※本記事は『AKIBA LOST』体験版のプレイ内容を元に執筆しています。一部ネタバレを含みますので閲覧の際はご注意ください。
日本のサブカルチャーの聖地・秋葉原を舞台に、過去の「神隠し」の謎を追う本格実写サスペンスアドベンチャーゲーム、『AKIBA LOST』。
日本テレビとの共同制作による圧倒的な映像クオリティと豪華キャスト陣で話題を呼ぶ本作ですが、配信されたばかりの体験版を早速プレイ!複数の視点が複雑に絡み合うタイムラインと、先の読めないサスペンスの魅力を熱気あふれるプレイレポートでお届けします。
◆ストーリー
13年前、秋葉原で6人の少女が姿を消した未解決事件……通称「アキバの神隠し」。年に一度のゲームエキスポで、その事件を題材にした新作ゲーム『AKIBA LOST』を発表したのは、かつて天才クリエイターと呼ばれた新城大輝だった。しかし、その発表を機に、再び不可解な事件が起こり始める……。


ゲームの出演者として集められたのは、メイド、地下アイドル、グルメライター、巫女、コスプレイヤー、ゲーム配信者という、秋葉原のカルチャーを象徴する6人の女性たち。


本作では、主人公・新城大輝と彼女たち計7名の視点が交差し、虚構と現実の境界を揺るがす壮大な謎が紐解かれていきます。
◆登場人物
本作を彩る主要な登場人物たち。プレイヤーは彼ら一人ひとりの視点を切り替えながら、同じ時間帯に起きる出来事を追体験していくことになります。



・新城大輝:インディーゲーム会社「シロサワゲームズ」代表。かつて伝説と呼ばれたクリエイターだが、妹・瑠璃を「神隠し」で失った深い傷を抱える。重い病で余命宣告を受け、焦燥感に駆られながら予告なしに『AKIBA LOST』の開発を発表する。


・新城葵:メイドカフェ「Classy Princess」で働く大輝のもう一人の妹。疎遠だった大輝から出演を打診され、当初は反発するも、兄の覚悟を知り出演を決意する。


・長門ここね:地下アイドルグループ「ベイビーマカロン」のメンバー。仕事に対してハングリー精神旺盛な野心家。


・黒須萌:食への探究心が人一倍強く、徹夜で食レポを執筆する熱血グルメライター。また、車にも強いこだわりを持つ。


・神保千尋:物静かで穏やかな巫女。実は大のアニメ・ゲーム好きという一面を持つ。


・遊佐若菜:「マジカル小学生リリカ」というアニメ作品に憧れて業界に飛び込んだコスプレイヤー。英語堪能な帰国子女で、秋葉原ツアーのガイドもこなす。


・倉橋佑季美:人気ゲーム配信者であり、シロサワゲームズのデザイナー。感情が高ぶると方言の訛りが出てしまうのが悩み。
◆ゲーム本編:交差する運命
体験版で描かれるのは、7日間にわたる大事件の幕開けとなる「1日目の午前」です。大輝と出演者たちの顔合わせの後、台本の本読みを行うため、出演者全員を時間通りにスタジオへ到着させることが最初のミッションとなります。

基本的な流れとしては、大輝以外のキャラクターの物語を進めると大輝の物語に戻り、話が先に進むようになります。まずは、ここねの物語を読み進めていきましょう。


途中、偶然出会ったファンへ手厚いサービスをしつつも、順調にスタジオへと向かうここね。しかし、道中で何やら慌てている外国人と遭遇してしまいます。対応に追われるうちに時間が過ぎ、集合時間に間に合わず……目的未達でまさかのゲームオーバーに!




しかし、ここで落胆する必要はありません。直後に解放されるコスプレイヤー・若菜の視点に切り替えると、観光客を案内していた最中に遭遇するのは、まさにここねを足止めしていたあの外国人。


英語が堪能な若菜が彼を道案内してあげることで、ここねのタイムラインから障害が消滅し、無事にスタジオへ辿り着けるようになりました。


これぞ名作ADVを彷彿とさせる極上の「ザッピング(運命の連鎖)」。同様に萌や千尋たちを導き、全員が揃ったかに見えたその瞬間——大輝の妹である葵だけが姿を現しません。
彼女の視点を開くと、そこには何者かに拉致され、冷たい床に拘束されている絶望的な光景が。



慌てて葵の部屋へ駆けつけた大輝の前に残されていたのは、飲みかけの紅茶。それは皮肉にも、『AKIBA LOST』のプロットと全く同じ状況でした。

そして鳴り響く、発信元不明の着信——。
「ゲームの開発を中止しろ」


背筋を凍らせる警告の言葉と共に、体験版は最高のクリフハンガーで幕を閉じます。
日常の街角で誰かが選んだ何気ない行動が、別の誰かの命運を大きく狂わせ、やがて巨大な事件の渦へと飲み込まれていく——。
今回プレイした『AKIBA LOST』体験版は、実写映像ならではの迫真の演技と、タイムラインがカチリと噛み合うザッピングADVの快感が見事に融合した、まさに予想を裏切らないオリティでした。
なぜ大輝の書いた筋書き通りに事件が起きるのか?葵を連れ去った犯人の目的とは?そして13年前の「アキバの神隠し」の真相とは……?
製品版で待ち受けるであろう怒涛のサスペンスに、期待が止まりません。ADVファンなら、まずはこの鳥肌モノの体験版をぜひプレイしてみてください。
それでは、謎に満ちた最高のゲームライフをお楽しみください。














