「ダイナミックチェンジR ゲッターロボ」一体のみ。デフォルメ版の「ダイナミックチェンジ ゲッターロボ」で培ったノウハウを発展させたこともあり、まさに決定版とも言うべき完成度でした。

ゲッター1の全身図。
ゲッター2の全身図。
ゲッター3の全身図。

実際に触れてみると、思った以上に変形手順が簡略化されていて目を見張ります。「これが手首になるのか!」「パーツがコンパクトに折りたたまれていて凄い!」と驚きの連続に。扱いに困るほど細かなパーツはありませんし、変形機構の解釈にはずっと唸らされていました。

本アイテムがオーパーツだと思う3つの理由のうち、その「洗練された変形機構」がまさに第1の理由。もちろん一般的な水準から考えると変形難易度は高いでしょう。また抽象的なパーツも少なくはなく、どこにどのパーツを移動させるか悩む場面も出てきます。3機分のスーパーロボットに変形させるのだから無理もありません。それでも手放せないのは、夢にまで見た3形態再現の、その解釈の凄さに圧倒されるからです。

そして理由の2番目は「自立する」です。

変形機構を備えたアイテムは、変形を成立させるために重心を考慮していなかったり、接地性が悪かったりで、自立できないものも当然のように存在します。

しかし本アイテムは、ちゃんと自立する驚異の設計に! もちろん足が細くバックパックも大きなゲッター2も例外ではありません。ただし微妙なバランスなのは確かですから、確実性を求めるならフィギュアスタンドを使用すると安心します。

オーパーツだと思う3番目の理由は「安心のロック機構」です。

可変トイでもっとも重要なのはロック機構で、パーツがズレたり簡単に外れたりしないよう、各部ジョイントでロックしてくれると扱いやすさがグンと増します。本アイテムは随所にロック機構が備わっており、ゲッターロボ形態でもゲットマシン形態でも、両方で形状をしっかり保持してくれます。

とくにゲッターロボ合体時のジョイントは本アイテムの生命線。複数のジョイントが機能するため、そう簡単にバラバラにはなりません。

もちろん扱いに気を遣うポイントはあります。

たとえばゲッター1への合体ですが、イーグル号とジャガー号をつなぐ背面ピンが硬く、あまり深く押し込んでしまうと外れなくなります。またゲッター2では胸パーツのジョイントの効きが弱く、外れないポイントを探すのに若干の神経を使います。またゲッター3の頭部パーツは、背中側に接続されたアームを伸ばして位置合わせをしなければならず、アームの長さが足りずにジョイントまで届かないという事態も発生しました。

そのあたりは慣れが必要な部分ではありますが、それを考慮しても「よくここまでまとめたな!」と思える完成度となっており、ただただ驚かされます。

ゲッター1の下半身。ベアー号のフェイスパーツのジョイントとダイキャストパーツのジョイントが、ジャガー号をしっかりとホールドしています。なおダイキャストパーツは固めにロックされるので、外す際は慎重に!
イーグル号の肩側のピンを、ジャガー号に差し込むことで固定。ただしかなり固く保持するので、半分ほどで止めておくと後でオープンゲットしやすいです。

子供向けオモチャと違って扱いがデリケートな部分はありつつも、やはり現状において最高の完全変形ゲッターロボだと言える本アイテム。

なおメンテナンスでは画材の「パーマネント マット バーニッシュ」があると便利でしょう。もとが画材なので正しい用途ではありませんが、白濁のサラサラとした液体を一滴たらし、可動させながら浸透させた後、2日ほど放置すると関節の緩みが改善されます。(必ずしも改善を保証するものではありません)。

「パーマネント マット バーニッシュ」はアクリル画を紫外線から保護する画材となっており、硬化すると透明なアクリル膜となるもの。それが関節部に流れ込んで硬化することで摩擦力を復活させるわけです。

いずれにしてもFREEingの「ダイナミックチェンジR ゲッターロボ」は最高としか言いようがなく、もし魔法のようなゲッターロボの変形プロセスを楽しみたいなら、後悔しないよう忘れず予約することをオススメします。

ゲッター2合体時は、ベアー号のバックパック(ゲッター1では足になる部分)と黄色いパーツを、ジャガー号の胸部裏側などでロックします。
ゲッター2の下半身の各部ジョイントがこちら。身体の表面と裏面で、はさみこむようにつなぐイメージです。
ゲッター3合体時のジョイント各部。イーグル号とジャガー号は背面に加え、前面にもひとつジョイントがあります。ベアー号とイーグル号は、ゲッター1で言うところの大腿部のみのロックとなりますが、しっかりと保持してくれるので外れることはありません。
ゲッター3のヘッドパーツはこのような構造。ゲットマシン同士を固定すると言うよりは、ゲッター3のヘッドパーツを安定させるためのものです。

<商品情報>

■商品名 :ダイナミックチェンジR ゲッターロボ

■メーカー:FREEing

■発売日 :2026年12月

■予約締切:2026年8月26日

■価格  :3万6300円(税込)

■商品仕様:プラスチック製塗装済み完成品(一部ダイキャスト)

■サイズ :全長約80mm~95mm(ゲットマシン時)

ゲッター1 約195mm、ゲッター2 約182mm、ゲッター3 約105mm

直立は安定しますが、足を可動させようとすると自重に負けることも。それでもこのくらいはポージングできます。
ゲッター2は股関節が前後に曲がらないため、あまり大胆には動かせません。
タンクということもあってもっとも安定するゲッター3。ゲッター1の足首をハンドパーツに見立てているため、迫力ある絵面になります。
《気賀沢昌志》
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