Softkinetic社は3次元ジェスチャー認識「Full Body Avatar Control system」の新バージョンをサンフランシスコのGamesBeat 2009にて公開しました。 これは主要メーカーの3Dカメラ上で使用可能な3次元ジェスチャー認識で、3Dカメラで撮影したプレイヤーの動作を認識、ゲーム上のアバターが同じように動くというもの。Softkinetic社はゲーム、マルチメディアシステム、フィットネス、バーチャルトレーニングに使用可能であるとしています。
「Full Body Avatar Control system」はよりダイレクトな動きの表現が可能となるようです。オンラインゲームや仮想世界ではキャラクターが手を振ったりうなずいたりする「エモーション」がコミュニケーションの重要な要素となっています。予め用意された動作をするというものですが、3Dカメラを併用することでプレイヤーの動き+感情がより反映されるようになります。単にうなずくにしても、ゆっくりうなずくのと力強くうなずくのと何度もうなずくのではそれぞれに意味合いが異なってきます。ジェスチャーは雄弁なのです。人と違ったことをしたいというオリジナリティはオンラインコンテンツをヒットに導くキーワードでもあり、より高次のオリジナリティを実現する技術だけに注目が集まりそうです。