人生にゲームをプラスするメディア

2008年のトップ30ゲームブランド、そこから見える売れ筋の違い

Wedbush Morgan証券は2008年のトップ30ブランドを発表しています。

ゲームビジネス その他
Wedbush Morgan証券は2008年のトップ30ブランドを発表しています。
2008年の収益でゲームブランドを格付けした結果で、トップは『ギターヒーロー』です。日本のゲーマーにも興味深い結果となっていますので紹介します。

■2008年米国のトップ30ブランド(Wedbush Morgan証券調べ、joystiq掲載)
1.Guitar Hero (Activision Blizzard) $ 992 million:約950億円
2.Mario Brothers (任天堂) $ 761 million:約729億円
3.Rock Band (Electronic Arts) $ 662 million:約634億円
4.Call Of Duty (Activision Blizzard) $ 446 million:約427億円
5.Wii Fit (任天堂) $ 407 million:約390億円
6.Grand Theft Auto (Take-Two Interactive) $ 361 million:約346億円
7.Madden Football (Electronic Arts) $ 312 million:約299億円
8.Wii Play (任天堂) $ 261 million:約250億円
9.LEGO (LucasArts) $ 224 million:約215億円
10.Star Wars (LucasArts) $ 180 million:約172億円
11.Sonic (セガ) $ 163 million:約156億円
12.Gears Of War (マイクロソフト) $ 146 million:約140億円
13.The Sims (Electronic Arts) $ 143 million:約137億円
14.Tom Clancy (Ubisoft) $ 130 million:約125億円
15.Pokemon (任天堂) $ 119 million:約114億円
16.Need For Speed (Electronic Arts) $ 106 million:約102億円
17.Warcraft (Activision Blizzard) $ 104 million:約100億円
18.WWE (THQ) $ 103 million:約99億円
19.Fallout (ベセスダ・ソフトワークス) $ 100 million:約96億円
20.NCAA Football (Electronic Arts) $ 94 million:約90億円
21.Tiger Woods (Electronic Arts) $ 89 million:約85億円
22.FIFA (Electronic Arts) $ 79 million:約76億円
23.Imagine (Ubisoft) $ 78 million:約75億円
24.Final Fantasy (スクウェア・エニックス) $ 78 million:約75億円
25.Dance Dance Revolution (コナミ) $ 78 million:約75億円
26.Metal Gear Solid (コナミ) $ 77 million:約74億円
27.Fable (マイクロソフト) $ 77 million:約74億円
28.NBA Live (Electronic Arts) $ 71 million:約68億円
29.Mortal Kombat (Midway Games) $ 70 million:約67億円
30.Petz (Ubisoft) $ 70 million:約67億円

印象的なものを見ていきましょう。
特に上位陣を見ると、日本と米国の売れ筋の違いが伺えるのではないでしょうか。
トップは『ギターヒーロー』で約950億円。『マリオ』シリーズを凌ぐ結果は日本のゲーマーからすると少し意外なのではないでしょうか。

任天堂関連は2位に『マリオ』、5位に『Wii Fit』、8位に『はじめてのWii』、15位に『ポケモン』の4ブランド。『Wii Fit』『はじめてのWii』は“ブランド”の集計ながらもそれぞれ単独タイトルで上位にランキングされており、その強さが分かります。

日本メーカーは11位にセガの『ソニック』、24位にスクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジー』、25〜26位にコナミの『Dance Dance Revolution』と『メタルギアソリッド』。ベスト30中8ブランドが日本メーカーとなっており、単独で4ブランドの任天堂は日本メーカー中でもトップの成績と言うことになります。
《水口真》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 任天堂が65歳定年制を導入

    任天堂が65歳定年制を導入

  2. ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)

    ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)

  3. 国際学生バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)決勝大会の出展作品を徹底リポート

    国際学生バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)決勝大会の出展作品を徹底リポート

  4. 「パワプロ」生みの親、大阪電通大教授・長江勝也さん死去

  5. 閉店になった洋ゲー専門店「ゲームハリウッド」、海外ゲームソフトは「未来百貨」で販売継続

  6. 『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)

  7. ミドルウェア開発からゲーム制作まで~シリコンスタジオにPS3『3Dドットゲームヒーローズ』について聞く

  8. ポケモンが現実世界と仮想世界を繋いでいく、20年目の挑戦・・・株式会社ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏インタビュー

  9. 任天堂経営方針説明会、要点チェック(8/8 17:00 update)

  10. 株式会社サクセスを名乗る架空請求にご注意

アクセスランキングをもっと見る